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カテゴリ:旅行記&里帰り
前回の続きです。
南房総は、布良(めら)の漁港で、お寿司を美味しくいただいて、お勘定を済ませたあと、私はバスに飛び乗り、一路、北へ向かいました。 目指すは、「北の国」。千葉県のなかでも、最北端に近い、佐原(さわら)の町です。佐原は、利根川の下流域にあり、すぐ対岸が茨城県。ここはデルタ地帯といって、平地が果てしなく広がるところです。古くから、農作物に恵まれ、特に江戸時代は、河川工事で江戸への水路が完成したころから、物流拠点として大いに栄え、醸造業や商業、そして文化も大いに興りました。 佐原が、栄華を極めた頃は、「お江戸見たけりゃ 佐原へござれ。佐原本町 江戸まさり」と言われたほど、賑わったものです。その佐原が生んだ偉人が、非常に精巧な日本地図を完成させた、伊能忠敬(いのうただたか)です。 余談ですが、私は千葉県で育ったので、社会科の時間に、「千葉県の歴史」なるものを、学習しました(少しだけね)。そこでは、「千葉県を代表する歴史的な人物は、日蓮と伊能忠敬」と言われていました。 このうち、日蓮(千葉県天津小湊町出身)は、宗教家でもあり、その業績には、賛否両論があるのでしょうが(でもフェアにみて、創価学会等を通じて、日本史に与えた影響は巨大だったと思う)、一方、伊能忠敬は、誰もが認める、「千葉の偉人」でした。 話は脱線しましたが、時代は移り変わり、明治以降、陸上交通中心の時代になると、佐原は、往時の栄華を失い、ゆっくりと寂れていきました。それでも、江戸時代の特色ある街並みが、今でも保存されています(佐原の街並み保存地区指定は、関東地区で最初!)。そして、佐原の大祭という、盛大な祭りが、7月と10月の、年に2回、行われ、観光客で賑わいます。 ま、前置きはこのくらいにして、南から北へ、千葉県を大縦断するのは、やはり時間がかかります。布良漁港から佐原まで、距離にしてなんと157km!!千葉駅での接続も悪かったため、3時間半もかかって、夕暮れ時、ようやく佐原に着きました。 JR佐原駅 ![]() 佐原の、古い町並みは、市内中心部を流れる、小野川(おのがわ)沿いに広がっています。私は、小野川近辺を歩き、素泊まりで泊めてくれる宿を探しました。ようやく、見つかったのが、一蘭荘という、古びた商人宿です。料金は、素泊まりで4500円。 一蘭荘 千葉県香取市佐原イ3839 0478-55-2029 夜の街並み ![]() こんな部屋でした ![]() 夕飯は、佐原の街はずれにある、B&B併設のカフェで・・・総ガラス造りのイギリス風の温室のなか、アジアン・テイストの内装を楽しみながら、手作りのカレーと抹茶ケーキをいただきました。 カフェ・サリ 千葉県香取市佐原イ2643 0478-52-5447 おしゃれな空間で ![]() オリジナルカレーを賞味 ![]() 翌朝、早起きすると、窓から、小野川沿いの景色が・・そこには、江戸時代にタイムスリップしたような、街並みが広がっていました。 窓から、リバービュー ![]() http://my.plaza.rakuten.co.jp/?func=diary&act=write 朝の小野川 ![]() クリーニング屋(江戸時代風) ![]() 木の下旅館 ![]() お茶屋さん ![]() こんな店まである!! ![]() 帰りは、佐原の郊外に広がる、巨大な田園地帯を通って、隣り町まで歩いてきました。今年は暖かいからでしょうか、4月中旬というのに、もう、田植えが始まっていました。どこまで言っても水だらけ、広い緑の平野を、田植え機が疾走していました。もう、春本番です。 田植えの風景 ![]() おしまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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