Manachan's World－東京下町日記

[東京下町の暮らし] カテゴリの記事

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• はじめての家庭裁判所

  今日の仕事帰り、霞ヶ関にある、東京家庭裁判所に行ってきました。４０年も生きてきて、裁判所らしきものに行くのは、実は今回が初めてなのですが、なぜ行ったのかというと････娘○○○○の名前変更手続きです♪つまり、現在の戸籍名｢鈴木XXX｣を、｢鈴木○○○○XXX｣に変える手続きです。一昨日の日記で、中国・大連に行って、出生証明の名前を変える手続きをすると書きましたが、実は、そこまでやらなくても、日本の家庭裁判所で改名手続きをして、それが認められれば、日本のパスポートも、豪州のパスポートも、｢鈴木○○○○XXX｣で統一できる、そんな可能性がでてきました。善は急げ。私は早速、霞ヶ関の家庭裁判所に駆けつけて、手続きをしてきました。裁判所、という、いかめしいイメージとは反対に、職員の方はとても親切で、ホスポタリティにあふれていました。しかも、私みたいなサラリーマンでも仕事帰りに手続きできるよう、月、水、金に関しては、１９：３０まで開庁して、手続きができるという。実は、とってもフレンドリーな役所♪これまで、中国、日本、豪州で、いろんな役所の手続きをやったけど、そこで受けたサービスの質は、日本が圧倒的に良い。日本>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞豪州＞中国というのが、私の偽らざる実感です。今回の改名手続き、担当職員は女性で、物腰柔らかく、申立書の書き方を、懇切丁寧に教えてくれました。その時、我が家の戸籍謄本を見せたのですが、長女：鈴木XXX　　長男：鈴木△△△△となっていたので、実に分かりやすい。｢要は、お姉ちゃんの名前を、弟さんみたいに、英語・日本語併記にしたいんですよね？｣･･･そう、図星です。今日、申請したので、うまくいけば、今から１ヵ月半後の９月後半には、○○○○の戸籍名を｢鈴木○○○○XXX｣にする裁判所命令が下りるはず。それを区役所に持っていって、戸籍や住民票、健康保険証の名前を変えて、それから日本と豪州のパスポートの名前を変える手続きをすれば、万事、解決するはずです。そこまでできれば、わざわざ大連に行って、手続きする必要もなくなるんですが･･･ま、日本側での手続きが、100%うまくいく保障はまだないので、大連での改名も、選択肢の一つとして、残しておきます。

  2010年08月04日

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• 明日、選挙ですねえ･･･

  今日は、土曜日。天気の良い週末ですが、私は朝から、品川に行って、不動産投資セミナーに行ってました。とても良かったです。雑感をメルマガに書きました。｢人生を変えた！区分マンション投資｣☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ところで、明日は参院選挙ですねえ。朝ごはん食べたら、４歳の娘連れて、散歩がてら、近所の投票所に行ってきます。今回の選挙ですが、ある意味、右も左もない、主義主張も関係ない。だって候補者の誰もが、｢元気な日本を！｣とか｢若者がチャレンジできる日本を！｣とか･･･連呼してるんだもん。で、彼らが言う｢元気｣っていうのは、結局は、経済的な話ですので、今や日本の政治家(少なくとも東京都からの立候補者)の誰もが、経済成長を熱望している、ということなんでしょう。ま、普通考えて、日本は経済成長しないと、本当に大変だもんね。国際的な地位が落ちるだけじゃなくて、失業が増える、財政は破綻に向かう、福祉制度だって維持できない･･･まじで、｢平成の所得倍増計画｣が必要ですよね。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★そういう意味で、日本を元気にしたいんなら･･･私に任せてね。お金が余ってる隣国から、たくさん、日本へお金を引っ張ってきますので。具体的にどうするの？･･･そうだなあ。陸山会の金庫から、３億円くらい出してきて、私に任せてくださいな。すぐ、日本と中国に不動産投資の会社つくって、３年間で１０億円以上にしてみせますよ。そんな成功例がたくさんできれば、日本で働き口もできるし、お金も回るし、みんなが楽観的になって、言うことないんじゃないっすか。政治家のみなさん、渋い顔して、｢若者がチャレンジできる日本を！｣って言うけど、私みたいな若者が、この日本で、日々、夢に向かって精一杯チャレンジしてますよ。チャレンジしてて、周りから文句言われることはないし、むしろ応援されることの方が多い。若者がチャレンジできる、素晴らしい国なんですよ。日本は･･･少なくとも、私にはそう見えます。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆えっ、私はもう若者じゃないって？？？まあ、そういう見方もありますよねえ･･･実年齢は一応、４１歳なもんで。本人は２８歳くらいのつもりでいるんだけどね。じゃあ、私は社会の中堅として、自分がチャレンジしてる姿を常に見せて、もっと若い世代を刺激します。政治家が、あれこれ考えなくったっても、私が、一国民として、この日本を、元気にしますよ。少なくとも、私の半径２メートル以内は、いつも元気で、不況知らずだし、私のブログ、メルマガの読者の多くは、元気で、やる気にあふれているはずです。この国の政治家の考えるべきことは、いま、元気じゃない若者を、無理やり元気にするよりも、いま、元気な若者(？)を、物心両面から応援すること、じゃないかな？そうした方が、日本復活の日が、たぶん早まると思いますよ。まじで。

  2010年07月10日

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• 引っ越すかも･･･

  我が家から二軒先の、新築マンションを買った友人が、買って早々、香港に転勤することになってしまいました。香港勤務は２～３年だそうで･･･。階数は８階、間取りは4LDK、４人家族で住むには十分な大きさ。なかなか使いでがあります(スカイツリーだって見える！！)。私は｢渡りに船｣と思い、メールしました。香港滞在中、私たちが借りましょうか？返事は、快くOK。日曜日に内見することになりました。いまUR住宅に払っている家賃と同等の値段で借りられるなら、これはラッキーかも。住まいのグレードアップだ！場所は我が家から徒歩１分なので、ライフスタイルは何も変わりません。娘の幼稚園だって、水泳教室だって、何も変える必要がない。これも助かりますね。

  2010年07月05日

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• 起業にむけて

  先ほど、メルマガポータルサイトに、ブログ記事を書きました。｢起業に向けて｣ameblo.jp/manachan2150/entry-10568876779.htmlこちらのブログは連日大盛況(一日600以上のユニークアクセスが基本)だけど、メルマガポータルサイトの方はちょっと放置プレイを実施して勢いがないので、こちらも底上げしたいと思います。あと、メルマガポータルサイトには、(私も利用している)JALカードやコスモカードのキャンペーンとか、格安ツアーとか、北海道の食材販売などのリンクも貼ったので、ご興味があれば、クリックしていってください。あと、やや遅ればせながら、Twitterのメリットが心から理解できましたので、こちらの方でも｢つぶやき｣始めました。twitter.com/mana33chan今のところは、自分が不動産関連ビジネスで目標とする人々をFollowしているだけですが、今後もし、起業の方向に舵を切ることになったら、ブログよりもTwitterの方に、先に書き込む(つぶやく)と思いますので、こちらも興味があれば、Followしてくださいね。以上、事務連絡みたいになってしまいましたが、今後もManachan's worldのブログ、メルマガ、Twitterで楽しいコンテンツを発表し続けますので、引き続きご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

  2010年06月20日

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• 個人向け国債

  私の取引銀行で、個人向け国債が、インターネットバンキングにて２４時間受付可能になったそうです。でも、利率を見たら、びっくり仰天！！　　　個人向け利付国庫債券［固定・３年］第１回　　　利率年０．１９％（税引後年０．１５２％）　　　個人向け利付国庫債券［固定・５年］第１９回　　　利率年０．４２％（税引後年０．３３６％）何これ？税引き後の年利０．１５％とか０．３３％とか、こんなアホらしい利率で国債買う人なんかいるのかな？これじゃあ、大手都銀の定期預金キャンペーンの方が、まだマシかも。でも逆にいえば、日本政府が、こんなタダみたいな利率で、資金を集めることができるのも驚きです。たとえば、１０万円を１年間借りて、払う利息はたった１９０円ですか･･･ゆうちょ銀行の預金も、ほとんど金利ゼロで集めた挙句、それがいつの間にか国債に化けるんでしょうし･･･日本国民は日本政府のキャッシュカード扱いされてるのかも。自分の国の国債をファイナンスするのは大事なことだし、私は危機感を煽って国債を買うのを止めろとまでは言わないけど･･･でも、よくもまあ、そんな超低金利で人々が我慢するものだと思います。私は絶対に買いません。だって、遊んでいる現金があったら、もっと収益の上がる用途に使いたいもん。定期預金なら、最低、額面で年利５％以上ないと、私は我慢できません。ましてや１％以下なんて、最初からアウトオブ眼中。いまの日本なら、収益不動産を買ってうまく回せば、年利１０％以上での安定運用も可能。その方が、自分も儲かるし、不動産屋や司法書士にもお金が入るし、国庫にも不動産取得税が入って、借金増えずに税収が増えるから、タダみたいな利率で国債買うよりも、皆がハッピーになるんじゃないですか？

  2010年06月18日

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• 東京に愛知県出現！

  先週土曜日のこと、自宅近くを車で走行中、突然、見慣れないパトカーを見かけました。それは、普段見慣れた警視庁のパトカーではなく、愛知県警察と書いてある･･･はるばる愛知から、凶悪犯をカーチェースしてきたのかと思いましたが、ま、そういうこともあるだろうと思っていたら、次の瞬間、目を疑いました。愛知県相葉警察署普段見慣れた臨床福祉専門学校の看板が、いきなり書き換わって、警察署になっている。しかも愛知県。何だこりゃ？？？いやしくもここは、東京。お江戸でございますよ。この街には、コメダ珈琲も、コメ兵も、スガキヤも、矢場とんも、世界の山ちゃんも、味仙の台湾ラーメンもないですよー。愛知県じゃなくて、お江戸なんですもの(でもなぜか、若鯱屋だけはある･･･)。後で、専門学校の学生に聞いたら、TVドラマの撮影とのこと。１時間後には、愛知県警のパトカーも、相葉警察署も、跡形なく消えて、いつもの東京の街に戻っていました。それにしても、愛知県を舞台にしたTVドラマを、東京で撮影するのね。でもよく考えれば、TV局は在京キー局でしょうし、役者の多くは東京に住んでるでしょうし、わざわざ愛知県でロケしなくても、東京で撮影しちゃった方が手軽で安上がりなんでしょうね。そういえば、私の勤め先も、テレ朝のドラマ｢アンタッチャブル｣のロケに使われたことがあります。総務課の人は、仲間由紀恵さんを間近に見られたのが、役得だったと言ってました。ところで、先ほど書いた愛知県相葉警察署は、実在しないようです(当然ですよね･･･)。今後、この警察署が出てくるTVドラマを観たら、ロケ地がうちの近所だったと、記憶の底に留めていただければ幸いです。

