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カテゴリ:旅行記&里帰り
いま、バンクーバー冬季五輪が盛り上がっています。
バンクーバーのある、カナダでは、1988年のカルガリー五輪以来、冬季五輪はこれが2回目の開催。なお、同国では1976年にモントリオール夏季五輪が開催されているので、合わせて「夏が1回、冬が2回」の開催経験、これは日本とちょうど一緒ですね(夏季-東京、冬季-札幌、長野)。 そのカナダに、残念ながら、私はまだ一度も行ったことがありません。すぐ行けそうなのに、なかなか縁がなくて・・・すぐ隣りにある、あの国には、もう4回も行ってるのに(うち3回は仕事だけど・・・)。 多くの日本人にとって、カナダという国は、好感も親近感もあり、それなりに身近ではあるけれど、やや影が薄いというか、明確なイメージがあまりない、というのが正直なところでしょうか。 たぶん、隣接する「あの国」のインパクトが強烈すぎて、どうしてもその影に隠れてしまう宿命なのでしょうね。それに、同じ北米にあって、言葉も文化も似ていて、野球やバスケットボール、アイスホッケーなども、同じリーグでプレーしてたりするから、どうしても、イメージ的に同一化しやすく、独自性をアピールしにくいのかも。 日本でいえば、同じ首都圏にある東京と横浜の関係みたいな。うちの近所でいえば、錦糸町と亀戸の関係みたいな・・・これは余りにもマイナーなたとえですね。失礼しましたっ。 カナダって何気に、G8にも入っている、それなりに大国なんですけど、隣にある超大国の存在感が強すぎて、目立たない。オバマさんの名前は、世界の誰もが知っているけど、カナダの首相って、誰だっけ?・・・みたいな話に、どうしてもなっちゃう。 でも、世界的な影響力の強い超大国であることは、必ずしも、国民にとって暮らしやすいことを意味しません。むしろ、その影に隠れて、イメージ的にマイナーなカナダの方が、実は暮らしやすい社会なのかもしれません。 私はカナダ人の友人知己がたくさんいるし、また、世界のいろんな土地で、カナダという国の評判を聞いてきましたが、その多くは、大変肯定的なものです。 「多少税金が高いけど、暮らしやすい」、「移民や異文化に寛容」、「戦争しない」、「子供にやさしい」、「社会福祉が整っている」、「治安が良い」、「大自然に囲まれて暮らせる」・・・等々。 カナダのことを意地悪く言うのは、たいてい、隣の超大国に住む、マッチョでネオコン的な価値観を持つ男たち。彼らに言わせれば、「カナダって、イケてないんだよ。だいいち、高級車があまり走ってないじゃん。それに、イラクに参戦しないような意気地なし連中だし・・・」 でも、そんなこと言う男たちにとって都合の良い国は、たぶん住みにくいと思う。むしろ、意気地なしの社会の方が、弱者に優しく、誰でも尊厳を持って生きられるような感じもする。 私は、オーストラリアに5年住みましたが、この国からみると、カナダは、何から何まで共通点の多い、兄弟国みたいなもの。同じ英連邦だし、国家元首が英国女王陛下だし、同じ英語圏だし(カナダにはフランス語圏もあるけれど・・・)、国土がやたら広くて人口が少ない資源国だし、見ている映画やTV番組も似てるし・・・違うのは、スポーツくらいか(オーストラリアは、英国系スポーツの人気が高く、一方カナダは、米国系スポーツが中心)。 強いていえば、カナダの方が、オーストラリアより、ちょっとだけ先進国っぽいイメージがあるかな。製造業とかITなどは、カナダの方がもう少し発達してそうだし、医療保険のシステムも、カナダの方が整っている感じがする。 でも、オーストラリア人は、気候だけは絶対にカナダに勝っていると思っています。実際、暖かく快適な気候を求めて、南半球にやってくるカナダ人バックパッカー、留学生、移住者は後を絶たず・・・病気療養目的でオーストラリアに移住してきたカナダ人の知り合いもいます。結局、言葉も同じだし、日本本土から沖縄に行くようなノリで、気軽に移住できるのかもしれませんね。 カナダ、一度は行って、暮らしてみたいです。実際、どうなんでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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