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カテゴリ:東京下町の暮らし
買い物から役所、銀行、街医者まで、何でも徒歩圏内で揃う、便利な東京の暮らし。
しかも東京23区は、子供の医療費、中学校卒業まで区役所の補助が出て、原則無料。子育て世代には嬉しい。 お医者さんは真面目で、親切、レベルも高い。 その恩恵を十分受けつつも、 海外で暮らした身にとっては、日本の医療、ちょっとヘンだな、と思うことも時々あります。 1)診察カードがたまって大変!! 日本では、どの病院、クリニックでも、独自の診察カード出しますね。これは、問診履歴を登録するためのカードですが、 いきつけの小児科に行くと、そこの診察カードもらう、たまたまそこが休診で、別の小児科に行くと、また別の診察カードもらう。 皮膚科、耳鼻科、整形外科など、別カテゴリーの医者に行くと、またそこで診察カードもらう。 墨東病院みたいな、救急病棟のある大病院にいくと、またそこで診察カードもらう。 うちは、子供二人いますから、「これまでに行った病院数x2」、すでに10枚以上のカードが溜まって、管理するのも一苦労。 健康保険証にICチップでも入れて、個別の診察カード廃止するなど、もっと管理ラクにできないものでしょうか? オーストラリアだと、Medicare cardと、民間医療保険カード(Medibank、MDFなど・・・)の二つだけ持てば、基本は全てOKでしたよ。日本でも、できないことないと、思うんだけどな。 2)おくすり手帳の管理も面倒!! 日本では、フリーアクセスといって、誰もが、どの専門医にも直接行けるから、便利ではありますが(注.英米圏諸国では、まずGPという一般医に行って、そこで紹介状書いてもらわないと、専門医にかかれないシステムです)。 問題は、いろんな病院から、別々のお薬をもらうこと。特に子供の場合、与える薬の組み合わせには、注意しなければなりません。 そこで、処方履歴を管理するために、日本では「おくすり手帳」という小冊子を、役所でもらいます。 私たちは常に、この「おくすり手帳」を持参し、調剤薬局に行って薬を処方してもらう時に、そこにシールを貼ってもらい、いつ、どこで、どんな薬が処方されたのかが一目で分かる、仕組みです。 ま、システムとして、意味あることだと思うけど、 こういうのこそ、健康保険証にICカード組み込めばいいんじゃないかなあ、と思う。 非接触型のICカード、おサイフケータイ、電子マネー、クレジットカードや航空会社マイレージとの相乗り・・・電子媒体何でもアリの日本で、今どきなんで、こんなアナログな仕組みを使うんだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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