  2010年06月12日

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• 子ども手当届く

  今日、江東区役所から、今年４、５月分の子ども手当が、私の口座に振り込まれていました。うちは２人子供を育てているので、振込み額は５２，０００円(１３，０００ｘ２人ｘ２ヶ月)でした。有り難いです。我が家は、２００７年に日本に越してきて、最初は児童手当なるものを、一人あたり月５０００円ずつ、いただいていました。が、わずか６ヵ月後に、私の所得が基準値をオーバーしてしまい、支給が止まりました。ですので、日本で子育て関連の手当てをいただくのは、約２年半ぶりになります。民主党政権になってから、児童手当が廃止され、所得制限のない子ども手当に変わったわけですが、もともとのマニフェストでは、子供一人あたり月額２６，０００円支給するような話でしたが、半額の１３，０００円を支給したところで方針転換。財源逼迫ゆえ、満額出すのは極めて厳しいという、長妻さん(厚労省)の話。ま、結果的に言えば公約守れなかったわけだけど、ま、無い袖は触れないってことでしょうね。日本国の財政状況をみれば、誰がみたって、国のスネかじれないのは明白だから･･･。私が大学入った時、両親から、｢ウチはお金ないんだから、あんたアルバイトして、奨学金もらって自活しなさいよ！｣って言われて放り出されたのと同じように、いまの日本国民は、誰もが、国のスネかじらずに自活することを求められているのでしょう。とはいえ、子供手当は、この制度が存続する限り、しっかりいただきますよ。国から合法的にもらえるものは全部もらうのが、私のポリシー。ま、何もやましいことしてないし、二人の子供ちゃんと育てているわけだから、誰にも文句言われる筋合いはないよね。ところで、子ども手当て満額出せないことがハッキリした時、街頭インタビューでこんなこと言う人がいて、笑ってしまった。｢２６，０００円の子供手当を前提に生活設計していたのに、台無しだ。どうしてくれるんだ！｣気持ちは分かるんだけど･･･でも、考えが甘いよなあ。無防備すぎる。今の時代に厳しく求められる財務リテラシーがなさすぎる。半分以上が国債で賄われる、ほとんど火の車状態の日本国の財政状況を考えれば、たとえ政権与党の公約とはいえ、諸般の事情により満額支給が、廃止・縮小される可能性が常にあることは明らか。そんな頼りないなものを、生活設計の前提にする位なら、他の手段で稼ぐことを考える方が余程現実的。これからの日本人は、日本国の政治家・官僚の言うことを鵜呑みにして暮らしていたら、どんどん損して、袋小路に追い詰められてしまうと思います。それは、誰が政権与党になろうと同じこと。お金のない政府が、国民に対して何をするか、歴史をひもとけばよく分かります。いまの日本人は、国がデフォルトする(債務不履行になる)ことに対して、いまいちピンとこないかもしれませんが、世界的にみればデフォルト危機なんて、至極ありふれたこと。１９９０年から数えたって、ロシア、アルゼンチン、メキシコ、ジンバブエ、そしてアイスランド、ギリシャといった国が、デフォルトまたは、その寸前の状態まで行ってしまってます。そうなったら･･･国は国民に牙を剥くんです。預金を引き出せなくしたり、海外送金に厳しい制限をかけたり、国民の資産に高額な税金かけて召し上げたり、年金なんか平気で減額や廃止したり･･･そりゃあ、ギリシャ国民じゃなくたって、ゼネスト起こしたくなるはずです。日本国のデフォルト危機は、まだ当面先の話と思いますが、でも将来的に、その可能性はゼロではないでしょう。もし、そんな方向に事態が進んでいったならば、おそらく、｢嵐｣は何の予告もなく、突然やってくるんだと思う。そして、ある日突然、国民が著しく不便で不条理な目に遭う･･･気づいた時にはもう遅い。こんな時代に生きているからこそ、私たちは財務リテラシーを身につける必要があるのです。国内外の政治経済や法制度の動向を読み、かつグローバルなお金の動きに敏感になる。そして、誰かの鵜呑みではなく、自分の頭で考え、判断できるようにならねばならない。自分の暮らしや財産は、国に守ってもらうだけではなく、自分の手で守らなければならない。これからの時代は、おそらく、このテーマについて何の知識もなく、思考しない人こそが、一番割りを食う。それは分かりきっています。子ども手当をいただきながら、そんなことを考える今日この頃でした。

  2010年06月09日

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• 東京生活と大気汚染

  私が、東京・東陽町に越してきて、もう３年が経ちました。それまでは、中国の大連市に住んでいました。私が家族を連れて東京に越してきた時、まず感じたことは、空気がきれい、青空がきれい♪普通考えて、大都会・東京の空気は相当汚染されているはずですが、それでも中国の都市と比べれば、格段に良い･･･それが私と妻の、偽らざる感想でした。というか、私が家族を連れて中国から日本に移った理由の半分以上は、｢良い環境のなかで子供たちを育てたい｣でした。自分の仕事のことだけ考えれば、もちろん、中国の方が格段に良いです。あの国は、チャンスに溢れていますもん。でも、どんな晴れた日でも、スモッグの靄がかかって青空にならない。特に大量の石炭を燃す冬場は、スモッグで視界さえ危うくなる･･･そんな中国の大都市で、子供を育てることには、やはり抵抗があったのです。特に妻などは、娘が大連で生まれてしばらく経つと、｢ね、子供のためにも、早く日本かオーストラリアに移住しようよ｣と主張する始末。その念願かなって、晴れて東京の土を踏んだ日、天気は快晴でした。だから私や妻にとっては、｢東京＝青空｣のイメージが強いのです。一方、日本で生まれ、ずっと日本で暮らしてきた人は、東京の空がきれいだなんて、これっぽっちも思っていません。逆に、｢東京の大気汚染が心配だから、できるだけ空気の良いところに住みたい｣と願う人がとても多い。特に自分が喘息持ちだったり、小さい子供がいる家庭であれば、少しでも汚染の少ない土地に住むことは切実な願いでしょう。残念ながら、私の住む江東区は、東京のなかで、空気が良いところとはいえません。特に区内南部は、物流センターが多く、トラック交通量の多い幹線道路が走っているほか、清掃工場もいくつかある関係で、いろんな公害指標で、良くない数字が出ています。とはいいつつも、東京２３区内であれば、どこでも大差ないと思います。山の手の世田谷とか杉並の方に行けば多少空気が良くなるのかというと、そんなことはなくて、あちら側も環７、環８、東名道、中央道などの幹線道路が縦横に走り、デカい清掃工場もあるので、結局は同じでしょう。郊外へ行けばどうか･･･場所にもよりますが、２３区内より｢少しだけマシ｣な気もします。それでも、交通量の多い幹線道路が通っていたりすれば、郊外でも平気で都心並みの空気の悪さになります。旦那は東京都心に通勤、でも家族は空気の良いところに住みたい･･･そんな向きには、たとえばTx(つくばエクスプレス)沿線の、千葉県流山市とか、茨城県守谷市みたいな、緑が多く残り、かつ開発があまり進んでいない郊外に住むとか(でも幹線道路沿いは×)。或いは、中央線青梅特快を使って、思い切って青梅や五日市(東京都の山間部)あたりに住むしかないのかなあ、と思う。仮に通勤に便利な２３区内に住むにせよ、幹線道路沿いを避けるとか、公園や緑地帯の近くに住むようなかたちで、自衛することは大事だと思います。空気は一日２４時間吸うものですので･･･。私自身も、子供や家族のために、きれいな空気の土地に住むことは、とても重要だと考えています。とはいえ、それと同時に、大都市の利便性を享受することや、近くに雇用機会やビジネス発展の機会があることも重要だし、そして職住接近により、仕事の後で子供たちと触れ合う時間を確保することも重要です。それに空気・環境の良さを含めて、複数のファクターから自分の住まう地域が決まっていきます。私思うに、東京の空気がベストとはとても言えないけど、それでもアジアの大都市の中では、シンガポールと並んで一番マシな部類に入ると思うし、シドニーと比べても遜色ないと思うし、それと、東京暮らしで享受できる利便性や就業機会等々を総合的に勘案した場合、空気に多少問題があっても、便利な東京２３区内に住むことは十分、理にかなったことではあります。(参考)これまで、延べ一ヶ月以上滞在した海外の都市のなかで、１．東京より明らかに空気が悪いと思った都市香港、上海、大連、台北、バンコク、マニラ、バンガロール、ハイデラバード２．空気の質が東京と同程度だと思った都市シンガポール、シドニー、シカゴ３．空気が東京より良いと思った都市ケアンズ、ブリスベン、ローリー(米国)　　

  2010年05月09日

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• じわじわと負担増

  先日、３月分給与の明細を見たら、手取りの額が普段より、数千円ほど少なくなっているのに気がつきました。そのように感じたのは、今回が初めてではありません。３年前から日本で働きはじめてから、給与天引きがいつの間にか、じわじわと上がっているような気がしていて、それで今回、過去３年分の給与明細を調べてみました。そしたら確かに、ここ３年で、天引き率が２０％から２３％に上がっていたその内訳を見ると、都区民税の上昇も多少ありましたが、主に上がったのは社会保険料。それも、健康保険料と介護保険料は、ほぼ毎年のように上がっていました。特に３月から、介護保険の料率見直しがあって、1.19%から1.50%まで大幅に切り上げられました。その関係で、これまで約3000円台で済んでいたのが、一気に4000円台まで上がった人も決して少なくないでしょう。人口の高齢化と、医療・介護需要の急増に伴い、負担金は今後も増えていくことでしょう。多くの健康保険組合で、運営は火の車らしいですから、なおさら･･･ですので、たとえ額面の給料が変わらなくったって、手取りはじわじわと減っていくわけです。真面目な話、いま日本のサラリーマンは、本業のほかに、どんどんお小遣い稼ぎをしないといけませんね。今どき給料だけが一家の収入源なんて、危なすぎる！

