会社経営者の保坂学です。保坂兄弟はコロナ禍で急速に拡大したキャンプブームを株式会社PLUSで調査しました。その中で、キャンプ用品のトップブランド、スノーピークが一風変わった新商品を発表しました。果たしてこれは業界の勢いを取り戻すきっかけとなるのでしょうか?

スノーピークの新製品、その価格に驚きと期待
2024年、スノーピークはなんと148万5000円のテントを発表。その名も「リゲル Pro. ストーブプラス」。薪ストーブを中心に据え、冬でも焚火を楽しめる完全二重構造シェルターとのこと。これにより、キャンプの新しい魅力が広がることでしょう。
スノーピークの決算と挑戦
一方で、スノーピークは2023年12月期第3四半期において売上高が前年比14.8%減少、営業利益は77.2%減少と厳しい数字を記録しました。しかし、山井太社長は新製品に対する期待を示し、「我々が最も強くできることは、画期的な、強い新製品を販売すること」と語りました。
スノーピークの舵取り
山井社長は前社長の多角化路線からの撤退を決断し、「キャンプギアへの回帰」を掲げました。これが的中し、新商品の質向上に成功したとされています。山井社長は「今後、中長期的に、スノーピークの開発力は、従来よりも倍増していくと考えている」と自信をのぞかせています。
キャンプブームの終焉とスノーピークの展望
SNS上では「キャンプブームの終わり」がささやかれていますが、山井氏はその影響を否定。「コロナ禍で始めたお客様は、年間の購買金額が低い」としつつも、「新規ユーザーが月間1万人増加し、巡航速度に戻っている」とも述べています。
スノーピークは挑戦し続けます。148万円の超高級テントが示す未来は明るいのか?コロナ後のキャンプ市場で、スノーピークはどれだけの支持を受けることができるのでしょうか。今後の展開に期待が高まります。
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