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2025.02.20
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カテゴリ:子育て
今回は「国語ができない子の特徴」というテーマでお話しします。
これまで学習塾で100組以上のご家庭・生徒を見てきた中で、国語ができない子には典型的なパターンがあることに気づきました。​

そこで、その特徴についてお話ししていきます。

よく言われるのが「語彙力がない」「本を読んでこなかった」などですが、これは一理あるものの、例外も普通にあります。語彙力が豊富でも国語が苦手な子はいますし、たくさん本を読んできてもできない子もいるんです。

もちろん、読書習慣があるに越したことはないし、言葉を知っていることもプラスですが、国語ができない根本の問題はそこではありません。

では、何が問題なのか。それは「マインドセット」です。 具体的に言うと、「頑固」「柔軟性がない」「主観が強い」この3つが揃うと、国語ができなくなる傾向があるのです。​

これは、かつての私自身にも当てはまります。私は昔、頑固で柔軟性がなく、主観が強かったため、国語が全くできませんでした。

今になって振り返ると、できなくて当然だったなと思います。

そして、塾の先生として生徒を見てきた中でも、この3つの要素を持っている子は、国語が伸びにくいと感じています。

​国語の授業を受け続けても、なかなか成績が上がらない。先生は熱心に指導し、生徒も頑張っているのに成果が出ない。これは、この「マインドセット」の部分が解決されていないからです。

例えば、「頑固さ」がどのように国語の学習に悪影響を及ぼすかを考えてみましょう。

​国語の評論文や論説文では、さまざまな著者の考えに触れます。文章を正しく理解する上で最も大切なのは、「受け入れること」です。

自分の意見は関係なく、「この著者は何を言いたいのか?」を理解することが重要です。

​しかし、頑固な子はそれができません。そこで「主観」が出てしまい、「私はこう思う」と考えてしまうのです。

けれども、問題は「あなたがどう思うか」ではなく、「著者が何を言いたいのか」です。主観が強い子は、この部分をうまく捉えられず、本文の要点を見失ってしまいます。

また、小説問題でも同じことが言えます。

​小説の読解では、登場人物の心情を理解することが求められます。人間の本質的な感情や行動パターンに基づき、「こういう状況では、人はこういう気持ちになり、こういう行動をとる」という流れを掴むのが重要です。

​しかし、主観が強いと、「自分はこう思うから、この登場人物もこう考えているはずだ」と思い込んでしまい、適切に読解できません。要するに、「自分の考え」に縛られてしまうのです。

​一方、国語ができる子はどうでしょうか?

​彼ら彼女らには、以下の特徴があります。

​・柔軟性が高い
・いろんな考えを受け入れられる
・主観が弱い(自分の考えに固執しない)
・相手目線で考えられる

こうした子は、たとえ本をあまり読んでいなくても、語彙力がそれほど豊富でなくても、国語の点数を安定して取れるのです。

​ですから、国語力を上げたいのであれば、単に教材をやる、授業を受けるだけではなく、「頑固さをなくす」「素直にいろんな考えを受け入れる」ことが大切です。

​また、「主観を抑える」ことも重要です。 「自分はこう思う」ではなく、「この著者は何を言いたいのか?」「この登場人物はどう感じているのか?」と視点を変えることが、読解力を高めるポイントになります。

​さらに、自分の考えに縛られないことも大切です。

​ここでポイントとなるのが、「アイデンティティ」と「考え」を切り離すこと。

​「自分の考えを受け入れなかったら、自分の存在を否定されたように感じる」という思い込みをなくすことが、国語力向上の鍵になります。

最後に、考えてほしいことがあります。

​「なぜ、そこまで自分の考えに縛られてしまうのか?」
「なぜ、他の考えを受け入れられないのか?」

​これを自問自答してみてください。

​まとめると、国語ができない子の特徴は、 ・頑固 ・柔軟性がない ・主観が強い

​国語力を高めるには、これらを改善することが大切です。

​具体的にどう改善していくかについては、また別の機会にお話ししたいと思います。

​私自身も、どうすれば柔軟性を高め、主観を抑え、素直さを獲得できるのかを探求中です。その結果をまたアウトプットできればと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 それでは、良い一日をお過ごしください!

この記事を読んでくださった方へ
私のことをもっと知っていただけたら嬉しいです。
noteで詳しいプロフィールを公開しているので、覗いていただけると嬉しいです。
これからも皆様のお役に立てる情報を発信していきたいと思います。

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最終更新日  2025.02.20 10:27:01
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