  2010年04月26日

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• キャベツに行列

  先日、近所のイトーヨーカドー木場店へ、開店時間少し前に行ったら、普段ありえない、ものすごい行列ができていました。｢一体、なんだろう、何売ってるんだろう？｣と、怪訝に思いつつ、開店時間になりドアが開くと、行列は一目散に、食料品売り場目指していきました。その先にあったのが、キャベツ。半個を７５円で売っており、皆、これが目当てで並んでいたのです。５００個も用意したのに、わずか１時間で完売したそうです。この様子は、ニュースでも取り上げられていました。www.sponichi.co.jp/society/news/2010/04/18/02.html天候不順で、この春は野菜の値段がものすごく高い。キャベツなどは、一個あたり平気で４００円くらいします。半個でも、２５０円とかが当たり前。普段よく行く、近所のラーメン店では、普段はキャベツを気前良く入れてくれるんですが、今年はその量が目に見えて少ない。原価が相当かかっているんでしょうね。今年はキャベツだけでなく、ほぼ全ての生鮮野菜が高いので、頭が痛い。｢野菜を、たまには思い切り食べたい！｣と思ってる人も多いのではないでしょうか。生野菜を代用すべく、野菜ジュース等の消費量が増えているそうですが、小さい子供のいる家庭では、ジュースで代用するわけにもいきません。日々、本物の野菜を食べさせなくちゃならないので、その負担が、家計にのしかかります。千葉県の実家に行くと、近所の農家がやってる｢とれたて野菜１００円スタンド｣が多いので、そのうち調達に行きたいなと一瞬思いましたが、当地もつい数日前まで雪がふったり霜が下りたりしてたので、安い野菜がゲットできる期待は薄いでしょう。早く元通りの値段に戻って欲しいな。

  2010年04月24日

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• 月１５万円の家賃は高い？安い？

  私たち家族が住んでいる、江東区内のUR住宅の家賃が、今月からちょっとだけ下がります。詳しく言うと、家賃は以前と同じですが、管理費が９００円だけ下がるのです。これまでは、家賃１５１，２００＋管理費５，４００＝合計１５６，６００円これからは、家賃１５１，２００＋管理費４，５００＝合計１５５，７００円　(９００円減)この、改訂後の１５５，７００円という住居コストは、高いのか安いのか？東京２３区内で、８０平米超(2SLDK)のファミリーマンションの賃料としては平均的か、少し安いレベルだと思います。都心部や山の手区(目黒、世田谷など)の同タイプのマンションに比べれば明らかに安いし、逆に新下町３区(江戸川区、葛飾区、足立区)に比べれば、多少割高になるでしょう。同じ日本でも地方に行けば、たとえば福岡あたりだと、月１５万も出せば都心部や、大濠公園や百道などで、かなりリッチなハイグレード物件が借りられるでしょうし、人口３０万程度の県庁所在地だと、車庫付き一戸建てでも月８万円程度で借りられたりするから、１５万出すと２軒借りられる･･･同じ金額でも、ところ変われば、使い出がずいぶん違うものです。海外の都市と比べればどうなのか？今の為替レートで計算しました。１５５，７００円出せば、どんな物件が借りられるか？米ドル換算すると　→　月１６７３ドル、週３８６ドル　結構安いと思いません？たとえばNYのマンハッタンだと、この家賃だと１ベッドルームが借りられるかどうか？郊外のクイーンズやブルックリンであれば、それなりの広さに住めるかもしれませんが。同じ米国でも、ノースカロライナとか、田舎の州に行けば、一軒家を借りてもお釣りが来ると思いますが。ユーロ換算すると　→　月１２３６ユーロ、週２８５ドル　ユーロ圏にはいろんな国があるから、一概には言えないですけど、ユーロ圏の大都市の賃料と比べれば、結構リーズナブルではないでしょうか？たとえばパリだと、家具無し２ベッドルームの賃料が、平均で月２０００ユーロくらいするそうです。　同じフランスでもリヨンとか行けば、１２００ユーロでかなり広い家に住めるようですけどね。豪ドル換算すると　→　月１７９３ドル、週４１４ドル　週４００ドル強って、今どき、かなりリーズナブルでは？シドニーやメルボルンの都心近くで、この値段で借りられる２ベッドルームのユニットがどれだけあるでしょうか？しかも、当地の家賃は急激に上昇中。シンガポールドル換算すると　→　月２２９２ドル、週５２９ドル　シンガポール市内の同等物件に比べても、そう高い家賃とは思えません。コンドミニアムでもHDD(公団住宅)でも、都心近くだとファミリータイプで３０００ドル以上するのが当たり前になっているようですので。台湾元換算すると　→　月５２４８５元、週１２１１１元　ここへきてようやく、割高感を感じました。台北で月5万元の家賃を出したら、相当良い家に住めますねえ。天母地区の、スポーツジムやコンシェルジュがついてる高級マンションに住んでも、お釣りが来たりして。中国人民元換算すると　→　月１１５４１元、週２６６３元　北京・上海で、土地付きのコンドミニアムにでも住めば別でしょうが、ま、普通考えて、この金額出せば、住宅の面ではかなりお大尽できそうです。この半額だけでも、上海の都心近くのそれなりの家に住めそうですね。というわけで、いま東京で月１５万円台払っている今の家賃は、海外の都市と比べても、高いのか安いのか、よく分かりません。ま、先進国都市の中では決して高い水準ではないと、個人的には思っています。

  2010年04月19日

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• 貧乏性のぼやき

  先日、眼鏡を新調しました。今かけている眼鏡は、３年前に買ったもので、すでにレンズに細かい傷がついて、もう限界に近い。そろそろ、買い換えなくてはと思い、近所のショッピングセンターの眼鏡屋に行ったのですが、あいにく、好みのフレームがない。私は考えました。いい歳した男が、いつまでも、｢のび太くん眼鏡｣をかけてるわけにもいかない。もっと格好良いものをかけなくては･･･そこで、ウェブで眼鏡のデザインをチェックして、向かった先は東京駅は、丸の内ブランドブランドストリートにある、眼鏡専門店Facial Index。お客は二人だけで、私の他は、いかにもネットビジネスで成功して大金持ちになりました、みたいな、ラフな格好をした３０年配の男だけ。彼は、高額な眼鏡を手当たり次第、どんどん買っていました。その見事な買いっぷりをみて、いかにも、場違いな所に来てしまったという感じがしましたが･･･結局私が選んだのが、紫色の、チタンフレームの眼鏡紫色なのが、ちょっと不良っぽい欧米ビジネスマンみたいでいいかな、と思い、買いました。値段は、普段買ってる眼鏡の倍くらいしましたが、｢のび太くん｣を卒業するために必要な投資(？)と割り切って、クレジットカードにサインしました。ですが、店内を出た途端、何ともいえない、自己嫌悪感に苛まれました。貴重なお金を、浪費してしまった･･･いや、別に浪費といえる金額でもないのですが、私は昔から貧乏性で、必要最低限のものしか買わないという生活スタイルが身についているので、少し背伸びした消費をすると、本能的な拒絶反応が起こるようです。貧乏学生だった頃と違って、今は丸の内ブランド街で眼鏡買うくらいの経済力はついているのですが、でも、長年のつつましい生活で身についた倹約感覚は、一朝一夕には変わらないようです。それにしても、我ながら、変な感覚ですよねえ。だって、家を買う時には、何百万、何千万かかっても、すぐ即決して買ってしまうのに、たかが数万円の眼鏡を買っただけで、自己嫌悪感に苛まれるとは･･･

  2010年04月12日

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• 生活改善計画

  伸び悩む日本経済。国の財政も苦しく、将来の生活不安が重苦しく覆う昨今ですが、幸い、我が家の暮らしは、年を追うごとに裕福に、ラクになっています。これは有り難いことです。このような状態を実現できているのは、私の本業での給与収入と、副業の不動産収入が安定して伸びているからに他なりません。しかし、それ以上に大きいのは、私と妻の生活態度でしょう。二人とも、贅沢が嫌い、見栄を張らない、世間体を気にしない･･･という面では徹底していて、極力、無駄遣いをしません。これが、家計に余裕を与えています。もっとも、我が家固有の事情により、世間一般の家庭よりも、お金がかかってしまう面は多少あります。その一つが、家族全員連れての頻繁な海外訪問。私の妻は華僑で、家族・親戚が全世界に散らばっている関係で、オーストラリア、香港、台湾、米国などへ、年平均２～３回出国します。その旅費や現地滞在費は、もちろん家計からの負担となります。とはいえ、それ以外はあまりお金がかかりません。娘は区立の幼稚園に通い、学費は非常に安いし、お稽古事の類も、せいぜいYMCAの水泳教室くらい。外食も滅多にせず、私は会社へお弁当持参。家具・家電を購入する際も、リサイクルショップか引越しセールで安く済ませるし、子供たちの服もママ友のお下がりで十分。さらに車も所有しておらず、駐車場代も車検代もかかりません。うちの近所を見渡すと、月３万円の駐車場代を払って自家用車を持っている人がほとんどだし、子供をバイリンガル幼稚園に通わせる(学費は月８万円以上)人も少なくありません。彼らに比べれば、我が家は比較的、お金が残りやすい体質だといえるでしょう。また、老後に年金不安が残るために、暮らしを切り詰めて貯金に回そうという人も、同世代の中には多いですが、我が家はキャッシュフロー(安定した定期収入)をつくる戦略が成功しつつあるので、貯金をそれほど必要としない、という気楽さがあります。生活に余裕ができると、それなりに、欲も出てくるものです。まず今年から、年金生活に入った両親への仕送りをはじめました。両親は、年金だけでも生活できますが、私からの仕送りに手をつけず、ある程度貯めていけば、年に２回くらいは、遠方へ旅行に行けるので、それを余生の楽しみにして欲しい。あとは、｢衣食住｣のうち、｢衣｣生活と｢住｣生活を、今よりもう少しだけ、充実させたいな、という気持ちがあります(※食生活に関しては、もうこれ以上は望みようがないほど、充実していると思います)。【衣生活改善プラン】まず、私や妻が、普段身に着けているものの一部を、日本人の｢匠の技｣が感じられるような、良質のものに切り替えていきたいと思います。まずは、眼鏡。私の眼鏡は、そろそろ買い替え時期。せっかくなので、多少高くてもいいから鯖江ブランドのセルロイド眼鏡にしたいと思い、妻に相談したところ、自分も同じ眼鏡にしたいとのこと。もうすぐ、二人揃って、鯖江の眼鏡をかけることになるのかな。あとは、Yシャツかな。日々、会社に着ていくもののうち、何着かは、鎌倉あたりでオーダーして、自分の身体にぴったりくる良質なものにしたい(毎回、スーツから何から、鎌倉でフルオーダーするだけの財力は、まだありません･･･)。【住生活改善プラン】いま、私たちが暮らしているのが、江東区東陽町にあるUR住宅。間取りは2SLDKで、84平米あります。今は、２人いる子供がまだ小さいので、広さも間取りも十分ですが、子供たちが大きくなり、個室が必要になってくると、今の間取りでは使い勝手が悪くなるでしょう。また、我が家は１階に住んでおり、子供が小さいうちは音漏れの心配もなく、遊ばせやすくてとても便利なのですが、もっと大きくなれば、もう少し上の階に移動して、二人分の個室が確保でき、かつ採光や風通しの良い部屋に移りたい。もちろん角部屋が希望で、できればルーフバルコニーが欲しい。ですので、ソフィアが小学生になる、２～３年後を目処に、同じUR住宅か、あるいは近隣のマンションで、より理想に近い部屋に引っ越したいと思います。今住んでいるUR住宅の間取り図を見ると、理想に近い間取りの部屋が、いくつか見つかりました。家賃は月１６～１７万円台なので、今より１～２万円ほどプラスすれば良い。もう少し頑張って、月２０万円出せば、１３５平米でルーフバルコニー付きという、なんとも贅沢な部屋もあるようです。もちろん、空きが出ればの話ですけどね。近隣の民間マンションだと、たとえば東陽町の駅近で、流通量は少ないとはいえ広めの分譲タイプが月１６～２０万円で借りられるようなので、この方向性で検討するのも良し。今住んでいる東陽町から、イメージ的にもう少しかっこいいエリア(晴海、豊洲、お台場など)に引っ越すことも、一瞬考えましたが、豊洲あたりだと、大した間取りでもないのに家賃が月２５～３０万円するようで、馬鹿らしくなって検討中止。千代田区や港区だと、それ以上の値段になります。やはり、生活便利で家賃も割安な東陽町から動く理由はないですね。なお、海外転勤・移住の可能性が高いので、近所でマンションを買う予定はありません。投資目的物件を所有することはあっても、自分が東京で住む家は、賃貸を基本に考えています。

