他人に期待しない方が幸せになれる?
こんにちは。今回は少し変わった視点から、人間関係の悩みを解消する方法についてお話しします。結論から言うと、他人に期待しないことをおすすめします。えっ?と思った方もいるかもしれません。でも、これが意外と効果的なんです。なぜ全ての悩みは人間関係の悩み?アドラーは「全ての悩みは対人関係の悩みである」と言いました。一見、人と関係ない悩みもあるように思えますよね。例えば…- 昇級したい- キャリアアップしたいでも、よく考えてみてください。昇級したいと思うのは、自分より年収が高い人がいるから。キャリアアップしたいのも、周りと比較して「もっとスキルが求められる仕事がしたい」と思うから。つまり、根底には必ず「人」が関わっているんです。私の人間関係の悩みが減った理由実は、私自身、3〜4年前と比べて人間関係の悩みがグッと減りました。その大きな理由の一つが、他人に期待することを頑張ってやめたことなんです。完全に期待しないのは無理です。でも、極力期待しないように心がけています。冷たく聞こえるかもしれませんが、意外とうまくいくんですよ。具体例:上司が冷たい場合例えば、上司が冷たくて厳しい。これが悩みだとしましょう。この悩みの根底には、「上司はもっと温かく接してほしい」「優しくしてほしい」という期待がありますよね。その期待が満たされないから悩むわけです。ここで、期待をしないようにすると…「まあ、そういうもんか」と割り切れるようになるんです。親子関係でも同じことこれは職場だけでなく、親子関係にも当てはまります。例えば、子供が勉強しない、成績が下がる、口を聞いてくれない…。親としては悩みますよね。でも、これも親の期待が満たされないから悩むんです。「もっと勉強してほしい」「成績を上げてほしい」「話をしてほしい」…こういう期待があるから悩むんです。ここで、「まあ、そんなもんか」と受け入れられれば、悩みは減るんです。「でも、親が期待しないで誰が期待するの?」そう思う方もいるでしょう。確かにその通りです。親だからこそ子供に期待するし、だから熱心に関わるんですよね。でも、私が学習塾で見てきた多くの家庭では、**期待しすぎ**なんです。それが子供の重圧になっている。「もっと勉強しろ」「いい大学に行け」…こういう期待が子供にのしかかっている。だから高い塾代も払うわけです。期待は確かに活力になりますが、同時に重荷にもなるんです。注意:期待しない≠愛していないここで誤解しないでほしいのは、他人に期待しないことは愛していないことではありません。私の考えでは、愛とは存在そのものを受け入れること。愛おしく思う感情です。一方、期待は行動や結果に対するものです。だから、子供に期待しないことが、愛していないことにはならないんです。まとめ人間関係をうまくやっていくコツの一つは、他人に期待しないこと。特に親子関係や職場の人間関係では、この考え方が効果的だと思います。みなさんも、ちょっと試してみませんか?案外、悩みが減るかもしれません。最後までお読みいただき、ありがとうございました。良い一日を!