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カテゴリ:旅行記&里帰り
3月中旬から下旬にかけて、家族で香港に行くことになりました。
娘ソフィアの幼稚園終業式が終わり、春休みが始まった頃、まず妻と子供2人が出発。その数日後、私が一人で後を追い、香港で合流。4月1日に、帰国する予定です。 香港には義姉が住んでおり、そこで寝泊まりできるため、我が家の香港滞在は、もはや恒例行事になっています。ここ数年、香港に行かなかった年はありません。 私も香港大好き・・・あのアジアの猥雑な活気と、西洋文化が混ざった感じがなんとも言えずイイ。 シンガポールのような整然とした都市よりも、モビルスーツみたいなアンテナ付き高層ビルが 、下品なほど建ち並んでる、雑然とした香港が好き!しかもメシのレベルとバラエティは世界最高水準。 昨年設立した香港法人の用事も済ませてしまえるし、一石二鳥かなと・・・。 ところで、奥さんとこんな話してました。 妻:「いま、香港ドルのレートってどのくらい?」 私:「1香港ドルが、10円弱。豪ドルだと、12セントくらいかな・・・」 妻:「安いっ!!こんなに安ければ、早めに香港ドルに換金しとく?」 私:「香港ドルの貯金あるから、別に換金の必要はないと思うよ」 で、この香港ドルという通貨ですが、もし使うアテがあるのなら、今は「買い」ではないかと思います。何となくですが、短期的(数か月~1年)には、他の主要通貨と比べて、手堅く推移しそうな気がします。 よく知られているように、香港ドルは、米ドルとペッグしています。将来的には、人民元とペッグする含みも残してますが、今のところは米ドルだけ見ていれば良い。 その米ドルも、もちろん欧州など世界経済情勢にも左右されますが、短期的には大崩れしなさそうな感じがします。 先進国が皆、景気悪いいまの局面で、米経済の状態、少なくとも欧州ほどは悪くなさそうだし、政権交代たぶん起こらなそう。 欧州問題の処理がそれなり進展してリスクオンの局面になっても、キャリートレードの標的にされるのは米ドルだけじゃないし、欧州がしくじってリスクオフになっても、米ドル、それなりに買われそうだし・・・ あと、米国の場合、悪い材料が、欧州や日本に比べて、昨年までに出尽くしているようにも思います。 対イランの姿勢が、どうなるか(というか米国がどうしたいか?)というのも、大きな材料でしょうが、今よりキナ臭い方向に行ったら行ったで、米ドル買われるような気がするし、 そもそも、キナ臭いことを仕掛ける国力・財力が、今の米国にあるのか?という疑問はあるにせよ、 総合的に考えて、米ドルは今後当面、大幅に下げる要素が、あまりないような気がします。 この推論が正しければ、香港ドルは下げなさそう。 しかも、人民元ペッグの方向に向かえば、さらに、香港ドルは上がる方向に行くでしょう。 とはいえ、今のレート、1香港ドル=10円の時に旅すれば、ホテル代は別として、メシも交通費など、他の物価は、軒並み安く感じるでしょうね。今から楽しみです。
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