  2010年04月03日

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• メルマガのポータルサイトはじめました

  いま、東京には暴風警報が出ています。すごい風ですねえ。まるで台風のよう。外には一歩も出られません。ひとつお知らせがあります。メルマガ執筆が軌道に乗ってきたので、いま流行りのAmebloで新サイトを立ち上げました。Manachanメルマガポータルサイトhttp://profile.ameba.jp/manachan2150私が発行している２つのメルマガのポータルサイト、という位置づけです。メルマガのテーマは、｢グローバルITビジネス｣と｢オーストラリア不動産投資｣で、今日現在、それぞれ、１００名近い読者がいます。メルマガ名：目指せ！グローバルIT技術者http://www.mag2.com/m/0001003000.htmlメルマガ名：豪州・勝つ不動産投資http://www.mag2.com/m/0001089042.html彼ら読者のために、私という人間をもっと知って欲しい、そのことにより、メルマガにもっと親しんで欲しい、というのが趣旨です。また、Amebloを通じてメルマガ読者を増やしたい、という狙いもあります。ある程度書き溜まった時点で、メルマガの文章を公開しています。近い将来、商業出版することも視野に入れて考えています。その際、編集者の方にも分かりやすいように、自分のプロフィールを、メルマガの趣旨に沿うかたちでまとめてあります。興味のある方は、お気に入り登録をよろしくお願いします。いつでも大歓迎です。

  2010年03月21日

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• 外に出る日本人

  先日、中学生の息子さんを持つ同僚と飲みました。その彼が言ってたことですが、｢この子が、将来何の職業を目指せばいいのか、よく分からないんだよね。弁護士とか医師は余ってるし、サラリーマンになってもポストは埋まっているし･･･｣いまの日本を象徴する、なかなか重い話題です。しばしの沈黙のあと、私は、こう答えました。｢海外、たとえば中国の大学に行って、言葉を覚えて、そのまま現地の企業に就職してしまうのはどうでしょう？当然、給料は中国水準になりますけど、日本で就職するよりも、発展のチャンスは大きいかもしれません｣｢それだ！｣、同僚が手を打って叫びました。彼は先日、こんなTV番組を見たそうです。日本人の若者のなかに、国内での大学進学や就職をはなから考えず、中国など海外に行って言葉を覚え、現地企業を目指す者が出始めている。そうして、中国語と日本語のバイリンガルになり、また中国でのビジネス経験を積むことで、市場価値を上げることができた若者もいる。彼らには、中国に留まるだけでなく、日本企業に中途入社して、中国ビジネスに参入する戦略的ポジションで活躍する道も開かれている。もちろん、日本で就職して、そこから中国を目指す方法もあるが、すでにポストが埋まってしまっているのと、それに、日本語のできる中国人社員も多いので、日本人社員にとって中国関連のポジションに就くことは容易ではない。これを聞いて、どう思われますか？｢日本もついに、中国に働きに行くような国に成り下がったのか｣と嘆く人もいるでしょうが、でも私は、｢どんどんやればいいじゃん。若いんだから、日本にこだわらず、伸びしろの大きい新興国で、チャレンジしたら？｣と思います。私自身も、そんな人生を歩んできましたので･･･。ついでに言うと、韓国は、少なくとも１０年前から、上のような状況になっているようです。韓国は、日本よりずっと経済規模が小さく、労働市場は狭い。しかも、大学を出ても国内就職がままならない状況が、以前からあったそうです(有名大学は別として･･･)。私は数年前、中国・大連に住み、現地の大学ともお付き合いがあったのですが、そこで見たのは、韓国人留学生の多いこと、多いこと･･･しかも彼らの多くは、韓国に帰って就職などはなから考えず、ただ一点、中国での就職を目指していたのです。だから、中国語学習に対する意欲も高かった。韓国人の若者が目指すのは、中国だけではありません。英語圏はもっと人気で、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド･･･どこでも、在留韓国人の数は日本人より多いはず。それにはもちろん、英語が必須なので、学費・滞在費が安いフィリピンに語学留学する韓国人も急増中とのこと。もちろん、韓国のなかには、海外に出られる人と、最初から、それが不可能な境遇にある人の両方がいて、おそらく後者の方が多いのでしょう。韓国でしか働けない韓国人の暮らしは、日本以外で働けない日本人よりも、さらに厳しいと思われます。国内の経済格差も、韓国は日本より激しいのでしょうね。といいつつ、一方で、サムソン電子、現代自動車、POSCOなど、韓国大手企業の最近の業績は目覚しいものがあります。もちろん、韓国の国内市場ではなく、海外(特に米国や新興国)で大きな利益を叩き出しています。その裏では、何十年もの間、海外で学び・就職して、バイリンガルやマルチリンガルになった韓国人労働力の貢献があるのだろうと思います。韓国に比べると、豊かな１億３千万人市場を持つ日本は確かに恵まれていますが、これから日本人の若者が国内就職して、良いポストについて部下も持って･･･というのは、どんどん難しくなってくるでしょう。だから、海外就職を目指す日本人の若者は、これから増えてくることは間違いないし、そこに大きなビジネスチャンスがあると思います。

  2010年03月17日

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  すごか、はやかけん東京上陸！

  今朝の通勤列車、天王洲アイルの駅で下りると、自動改札に見慣れない文字が躍っていました。SUICA、PASMO、ICOCA、TOICA、Kitaca、Nimoca、SUGOCA、はやかけん　が使えますJR東日本のSUICAにはじまり、全国の主要都市に広まった非接触式のIC自動改札カード。今では東京、大阪、名古屋、札幌、福岡の五大都市の全てで、この種のカードが使われています。ですが、それぞれのカードで相互乗り入れが出来るようになったのは、ごく最近のことです。東京では長らく、首都圏のSUICA、PASMOの他は、関西のSUICAくらいしか使えませんでした。引き続いて、名古屋のICOCA、札幌のKitacaが使えるようになり、そして数日前、福岡のNimoca、SUGOCA(すごか)、はやかけんが、東京でも使えるようになったのです。しかし、すごいインパクトのあるネーミングですよねえ。西鉄のNimoca(Nice Money Card)は大人しいけど、JR九州の　SUGOCA　(Smart Urban GOing CArd )　福岡地下鉄の　はやかけん　(は=速くて や=優しくて か=快適な けん=券)｢すごか、はやかけん｣･･･これを聞けば日本中の誰もが、九州の言葉(博多弁)だと分かるし、しかも、つなげると、ちゃんと文章になっている！最初から狙ってたな･･･JR九州と福岡地下鉄のコラボ(？)なのか、或いは偶然そうなったのかもしれませんが、ナイスなネーミングに拍手。JR西日本のICOCAも関西らしくて良いけど、｢すごか、はやかけん｣のインパクトは、はるか上をいく。やはり、印象の強い方言を持っている地域は強いですね。全国に通用するブランドがつくりやすい。それにしても、はやかけん、かっこいい～～まじで欲しいぞ！｢はやかけん｣、東京で使えるようになったのだから、これ使って通勤したい！！でも、福岡じゃないと買えないんですよね？

