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カテゴリ:東京下町の暮らし
今日、会社の同僚と話している時、「鈴木さんは、いつ車を買うんですか?」と、聞かれました。
私は、自分の車がなくても、公共交通だけで全てが事足りる便利な地域に住んでいるし、どうしても車が必要な時は、近所のレンタカーで借りれば良いので、これまで、車を持つ必然性を全く感じてきませんでした。 ですが、あと数年経って、二人の子供が、共に幼稚園や学校に行くようになれば、やはり車があれば便利だなと思うし、それを待たなくても、実家から「要らなくなった車を引き取って!」と頼まれるかもしれないので、意外に早い時期に、車を持つのかもしれません。 自分の車を持った場合の問題は、駐車場代が高いこと。私の住んでる界隈では、一番安くても月2万6千円。東陽町の駅近くだと、月4万円前後になります。千葉県で育ち、駐車場なんて7千円くらいが普通じゃん、という感覚の私には不可解なほど、東京23区内の駐車場はべらぼうに高い。 あと、この辺で車庫証明を取ると、足立ナンバーになります。江東区とはいえ、日本橋・銀座が目と鼻の先、かつ海にも近い、東京ベイエリアに住んでいるのに、車が足立ナンバーというのは、若干の違和感があります。だいいち、ここから足立陸運局は、果てしなく遠い。 江東区内で一番、「足立ナンバー」に抵抗を感じているのは、お台場の新住民かもしれません。お台場エリアは、「港区台場」、「品川区東八潮」、「江東区青海」の3つの区・番地からなり、前者二つは、「品川ナンバー」になのに、そこから目と鼻の先にあっても、住所が「江東区青海」になる地域だと、有無を言わさず、足立ナンバーになってしまうのです。 足立ナンバーを悪く言うつもりはないのですが(足立区には愛着あるし、実際に住んでいたし、本籍も足立区だし・・・)、この地域の生活感覚からすれば、足立は遠すぎるし、縁が薄すぎるのです。 そこで、江東区と、隣りの江戸川区を中心に、もっと生活実態に即したナンバーにしたいという動きが起こりました。数年前の「ご当地ナンバー」ブームの時、「湾岸ナンバー」が提唱されたことがあったのですが、次の理由で、ポシャったそうです。 ・都内で、「湾岸ナンバー」を希望する区が、江東・江戸川の二つしかなかった。同じ湾岸エリアに属していても、すでに品川ナンバーを手にしている港・品川・大田の各区民にとって、湾岸ナンバーにする理由がなかった。 ・同じ湾岸エリアでも、千葉県に属する浦安・市川も、「湾岸ナンバー」を希望する者が多く、「江東・江戸川だけで、湾岸ナンバーを独占するのはズルい」という抵抗があった。 ・ここで、東京都の江東・江戸川と、千葉県の浦安・市川が共同戦線を張れば、「湾岸ナンバー」導入の機運も高まったのでしょうが、別の都県に属する地域が、同じご当地ナンバーを名乗るのは、制度上難しかった。 というわけで、「湾岸ナンバー」はお蔵入りしてしまいました。湾岸署こそできましたが、上記の構造要因により、湾岸ナンバーをつけて湾岸道路を飛ばす日は、当面、やってこないと思われます。 但し、ここ東京ベイエリアは、日本一、人口増加が著しい地域なので、将来、足立陸運局から独立して、江東区あたりに、新たな陸運局ができるのかもしれません。そうなれば、「江東ナンバー」をつけることも、視野に入ってくるかもしれません。ま、足立ナンバーよりは、江東ナンバーをつけて走りたいかも・・・です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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今、国がご当地ナンバー第三弾を募集してますが(11月中に締め切り)
葛飾区と市川市と松戸市がそれぞれ単独で導入に向けて動いてます 認められれば2020年度中に交付予定です。 (2017年09月19日 12時21分25秒)
因みに千葉県では他に市原市も導入に向けて動いてるようです。
(2017年09月19日 12時39分10秒)
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