Manachan's World-東京下町日記

2007/11/11(日)23:20

娘の七五三@富岡八幡宮

東京下町の暮らし(328)

今日は、近所の門前仲町にある名刹・富岡八幡宮で、娘ソフィアの七五三のお参りに行ってきました。 今回は、実家から私の父、母、妹も駆けつけましたので、私と妻と合わせて大人5人と、子供(娘)1人という陣容で、肌寒い小雨が降りしきるなか、タクシー2台に分乗して、富岡八幡宮に乗り込みました。 富岡八幡宮は、さすがに東京有数の名刹だけあって、賑わっていました。地元だけでなく、遠方(千葉県や東京西部)から、わざわざお参りに来る人が多いのです。参道には、熊手、布人形、巾着袋、わたあめ、千歳飴などを売る屋台が並び、まるで夏祭りのよう。門前市をなすとは、まさにこのことを言うのでしょう。 七五三は、3歳と7歳の女の子と、5歳の男の子のためのお祭りです。うちの娘は2歳と2ヶ月ですが、数え年にすればもう3歳なので、七五三のお参りをしても良い年頃(?)になりました。が、いまの日本では、満3歳になったか、あるいは満3歳に近い女の子がお参りするのが普通なので、娘はほかの女の子と一緒に並ぶと、ずいぶん小さいほうでした。 日本の多くの神社では、神主さんにお祓いをしてもらう「初穂料」として、2~3千円が相場だそうですが、名刹・富岡八幡宮の、価格設定はかなり強気で、最低でも5千円。そのあと、1万円、2万円、3万円・・・と続いていきます。せっかくの機会なので、初穂料5千円を払って、娘を伴って神殿のなかに入りました。 神殿のなかでは、着物を着た女の子、男の子が、ずらっと勢揃い。日本には、こんなに多くの子供がいたのかと、驚くほどでした。ですが、神主さんのお話を、15~20分間、立ったまま神妙に聞いているのは、子供たちには相当な難行苦行らしく、途中で泣き出す子、走り出す子、隣りの子のわたあめをもらって食べる子・・・などが続出しました。 そんななかで、うちの娘は、弱冠、2歳2ヶ月ながら、ずっと大人しくして聞いていました。時折、おもちゃを手にとって遊んでいましたが・・・それでも、「今日は、いい子にしてたねえ」と、おばあちゃん、おじいちゃんが驚いていました。「この子は、パパの子供の頃より、格段に出来がいいねえ」という声も・・・余計なお世話だっ! 初穂料を払うと、神主さんは、両親と子供の名前を読みあげてくれます。全部で、30組を超える親子の名が出てきましたが、妻と、子供の名前が横文字だったのは、我が家だけでした。 長いお祓いが終わって、記念撮影すると、娘も、相当疲れたらしく、近くの鹿児島地鶏の店に着いて、席に座ると、おもむろに、靴と着物を脱ぎはじめました。そりゃ、和服より洋服の方が、ゆったりくつろげますよね。 次の七五三は、いまから4年後、娘が7歳になる頃ですね。ま、4年後も、日本に住んでいるかどうか分からないので、今日、七五三をやっておいて、よかったと思います

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