  2010年03月16日

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• 東南西北白發中

  私は大学時代、マージャン(麻雀)が大好きでした。当時は、学生寮で４人部屋に住んでいて、備え付けのコタツもあったので、雀卓を囲むにはうってつけの環境。日々、いろんな部屋に遠征して、徹マンに明け暮れたものです。日本だけでは飽き足らず、台湾や中国大陸でも、現地の人と｢麻将｣をたくさんやりました(中国語では｢麻将｣と書く。｢麻雀｣だとスズメの意味になっちゃうよ)。でも、いろいろやってみて思ったのは、やっぱり日本の麻雀が最高に面白いということ。中国の、ポンポンチーチー哭きまくって、早く上がった者勝ちの｢麻将｣と違って、日本のルールは哭かずにメンゼンでじっくりと役をつくっていくのが基本で、手塩にかければかけるほど点数が稼げるので、ゲームとして純粋に面白い。麻雀の本で、必ず最初に出てくる役といえば、｢ピンフ｣(平和)。これが、日本麻雀の醍醐味を象徴していると思います。ピンフは一番ポピュラーで上がりやすいのに、いろんな条件があって、覚えるのが一番難しい。私も最初の頃は、覚えられなくて、いろんなチョンボをしました。たとえば、【哭きピンフ】ピンフはメンゼンでつくらなくてはいけません。哭いて上がったらチョンボで１万２千点とられます。【間チャン待ちピンフ】ピンフは、両面待ちで上がらなくてはなりません。たとえメンゼンで手をつくっても、間チャン、ペンチャン待ちで上がったらチョンボです。しかし、初心者にはやや難しいピンフも、他の役と組み合わせて、たとえば｢メン・タン・ピン・一盃口｣で上がったら、７７００点の手(親なら１１６００点)ですが、｢哭かずに我慢して良かった。きれいな役つくったぜ！｣と、一瞬、じーんと幸せな気分にひたれるのです♪あと、｢一気通貫｣や｢三色同順｣、｢清一色｣も、ビジュアル的にきれいな役ですが、これらも、メンゼンでつくった方が明らかに満足度が高い。余談ですが、中国人も｢清一色｣で上がるのが大好き。あれを美しいと思うのは、万国共通の感覚なのでしょうね。あと、配牌の段階で、｢東南西北白發中｣の字牌がたくさんあると、ワクワクしますねえ。これから、手をどうやって大きく育てていこうか。あわよくば大三元や大四喜も狙えるかもしれない･･･いろんな妄想がふくらんでしまいます。世界広しといえども、麻雀ほど面白くて奥深いゲームが、他にあるのだろうか？この素晴らしいゲームを誰もが楽しめるのも、漢字圏の日本で育った喜びかもしれない。思うに、やっぱり、雀牌に漢字が書いているからこそ、味がある。たとえば｢東｣を、横文字で｢East｣と書いたら、一瞬で興醒めになってしまう･･･。話は少し飛びますが、地名に｢東南西北白發中｣が全て揃っている都市こそ、成熟した大人の都市という感じがする･･･だって、全部揃えば｢大三元｣と｢大四喜｣で、ダブル役満ですぜ。政令都市の特別区の名前でいうと、日本で二つだけ、理想に近い(？)都市があります。【札幌市】東区、南区、西区、北区、白石区、中央区･･･あと、｢發｣のつく区名があればパーフェクト。【名古屋市】東区、南区、西区、北区、天白区、中村区･･･あと、｢發｣のつく区名があればパーフェクト。ちなみに札幌には、西区と手稲区の境あたりに、｢発寒｣(はっさむ)という地名があります。その一帯を｢発寒区｣にしてしまえば、｢東南西北｣｢白發中｣が全部揃うから、最高ですね♪あと、駅名でいえば、浦和市(現さいたま市)が、いい線いってると思う。【浦和の駅名】東浦和、南浦和、西浦和、北浦和、中浦和･･･あと、｢白｣と｢發｣のつく駅があれば、パーフェクト。だから、これから浦和に駅つくるなら、｢白浦和｣と｢一発浦和｣にすべきですね♪(参考)麻雀の役一覧

  2010年03月11日

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• バイリンガルタクシー

  昨日、子供を病院に連れて行くタクシーのなかで、バイリンガルタクシーの広告を見ました。都内板橋区に本拠を置くタクシー会社・ANZENグループによるサービスで、現在、英語、中国語、韓国語、スペイン語の４ヶ国語に対応しているという。ということはバイリンガルじゃなくて、もはやマルチリンガルですな。このサービスは完全予約制で、羽田空港、成田空港、東京ディズニーリゾートから都内各所へ、定額料金で運行しているそうです。定額料金はかなりお値打ち。たとえば、都心から成田空港まで、１万６千円で運んでくれるとのこと。普通に流しのタクシーをつかまえてこの距離を移動したら、２万円は下らないので、かなりのお得感。羽田空港から都心までの料金も良心的(料金表－羽田、成田)。この料金なら、自分もどんどん使ってみたいし、友人にもおすすめしたい。また、３月末にはシンガポールから上司が来日するので、英語か中国語対応のタクシーを手配しようかなー、とも思いました。ただ、サイトをみると、予約は日本語だけなのね。もし、英語、中国語、韓国語、スペイン語の４ヶ国語で予約できるシステムや、多言語対応のコールセンターをつくれば、このサービス、かなり成功するのではないでしょうか。日本語の不自由な外国人を中心に、多言語対応タクシーの需要は大きいですから。あと、最近はITを使えば、外国語のできるドライバーを必ずしも揃えなくても、多言語サービスを機能させることは可能かもしれません。例えば、成田か羽田で、外国人がタクシーに乗る。そこで、希望言語を選ぶと、ワイヤレス通信で多言語対応オペレーターにつながり、かつオペレーターが、日本語で運転手と意思疎通できるみたいな･･･WiMAXなど、次世代の高速ワイヤレスネットワークが普及すれば、音声や地図情報だけでなく、客とオペレーターの双方が顔の表情を確認しながら、テレビ電話的に使えるようになったりして･･･なお、言葉がしゃべれて東京の道路交通事情に詳しければ、オペレーターは地球上のどこに居ても良い。そんなサービスが実現する日も、そう遠くはないでしょう。

  2010年03月10日

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• 学校英語とネイティブの子供

  来週から、妻と子供たちが香港に行きますが･･･香港滞在中に、妻が息子ポニー(１歳１ヶ月)に話しかける言葉を、中国語から英語に変えようと思っています。(注)私は、子供が何歳になろうと、日本語一本で通しています。娘ソフィア(４歳半)の場合も、１歳過ぎにママとの会話を中国語から英語に切り換えて以来、家では四六時中、ずっと英語で話しているので、すでに英語ネイティブと言って良い。一方、パパとは日本語だし、普通に日本の幼稚園に通っているから、日本語もネイティブ。ポニーも、あと３年経てば、お姉ちゃんと同じように、普通に日英バイリンガルになるのでしょう。私たちが、これから先、いつまで日本に住むのか分かりませんが、少なくとも、ポニーが小学校に上がるまではここにいよう、という話になっています。ポニーが小学１年生になる頃、ソフィアは小学４年生です。もう一年経って５年生になれば、ソフィアが小学校で｢英語の授業｣を受けることになるの？というのも、日本では来年から、小学校５年からの英語の授業が必修になるからです。英語の授業と聞いて、すぐ思い浮かんだのは、いわゆる｢学校英語｣というやつ。そう、日本人の英語教師が、日本人の生徒に、決して上手とはいえない英語を棒読みして、重箱の隅をつつくような文法テストに終始する授業のことです。私が中学校・高校の頃、日本で英語の授業といえば、そんな選択肢しかありませんでした。私も妻も、英語ネイティブのソフィアやポニーが、そんな授業を受ける意味はないと思っています。英語で何かを学ぶ意味はあっても、英語を学ぶ理由は特にない。でも、よく調べてみれば、小学校５、６年の英語の授業って、週１回しかなくて、しかも読み書きせずに、聞いたり、話したりすることが中心なんだって。そんな授業をやって、子供たちに本当に英語力がつくのか、疑問ではありますけど･･･でも会話中心の内容なら、ソフィアたちにとっては、都合良いかもしれない。しかも、小学校の英語授業の多くは、外国語指導助手(ALT)という、英語ネイティブの教師が活用されるんですって。私思うに、英語に親しむことが主眼の、会話中心の内容であるのなら、高いお金を払ってネイティブの教師を使うよりも、地域に住む英語ネイティブや準ネイティブの子供たちを有効活用する方法はないものでしょうか？ここ東京下町では、外国人の住民が増えて、多文化コミュニティになりつつあります。近所を見渡しても、インド人やフィリピン人、そして幼い頃から子供を英語幼稚園に通わせる韓国人など、英語が達者な子供は結構多い(場所柄、英米人は少ないんですが･･･)。加えて、北米系のインターナショナルスクールや、インド系の学校など、英語主体の教育機関が地域にいくつもあり、そこで学ぶ子供たちも増えています。要は、ネイティブらしい英語発音と、簡単な英会話能力が必要なのであれば、それを持ち合わせた子供たちは、地域にたくさんいるようです。というか、この地域で公立小学校のクラスに４０名の児童がいれば、その中に１人や２人は、英語が達者な子が混じってくるんじゃないかな。小学校の英語教師が、そんな子供たちを授業でうまく使うことができれば、授業自体を活性化できるでしょう。たとえば、・英会話の例文を、ソフィアにネイティブ発音で読んでもらうとか？・あるいは、日本人の子供たちから、｢これ、英語でなんていうの？｣という質問が来た時、ソフィアに答えてもらうとか？そして、そういう授業の方法論が確立されれば、わざわざ英語圏から先生を呼ぶ必要さえなくなる･･･かもしれませんね。でも、それは小学校５、６年だけの話で、中学校に行けば、昔ながらの学校英語に逆戻り、なのかもしれません。私は、自分の子供たちの教育を考える時、日本の公教育に、それほど多くを期待しているわけではありません。たとえばこの国では、｢まともな日本語を話せない大人が増えているのに、小学生の英語なんて時期尚早｣みたいな議論が大勢を占めたりします。上の議論が、間違っているとは言いませんが、でも、｢下のレベル｣や｢平均のレベル｣を想定して制度設計をする限り、少なくとも世界の模範になるようなクオリティある教育システムにならないと思います。｢まともな日本語を話せない大人が増えている｣のが事実だとしても、｢まともな日本語を話せる子供や大人｣だって多いわけで、その人たちが、英語や中国語、そして自然科学や人文社会科学の各分野を、興味やニーズに合わせて柔軟に学べるようなシステムを考えた方が生産的だと思いますが･･･残念ながら、そういう議論には、なかなかならないんですよね、この国では。そうしている間にも、ソフィアやポニーはどんどん育ってしまいますから、子供たちには、日本を含めた、世界の教育システムのベストミックスを視野に入れつつ、良い教育環境を与えていきたいと思います。

