保坂学のブログ　弟の耕司と保坂兄弟やったるぞ！

こんにちは
株式会社PLUSの保坂学です。


「男には自分の世界がある。」というタイトルで分かったあなたは、ルパン三世の世代かファンの方ですね！

オープニングテーマの歌詞にある「男には自分の世界がある 例えるなら空をかける一筋の流れ星」と言うリリックは、ルパンではなく、次元大介と言う男の代名詞の言葉だと思っています。

ルパン三世　最後の次元大介　声優は小林清志さん
https://youtu.be/xL_VZJ2u-E8


男は皆、次元大介と言う生き様や格好良さに、強烈に惹かれたことがあると思います。

僕が初めてルパン三世を知ったのは、小学校の中高学年くらいに見たテレビアニメでした。

次元大介は、いつもルパンの隣にいる相棒で、ルパンの窮地に必ず現れ、マグナムを撃てば百発百中で敵を倒し、彼は不器用な人柄で、一人BARでJAZZを聞き、ウイスキーグラスを転がしていました。

幼少の頃、ピストルに憧れ、エアーガンなどで遊んでた自分には、テレビに映る次元の姿は、ヒーローに近い眼差しでした。

子供は単純だね、なんて思ってましたが、大人になって、自分がウイスキーやスコッチを片手にバカラを転がしていて、今も男子は子供の頃から、あまり変わってないのかもと思いました。

大人になりルパン三世に触れると、次元の他のキャラクターの魅力も気が付きましたが、自分のお気に入りは次元でした。

僕は常に戯けてるルパンに近いんですけどね。笑

僕は10年以上前に、イタリアンレストランを経営していた時があり、ルパンと次元が映画の中で奪い合うミートボールパスタをシェフに作って頂いてたことなどありました。

カリオストロの城　ルパンと次元のパスタ


それに使ったトマトは、モーツァルトを聴かせて育て、市場には出荷していない貴重な音楽トマトだったりしました。

最近、長寿アニメの声優交代も珍しくもなく、ルパンシリーズは1971年に始まり、たくさんの声優陣の交代があり役を繋いできました。

交代初めは違和感あるけど、徐々にその人の役柄が出て、いつの間にか慣れ、浸透していきますよね。

僕の時代の声優は、ルパンが山田康夫さん、次元が小林清志さん、石川五ェ門は井上真樹夫さん、峰不二子は増山江威子さん、銭形警部は納谷悟朗さんのイメージが強くあり、2015年から2016年にかけて放送されたPART4は、様々な事情で次元以外の声優が交代しました。

そして先日、1971年に放送されたルパン三世 PART1の初回放送から現在まで、唯一代わることなく、次元大介に命を吹き込み続けた声優の小林清志さんが、先日のアニメ放送をもって引退されました。

小林さんが演じる最後の次元は、2021年10月から放送されている、ルパン三世 PART6のEPISODE 0 時代、となっています。

小林さんの渋い声があってこそ、次元大介は硝煙の匂いが漂う、哀愁のある男の姿になったのだと思います。

長い間、次元大介という男の生き様を、私達に教えて頂き有難うございました。

「奴はとんでもないモノを盗んでいきました。それはあなたの心です。」

その言葉は、僕や様々な人達の心に残っている言葉でしょう。

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