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カテゴリ:東京下町の暮らし
実家のある千葉県柏から、今の住まいのある東京江東区に帰ってくると、街なかで外国語を耳にする機会が、かなり増えると感じます。
実際、江東区の東陽町や木場の界隈を歩いていて、中国語を一度も耳にしない日は少ないし、また東陽町のYMCAで、韓国語を耳にしない日は珍しい。またこの辺では、外国人のコンビニ店員さんが当たり前ですし、それが時々、東欧出身の金髪女性だったりすると、ちょっと嬉しい・・・。 私の実感は、データでもちゃんと裏付けられていました。 外国人登録者数の総人口に占める割合 (2007年10月) 千葉県柏市 1.5% 東京都江東区 4.0% 参考までに、外国人登録者の人口比、全国平均は1.6%、東京23区平均は3.5%ですから、柏市は全国平均に近く、江東区は東京23区平均よりやや高い、といったところです。 この江東区、近年の人口増加の凄さは全国でも類例をみないもので、時に「人口爆発」とよばれますが、なかでも、外国人の増加ぶりが目覚しい。実際、江東区は、 2006年1月から翌年1月までの1年間に、外国人登録者数が最も増加した区 直近4年間で、外国人登録者が3割増加した区 最近の1ヶ月間では、なんと 人口増加の43%が、外国人登録者増によるものだった! (人口増520名、うち外国人登録者の増加227名) という、驚くべきデータが出ています。このペースでいくと、現在4%の外国人比率が、2年後には5%に達するかも・・・。いま東京23区で、外国人比率が5%を超えているのは、新宿区、港区、豊島区、渋谷区、台東区の5区だけですが、江東区が6区目に仲間入りする日は、もうすぐそこまで来ています。 東京全体の、外国人比率の分布をみると 1位:都心・副都心地域 (港区、新宿区など) 2位:下町の住宅地域 (江東区、墨田区など) 3位:山の手の住宅地域 (世田谷区、杉並区など) という順序になっており、最も比率の高い港区・新宿区(10.0%)と、最も比率の低い世田谷区(1.7%)との間には、かなりの差があります。 日本全体でみれば、最も外国人比率の高い自治体は、 1位:大阪市生野区 24% (韓国・朝鮮人が中心) 2位:群馬県大泉町 16% (ブラジル人が中心) の順になっています。それでも、私が数年前まで住んでいた、オーストラリアのシドニーは、完全な移民社会で、都市圏全体の外国生まれ比率が36%、私の家のあるParramatta地区はなんと59%・・・だったので、それに比べれば、東京の外国人比率は、まだまだ微々たるもんですね。 とはいえ、年々、高齢化する東京の人口を、働き盛りの外国人が補っている、という構図は、すでに確立しているようで、今後の東京は、ニューヨークやロンドンとまではいかないにせよ、欧州大陸の大都市並みに、外国人を多く抱えた多文化都市になっていくことでしょう。「多文化との共生」が、これから東京の街づくりのキーワードとなっていくんでしょうね。 最後に、我が家の近くで、外国人を特に多く見かけるスポットをいくつか紹介します。 東陽一丁目、八百屋「うじがわ青果」 この店に来る客の半分程度が中国人と思われる。その理由は、中国食材を売るトラックが、いつもここに止まっているから・・・ 東陽二丁目、ホテル「ルートイン東京東陽町」 ディズニーランド目当ての、韓国人、中国人(台湾人)の団体観光客が特に多い。 枝川一丁目、「リトルコリア」 昔から、朝鮮・韓国人が多く暮らす地区。キムチやハラミ肉はいつもここで買ってます。 江東区一帯の公団住宅 礼金や契約更新料を払う必要がなく、また「外国人だから」という理由で門前払いを食らうことのない公団住宅は、外国人に人気があります。最近はインド人IT技術者と、その家族の姿が目立って増えてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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