  2010年03月05日

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• 下町YMCAの教育力

  娘ソフィアが１年間通った、東陽町YMCAの｢３歳児保育コース｣も、あと残り１週間で、終業式を迎えることになります。ここ東京において、YMCAなんてハイカラなものは、たいてい山の手か、三多摩地区にあります。東陽町センターは、東京東部・下町地区で唯一頑張っているYMCAです。｢なんで、こんな下町に、YMCAがあるんだろう？｣と意外に思われるかもしれませんが、驚くべきことに、東陽町は北米式のインターナショナルスクールから、３歳児からの英語幼稚園から、社会・体育専門学校から、スポーツ・武道クラスが一通り揃うウェルネスセンターまで、まさに｢ゆりかごから墓場まで｣カバーする、一大教学センター。東京東部や千葉県から、幅広く集客している位ですから、全くもって馬鹿にできません。そのYMCAで３歳児保育コースに通わせて、正解でした。私も妻も、YMCAの先生方、関係者一同には本当に感謝しています。ソフィアは、YMCAでの１年間で、たくさん、良い習慣を身につけました。たとえば、・元気よくあいさつする・先生にたくさん、お話をする・自分のおもちゃを、他の子供に貸してあげる・服を着たり、畳んだり、歯を磨くなど、身の回りのことを進んでやる・お姉さんらしく、弟の面倒を見る１年前と比べて、ずっと社会性や自主性がつきました。そして、優しく思いやりのある子に育ちつつあるように思います。YMCAの先生方を見ていて、私がいつも思うのは、｢プロだなあ｣、｢教育力が高いなあ｣ということ。彼らはとにかく、子供の良い面を引き出すのが上手。そして、良くない面も素直に受けとめ、粘り強く接しながら、良い方向に導いていく･･･あのスキルは本当に凄い！私は時々、同世代の子供を持つ親から、他の保育園や幼稚園での経験を聞くことがありますが、中には、子供の生活態度や問題点を指摘して、｢困っています｣みたいなことを言って、親をさらに不安にさせる先生もいるようです。YMCAの先生方は、そんな弱音は吐きません。親に接する態度も、プロそのもの。子供の問題点も鷹揚に受け止め、いつもリラックス。ニコニコしながら、｢大丈夫です。いい子ですから｣と、余裕の表情。教育力に余程の自信があるのでしょう。東陽町センターは、自前の教員養成機関を持っていますから、方法論的にも成熟しているようです。また若い先生の卵を、実習生としてボランティア的に活用して、いろんなお遊戯や工作、行事をやります。だから、一日として同じ日はなく、教室もダイナミズムに溢れています。また、東陽町に住んで良かったと思うことの一つに、｢コミュニティ感覚｣、｢地域の教育力｣があります。YMCAに子供を通わせている近所の親を見る限り、少なくとも、｢孤育て｣(ママと子供が、終日部屋に籠もりきりの孤独な子育て)の状況は、まず見られません。私の妻は、外国人で日本語が不自由なので、孤立しがちな境遇にありますが、実は、YMCAで知り合った日本人ママたちと、とても仲が良い。ホームパーティをやったり、子供連れて水族館に行ったり、コストコへ買物に行ったりと、日々、楽しくやっています。妻のiPhoneには、ママ友からのメッセージが、夜昼問わず頻繁に来ています。運が良かった面も、確かにありました。YMCAの３歳児保育は25人クラスを、5人ずつの｢グループ｣に分けて、連絡網を回したり、いろんなアクティビティをやるのですが(うまいやり方だと思う･･･)、我々のグループには、リーダー的存在のママが一人いて、彼女が周りに配慮しつつ、上手にリードしてくれる。だから、日本語が不自由な妻でも、自然に溶け込んでいけたのでしょう。ママ友のなかには、手作りのお菓子とか、手作りの人形や飾り物を、周りに配る人もいて、｢なかなかレベル高い｣コミュニティだと感じます。そして、東陽町には下町らしい｢緩さ｣も残っています。何となくですが、東京の他の地域と比べて、全てにおいて要求水準が高くなく、気楽に、自然体で生きられるような気がします。東陽町は深川地区に属します。深川といえば、江戸初期から続く、歴史ある｢下町｣。各町会に立派なお神輿があって、私たちは｢東陽２丁目｣のお神輿を間近に見て暮らし、節分、七五三、酉の市には、富岡八幡宮にお参りに行きます。YMCA３歳児保育でも、そうした地元のお祭りや行事を、うまくプログラムに取り込んでいたようです。この地域には、下町の歴史伝統に加えて、YMCAを中心に広がるコミュニティの教育力がある。ここで育った子供たちは、たいてい、素直で良い子になるように思います。実際、うちの近所で荒れている子供はあまり見ないし、学級崩壊の話もほとんど聞きません。治安も良く、妻などは女性の身で、深夜にも一人で平気で出歩くほどです(24時間スーパーもあるから、人通りがあるんですね)。さて、ソフィアの終業式まで、あと１週間。妻は、｢終業式では、感動で、絶対に泣くだろう｣と言います。それ程まで、YMCAの１年間が、ソフィアにとっても妻にとっても、素晴らしかったということです。４月から、ソフィアは区立の幼稚園に入りますが、そこでも、YMCAに負けず劣らず、素晴らしい思い出をつくって欲しいと、願うばかりです。心配はしていません。だってここは、東陽町ですもの。富岡八幡宮とYMCAのお膝元ですもの。学級崩壊やネットいじめのニュースが、まるで別の国の出来事に思えるほど、平和で住みやすくて、日本の明るい未来を実感できるような地域で、私たちは暮らしています。

  2010年03月03日

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• 一家に一台、NAS(ナス)

  明日、ネットで購入したNAS(ナス)が、いよいよ我が家にやってきます。NASとは、Network Attached Storageの略ですが、一言でいえば、｢インターネット対応の外付けハードディスク｣みたいなもの。それだけ聞くと、｢なーんだ｣と思われるかもしれませんが、最近のNAS製品は、機能が充実して、凄いんです。まず、NASは、家のなかにある、あらゆるデジタルデータを、保存できます。・TV番組・ビデオ、DVD・オーディオで保存した音楽・デジカメや、携帯カメラで撮った画像・PCのデータそして、それらのデジタルデータを、PCを経由せずに、簡単に録画・再生ができます。しかも、インターネット対応だから、外出先や旅行先からも、PCや携帯電話経由で、いつでも呼び出すことができます。しかも、NASが凄いのは、Windowsのファイルサーバーと同じように、フォルダ毎にアクセス権限をつけたり、取ったりできること。だから、家族や親戚、会社の小規模チーム内でのファイル共有にも向くのです。また、PCから定期的にバックアップを取ったり、NASから他のNASにバックアップを取ることも、自由自在にできます。結局、NASがあれば、外付けCDも、DVDもMOディスクも、マイクロSDカードも要らず、全てのデジタルデータを適正に管理できるのです。NASを２台買って、互いにバックアップを取り合えば、たとえ１台がコケても大丈夫。まさに無敵。ところで、気になる値段ですが、最近は価格競争が進み、1TB(テラバイト)の家庭用NASが1万3千円台と、とってもお値打ち。外付けハードディスクと大差ない値段。でも、できることは天と地の差。NASが一台入れば、暮らしも大きく変わります。NASは、特に我が家のような多言語環境で、かつ海外によく行くファミリーにおいて、絶大な威力を発揮するのです。我が家では、NASをどう使うか？・香港やオーストラリアに行く時に、NASを持ち込み、現地のTVにつないで、英語や中国語の番組を録画する。・また、それらの国で撮ったデジタル写真・動画を、NASに入れておく。・東京の自宅に帰ったら、NASをインターネットにつなぎっ放しにしておく。・千葉県のおばあちゃん家に行っても、NASに保存した写真・動画をインターネット経由で呼び出せば、家族全員で楽しめる。・外出先でも、NASから呼び出した画像をケータイメールにして、友人に送れる・日本で、子供たちに英語や中国語の番組を見せたい時は、NASから呼び出せば、いつでも見れる。・また、日本でTV番組をNASに保存しておけば、オーストラリア等に行った時に、日本語の番組をいつでも見れる本当に有り難い。日進月歩のデジタル技術革新に、改めて感謝です。NASが、我が家の多言語教育に威力を発揮してくれることを、大いに期待しています。

  2010年02月22日

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• 胃腸炎の出口戦略

  今年に入ってから、２回続けて、家族全員がウィルス性胃腸炎にやられました(１回目、２回目)。今年、東京の冬は結構寒く、すでに３回、粉雪が舞っています。寒くて湿気のある天気は、吹く風にさえ、ウィルスが含まれているんじゃないかと思うほど。加えて、娘は幼稚園、私は職場に行って集団生活してますので、我が家の冬は、自然、病原菌との闘いになります。胃腸炎を引き起こすウィルスは、ノロとかロタとか、いろいろな種類があるらしい。ものすごく感染力が強くて、かかっても免疫ができないようなので、始末が悪い。一旦かかったら、家族全員で苦しむしかありません。その症状には、もちろん個人差があります。我が家の場合、ソフィア(４歳)が、一番症状が重く、嘔吐、下痢、熱も３９度以上になる。その代わり、体調の回復も早い。ポニー(１歳)は、嘔吐、下痢を伴うが、それほど発熱しない。その代わり、体調や胃腸機能の回復に時間がかかる。私と妻は、症状が一番軽く、下痢と軽い嘔吐程度。発熱はない。いつも気が張っている分、あまり病気にならないが、その代わり、あまり休めない人だから、知らず知らずのうちに、疲労がたまっているかも。ウィルス性の胃腸炎になったら、とにかく、安静にして、胃腸を休ませながら、水分をこまめに補給するのが鉄則。症状の重い時は、イオン水などをスプーンで与え、もう少し回復してきたら、お粥とか、ニンジンのスープとか、すりおろしたリンゴなど、消化の良いものを与えて、胃腸に負担をかけずに栄養を補給する。ここまでは、小児科からもらった資料に書いてあります。ただ、私が難しいと思うのが、いつから、普通の食事に戻すべきか？ソフィアもポニーも、発症後まる１日で快方に向かい、発症３日目くらいになると、いつも通り元気になります。顔色も良いし、よく遊ぶし、大便も、普段とほぼ同じになります。でもって、その頃から、子供たちは、普通の食事を欲しがり始めます。揚げ物とか、辛い物とか･･･。親としては、さすがに揚げ物や辛い物はまずいと思っても、鍋ものとか、卵(スクランブルエッグ)とかは、与えてもいいんじゃないかと、思うわけです。ですので、４日目から、そういう、普段の食事に戻したのですが、蓋を開けてみたら、５日目に、子供が二人とも嘔吐するなど、なかなか思い通りにいきません。いくら体調が良さそうに見えても、子供が欲しがっても、心を鬼にして、発症後一週間くらいは、消化の良いメニューで通すべきなのかと思いました。この辺は、小児科からもらう資料に書いてないし(個人差が大きいもんね･･･)、子供の状況に合わせて、試行錯誤しながらコツをつかんでいく以外にないのかなと思います。

