Manachan's World-東京下町日記

2008/12/27(土)23:05

チーバくん

東京下町の暮らし(328)

お正月休み。今日から9連休だ!!! 私の住まいがある東陽町から、地下鉄東西線に乗って、西へ4駅目が、お江戸の中心・日本橋、東へ4駅行けば、千葉県の浦安になります。この辺は、「千葉に近い東京」といえるでしょう。 とはいえ、東西線沿線の場合、「千葉に近い東京」も、「東京に近い千葉」も、街並みとしては大差ありません。どちらも、駅前に普通にスーパーやコンビニがあって、パチンコ屋があってTSUTAYAがあって、洋服の青山があって、インド人経営のカレー屋があって・・・まず区別はつきません。 ただ、私の知る限り一つだけ、「千葉県に行かなくては滅多に見られない」ものがあります。それが、 チーバくん このチーバくん、千葉県民以外には馴染みがないかもしれませんが、2010年千葉国体のマスコットキャラクター。今のところ、千葉県ローカルらしく、「千葉に限りなく近い東京」である葛西あたりでさえ、ほとんど見かけませんが、千葉県に入った途端、駅やバスの広告を中心に、チーバくんがたくさん登場してきます。 体育大会のキャラにしては、ちょっとお腹が出てメタボ気味ですが、これは、チーバくんのデザインが、「横からみると、千葉県地図のかたちをしている」ことから来ています。千葉県はもともと「ぶっとい」形をしている上に、お腹にあたる中南部の木更津、君津あたりがちょうど膨らむかたちで、さらに太くなっているのです。 メタボは良いとして、チーバくんの姿に関する素朴な疑問として、 富津岬(ふっつみさき)をどう処理するの? という問題があります。富津岬は、千葉県中南部、東京湾に細長く突き出した砂州の半島で、風光明媚なドライブのメッカではありますが、チーバくんを千葉県地図に見立てた場合、この岬の存在がモロに、「下腹部の鋭い突起」となり、大変滑稽な姿になってしまうためでしょうか、この箇所だけは割愛されたようです。 ところで、うちの娘は、チーバくんを一目みて気に入ってしまいました。先日、千葉の実家から、チーバ君がたくさん出てくるポスターと、キーホルダーを送ってもらい、とても喜んでいました。 最後に、千葉県トリビアを一つ。 我が家の近所に、東京原木会館(とうきょうげんぼくかいかん)というビルがありますが、私はあれを、「とうきょうばらきかいかん」だと思っていました。 原木=「ばらき」、と読んでしまうのは、千葉県民の証。県内に「バラキ中山」という、プロレスラーの名前みたいな駅があるからですね。

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