  2010年02月15日

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• 一家全員ダウン

  昨日はとてもつらい夜でした。午後４時頃、職場にいた私に、妻から電話がかかってきて、｢ソフィアもポニーも吐いてるのよ、下痢もしているの。早く帰ってきて！｣と。そこで、午後６時前に帰宅して、二人の子供にお粥とか、ミネラル補給水を与えたり、下痢の処理をしたりと、気ぜわしく働いていたら、妻にも私にも、感染ってしまったらしい。妻は吐き気、私も激しい頭痛と下痢に悩まされました。でも、子供たちは発熱してるし、戻すわ、お腹は空くわ、頻繁に起きるわで、つらくても親は休めない。ほぼ１時間おきに起こされ、結局朝まで、ずっとそんな感じ。たぶん、ウィルス性胃腸炎だと思うけど、今日は祝日なので、休日診療の病院にいって、一家４人、診てもらわないとね。

  2010年02月11日

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  下町の新華僑エリア

  2009年は、｢サヨナラセール｣の年でした。世界同時不況の影響で、日本経済もすっかり冷え込み、外資系やグローバル企業のなかでも、東京事務所を閉鎖・縮小する動きが相次ぎ、社命で本国に帰される外国人ビジネスマンの数は、近年に例をみない数になりました。東京で数年間暮らした彼らは、身の回りのものを整理するため、Craigs listやGaijin Potなどの英文サイトで｢サヨナラセール｣を呼びかけ、使用済みの家具家電、玩具、雑貨などを、格安で売り払ったものです。私も、毎月のように東京各地の｢サヨナラセール｣に出かけ、お値打ちものをたくさんゲットしました。なかでも多く足を運んだのが、港区の広尾・南麻布界隈。この一帯は、高収入の欧米人エリートビジネスマンが多く住んでいましたが、さすがに不況には勝てず、彼らの多くが、東京を後にしました。彼らだけでなく、江戸川区など都内東部に多く住むインド人ITエンジニアも、不況で仕事がなく、日本を去る者が相次ぎました。では、2009年、東京都に住む外国人は激減したのか？減っていません。それどころか、総数で約１万人増えています(40万8千人→41万8千人、統計はこちら)。伸び率は、さすがに鈍化しています。ここ数年は、毎年１万７～８千人づつ、増えていましたから、やはり不況の影響は大きかったのです。約１万人増えた、その内訳を見ると、驚くべき数字が･･･・中国人が、１万２５００人増・その他の外国人が、２５００人減・差し引き、１万人増数字を詳しくみると、米国人、英国人をはじめとする、欧米諸国の出身者が軒並み減少。彼らが多く住んでいた港区や渋谷区は、５００名以上の外国人が一気に減りました。出身国別で第二位の韓国人の数も減っています。ところが、東京在住外国人のなかで最大勢力の中国人の数が大きく伸びて、他国人の減少分を全部打ち消してしまいました。より詳しくみると、新宿区、豊島区、江東区、江戸川区の四つの区で、中国人が年間１０００人以上、増えています。この四区は、なかなか面白い組み合わせです。方や都心部にあり、大きな繁華街を擁し、中国系商店も多い新宿区・豊島区と、方や２３区の東の郊外にあり、めぼしい繁華街もない、地味な住宅地域である江東区・江戸川区。全く対照的な両地域で、中国人が大きく増えているのです。この現象は、｢来日した中国人の最初の受け皿が新宿・豊島区｣で、｢日本滞在が長くなると、江東・江戸川区などの郊外住宅地に移って定着化する｣という仮説で説明できると思います。この動きは、今に始まったことではありません。１９８０年代のバブル景気で爆発的に増えた中国人来日者は、まず新宿・豊島区や台東区に集住し、１９９０年半ば頃から、北区や板橋区など北部郊外への移動が目立ってきました。２０００年代に入ると、郊外定着化の中心は都内東部の江戸川区や江東区に移り、今に至っています。実際、数字をみても、・東京２３区で、中国人数が一番多いのは江戸川区・２００９年に、外国人が最も増えた区は江東区で、その７割以上が中国人の流入によるもの・直近５年間で、江東区は２回、江戸川区は１回、２３区最大の外国人数増加を記録・直近５年間で、中国人数が３千人以上増えた区は、江東区と江戸川区のみ。この２区だけで、２３区の中国人数増加の２１％を占める。といった数々の例証から、｢中国人の郊外定着化｣仮説が完全に裏づけられてしまいます。特に、その動きの中心にある江東・江戸川は、｢下町の新華僑エリア｣と呼んで差し支えないでしょう。しかし、考えてみれば、不思議な数字です。私は江東区に住んでいて、隣りの江戸川区にもよく行くのですが、中国人が集住しているエリアは、特に思い当たりませんし、ここが東京のなかで、中国人経営の商店が、特に多いというふうでもありません。強いていえば、江東区の南砂団地や、江戸川区の小島町団地、新小岩や小岩駅周辺は、多少、中国語の聞こえる頻度が高いかな。あと、お台場の高層マンションも、リッチな中国人が多い気がしますが、それにしたって、集住という程ではない。中国人がこれだけ急増して、言語や社会生活サポートの必要性もあるはずなのに、江東区や江戸川区で、これが社会問題になったという話も聞きません。おそらく、・日本滞在年数が長くて、日本社会にある程度適応した中国人が、この地域に多く越してくる。・日本語能力が高い人が多く、地域社会とのトラブルもあまり起こさない・日本人社会のなかで、中国人はビジュアル的に目立たない上に、子供の幼稚園や小学校も普通の公立に通わせるなど、ライフスタイルが限りなく日本人化しているので、周りから見て違和感がない。ということなのでしょうか？よく分かりません。江東区や江戸川区に定着した中国人住民は、これから、どうなるのか？将来のことは、誰にも分かりません･･･ただ、いまこの地域に住んでいるという事実が、彼らの｢永住確率｣を大いに高めていることは、確かだと思います。江東区や江戸川区は、とても住みやすいのです。訪問調査すると、区民の８～９割が、｢ここに住み続けたい｣と回答する、永住志向の高い地域です。東京都心から近くて、家賃・物価もお手頃、区立幼稚園は超格安、道も広くてカーライフも快適。区のスポーツ施設や激安スーパーなど、お金がなくても快適に過ごせる｢貧フラ｣も充実･･･２３区内で江東・江戸川ほど、ファミリーでの永住に向く地域は、他に少ないでしょう。日本人が永住したいと思っている地域なら、中国人も同じように感じているはず。それに、この辺はマンションが安いので、すでに自分の家を買っちゃって、永住モードに入っている中国人も多いはず。東京は、地方の工業都市と比べものにならないほど、多様な仕事があり、経済基盤も強固です。かつ、公共交通や外国語メディア、多様な食材など、外国人が快適に過ごせる条件が整っています。基本、コスモポリタンな社会だから、差別や排斥も比較的少ないと考えられます。だから、外国人は東京から出ていきたがらない。特に、東京のなかでも住み心地の良い江東・江戸川に定着した中国人が、この地域を出ていくことはさらに考えにくい。その数は今後、増えこそすれ、減ることはまず考えられない。下町の新華僑エリア、江東・江戸川･･･この地域では、東京がかつて経験したことのない、多文化社会になりつつあるのかもしれません。将来、ニューヨークのクイーンズ区とか、ロサンゼルス郊外のトランス市(いずれも、中国系を中心としたアジア移民の多い地域)みたいになるのでしょうか？

  2010年02月04日

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• テレビ不要論

  我が家では、テレビをつけることが、本当に少なくなりました。というか、ほとんど観なくなりました。２年半前に、リサイクルショップで購入した、東芝REGZAの32インチ薄型テレビは、今ではほぼ、DVDのモニターと化しています。一時期、ブルーレイ対応のテレビへの買い換えを検討しましたが、結局、誰も観ないじゃん、ということでこの話はお流れに。だって、今はインターネットで、何でも観れるんだもんね。妻は、テレビに見向きもせず、夜遅くまでPCに釘付けです。観てるのは洋画とOprahばっかり。４歳の娘ソフィアだって、Youtubeを使いこなして、セサミストリートからディズニーから、カーペンターズから｢名古屋はええよ、やっとかめ！｣まで、何でも視聴してますし。１歳目前の息子ポニーも、インターネット一辺倒。今や、テレビで流れるコンテンツの多くが、世界中のどこかのサーバーに存在してると思われますし、U2のYoutubeコンサートが、1000万人に同時配信されたように、ネットワークインフラも、驚異的なスピードで整備されてきました。加えて日本はインターネット環境が非常に良い･･･結局、PCとインターネットあれば、テレビという受信機を経ずとも、それに勝るとも劣らないクオリティの動画が、いくらでも観れてしまうのです。加えて、｢自分の観たいものを、好きな時にリクエストする｣という、オンデマンドに慣れた我々にとっては、テレビみたいに、一方的に送られてくるコンテンツを、受動的に受け取るのが、どうも退屈で、不自然に感じてしまうんですね。観たくもない芸人やコマーシャルを見せられた日には、｢俺の時間を返せ！｣、みたいな感覚になってくる。一家に一台、茶の間にテレビ･･･という、牧歌的な時代のモデルは、すでに崩壊しています。テレビのチャンネルを、兄弟で取り合い、みたいなこと、私の子供時代は散々やったけど、ソフィアの世代では、たぶん一生縁がないだろうな。一家に一台、ワイヤレスルーター買って、２万円くらいのネットブックPCを子供たちに買い与えて、それぞれ個室で好きなものを観る･･･というのは、全然牧歌的じゃないけど、どうやら、そういう方向に時代は進んでいるらしい。そんな状況で、これから、テレビは生き残れるのでしょうか？これまで、テレビが独占的な地位をしめていた領域が、PC、インターネット、携帯電話にどんどん侵食される。このまま何も変わらなければ、先細りの運命しか待っていないような気がします。これまで、広告料がガッポリ入る民放テレビ業界は、高給の花形職業だったけど、これからは、どんどん儲からなくなって、給与水準も下がっていくのかもしれません。今後、テレビの活路があるとすれば、・台湾みたいに、ケーブルテレビ会社が乱立して、テレビをつけたら常時１００以上のチャンネルが選べるようになる(１００チャンネルもあれば、誰でも、どれか好きな番組が１つはあるはず。)・時代劇とエロ、ギャンブルに特化したメディアになる(これらは、インターネットも視聴可能ですが、PCが苦手とか、自分で選ぶのが面倒臭いとか、のんべんだらりと受動的に視聴するのを好む層が、よく観そうな番組カテゴリーと思われ)以上、私の思いつきですが、いずれにせよ、テレビ企業の経営者は、今後のインターネットビジネス動向を見ながら、市場のなかで自分自身を適切にポジショニングしていかないと、厳しい｢歴史の審判｣が下るのではないでしょうか。その日は近い。

  2010年01月21日

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• 茨城空港の使い道

  JALがついに会社更生法を申請しましたね。そのニュースを横目に、茨城空港の開港が、あと５０日に迫ってきました。首都圏第三の空港、という触れ込みで登場したはいいが、今の厳しいご時勢、富士山静岡空港と並ぶ無駄空港呼ばわりされてもいます。羽田を首都圏のハブ空港にしようという動きがあるなかで、成田も生き残りに必死。その二大空港に続いて、第三の空港なんか必要なの？そもそも、(東京からみて)成田より遠い茨城まで行って飛行機乗る人なんかいるの？･･･みたいな声が上がるのは、至極もっともです。茨城空港としては、ローコストエアラインの誘致を狙っているようですが、思うに任せないようで、今のところ、行き先が韓国と台湾くらいしかないみたい。そして、さらに致命的なのは、今年３月の開港時点で、茨城からの国内線の行き先がゼロみたい(記事)。そんな空港、誰が利用するの？せいぜい、韓国旅行に行く茨城県民くらいしかいないじゃん？赤字垂れ流し、血税の無駄･･･世間の厳しい目にさらされるのは必至。それでも、私は茨城空港を応援したいのよ。茨城に限りなく近い千葉(マックスコーヒー文化圏)で生まれたんだから、仕方がないのよ・・・その思いを知ってか知らずか、某ホリエモン氏もブログで、茨城空港の活用策を考えてくれているようです。氏は、プライベートジェット専用空港とローコストエアラインの共用空港、別名｢世界一格差の激しい空港｣というビジネスモデルを提唱しておられます。とても良いアイデアと思いました。これを読む前、私は一瞬、JALが、茨城空港をベースに、国策格安航空会社として生き残る？みたいなことを妄想しましたが、JALでは、その路線は無理だろうな。スカイマークみたいに、最初から格安路線で鍛えられているわけじゃないし、図体でかすぎて急に変われないだろうし。豪州カンタス航空がジェットスター航空をつくったように、JALの子会社としてローコスト航空会社をつくるのも手だけど、ローコストで勝負するには、茨城をベースに、年収300万円台のフライトアテンダントを大量採用する等が必要。JALの既存社員の大部分は、その路線では残れないでしょう。また、そんなことするより、スカイマークみたいな本物のローコストキャリアに成長して欲しい、というのが本音。そもそも、航空業界のなかでのJALの存在意義って、一体何なんだろう？やはり茨城空港としては、JALじゃなくて世界中のローコストエアラインを誘致して、北関東と首都圏北部需要を掘り起こすのが王道だろうな。たとえば茨城からヨーロッパまで、３万円台の超激安で往復できるフライトが登場したならば、私も利用したい。柏あたりに住んでいれば、茨城空港まで近いし、駐車場タダなんだもんね♪あとは、ホリエモン氏の言うように、首都圏のなかで、羽田、成田にない機能を提供していくか･･･茨城空港の進むべき道は、それしかないんだろうな、たぶん。

  2010年01月20日

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• 浦島太郎、口座をつくる

  今日のお昼どき、銀行口座をつくりに行きました。私が向かったのは、三菱東京UFJ銀行の大井町支店(品川区)。超メジャーな銀行なので、職場近く(品川シーサイドや青物横丁)に支店があるかと思ったら、あるのはATMマシンのみ。品川区全体でも４店しかない。統廃合で、支店の数もずいぶん減っているんですね。私のメインバンクは、三井住友銀行。住宅ローンも、給与振込みも公共料金引き落としも、すべて三井住友で済ましています。なぜ、三菱東京UFJの口座をつくるのかというと、これが投資物件用の、管理費振込口座なんですね。今回買った物件は、愛知県にあり、管理組合の口座は三菱東京UFJです。｢野球はドラゴンズ、貯金は東海銀行｣という土地柄ですが、その東海銀行が今や三菱東京UFJ銀行になってしまいました。何はともあれ、同行に口座を持った方が、月々の管理費振込の手数料も安くて済むのです。銀行口座をつくるのって、何年ぶりだろう？本当に久しぶりの、浦島太郎状態。そんな浦島(私)を待っていたのは、驚きの連続でした。まず、口座を開きたいと言うと、担当の女性が、｢品川区内に住所、または勤務先がありますか？｣って聞いてくる。あれっ、銀行口座って、どこでも好きなところで開設できるんじゃないの？と思いきや、今は、住所・勤務地のいずれかが支店と同じ区内にないと、口座をつくれないんだそうです。マネーロンダリング対策なのかな？幸い、私は会社の名刺を持っており、そこには品川区内の住所が記載されていたので、口座は無事、つくることができそうです。ところが数分後、担当の女性が戻ってきて、｢お客様、以前、足立区や府中市に住んでいたことがありますか？｣って聞いてくる。確かに、10年以上前に住んでいましたけど、なぜそんなこと聞くのか、怪訝に思っていると、｢すでにお客様の名前で、２つ口座が開かれており、その住所が足立区と府中市になっています。当行では、一人がつくれる口座は一つだけなので、これらの口座をお使いになるか、あるいは解約するかしていただけませんか？｣あれっ、三菱東京UFJで口座つくったことなんかあったかな？10年以上前のことなので、どうしても思い出せない。そもそも、当時は三菱東京UFJ自体が存在しなかったわけで、三菱銀行でつくった口座なのか、三和銀行でつくったのかさえ、分からない。考えても仕方がないし、どっちみち届出印もないのだから、結局、解約するしかない。解約手続をお願いしている間、担当の女性から、キャッシュカードの説明がありました。｢キャッシュカードは、二種類ございまして、一つは従来型の磁気カード。もう一つはセキュリティが強化された、ICチップが入ったタイプでございます。ICチップ入りのカードは３種類ございまして、初期費用は2100円でございますが、それぞれ特典に差がございます･･･｣長々とした説明をさえぎって、｢私は従来の磁気カードで十分です｣と言いました。でも世の中、キャッシュカードのセキュリティを強化するために、2100円払いたい人がどれだけいるのかな？ま、結構いるんだろうな。口座は一人一つ限り。マネーロンダリング対策、セキュリティ強化･･･いつの間にか、世知辛くて面倒くさい世の中になったものだと、浦島状態の私はつぶやきました。結局、解約手続や何やかやで、30分近くかかって、ようやく通帳を手にすることができました。余談ですが、私が以前つくった口座に、いくらか、お金が入っているようです。その残高を、今回新たにつくった口座に引き継ぐそうですが、いくら入っているんだろ？ちょっとだけ楽しみ♪

  2010年01月15日

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• 韓国語能力試験

  １１月に受けた、ハングル検定(ハン検)４級の結果通知が、昨日、届きました。無事、合格していました♪私のスコアは７６点･･･。｢８０点は行く｣と思っていた、当初の予想よりは多少悪かったのですが、ま、合格点が６０点なので、それなりに余裕を持っての合格ではありました。次のチャレンジは、韓国語能力試験。ハン検よりは、国際的通用度の高い資格ではあります。次回の試験は、来年４月１８日に行われ、願書受付は１月５日から。正月を越したら、すぐ申し込みます。試験では、初級と中級を併願しようと思います。今の私にとって、かなり高いハードルとは思いますが、あくまで、中級の試験で３級の合格点を取ることを目指します。仮にそこまで到達できなくても、最低、初級の試験で２級を取りたいと思っています。まだ初心者ですが、一歩一歩、上達して、韓国語で仕事できるようになりたい。

  2009年12月16日

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• 狭山茶大量注文

  東京に一番近い、茶の名産地といえば、狭山(さやま)。埼玉県の入間市をはじめ、狭山市、所沢市などを主産地としています。この一帯は、｢狭山地方｣と呼ばれます。静岡茶、宇治茶、八女茶などと違い、狭山茶はデパートなどには、あまり出回っていないようです。全国で知られた茶産地に比べて栽培面積が小さいので、地元で自家消費されてしまうようです。狭山地方には、加治丘陵という、絶好のハイキングコースがあり、私も昨年の夏、歩きました。東京から西武電車で５０分、仏子(ぶし)の駅で下りて、加治丘陵の頂に上ると、眼下には一面の茶畑が広がっています。山を下りると、茶の直売場がいくつかあります。私はそこで、浅蒸し茶と茎茶を買って、千葉県の実家に持っていきました。これが、家族、特に母には大好評で、｢狭山茶、また買ってきて！｣と、リクエストを受けました。わずか800円くらいの出費で、こんなに喜んでもらえるなんて・・・以後、私は埼玉方面に行く時は、必ず｢狭山茶｣を買って、実家に届けるようになりました。ついでに｢サイボクハム｣も買ってるので、地元経済に少しは貢献しているかも･･。今年の夏休みは、オーストラリアにある妻の実家に行きました。その時に持っていったお土産が、狭山茶の詰め合わせ。これが、彼らにも大好評でした。近年に例を見ない大ヒットだったようで、妻からも、｢次のお土産は絶対に狭山茶だからね。お煎餅やピーナッツサブレなんか買っちゃだめよ、絶対に狭山茶！｣と、クギを刺されたほど。狭山茶の美味しさは、国境を越える･･･｢色の静岡、香りの宇治、味の狭山｣といわれるそうですが、確かに、狭山茶は食味に優れていると思います。私の好きな日本茶といえば、鹿児島県の知覧茶とともに、この狭山茶を筆頭に挙げます。最近では、楽天市場などで、産地直送の狭山茶が、いつでもどこでも手に入ります。が、首都圏在住であれば、東京からわずか１時間、狭山地方に足を運んで、現地でのお茶選びをおすすめします。なお、茶畑を眺めながらお茶を仕入れたい方は、埼玉県入間市にある、狭山台や金子台に行きましょう。ここへは、電車、バスを乗り継いでも行けますけど、やはりドライブが便利。

  2009年12月16日

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• ハングル検定受験記

  今日の午後、ハングル検定４級を受けてきました。(注)受験の動機は、ハングル検定に挑戦(2009/9/11の日記)に書いてあります。試験会場は、都内文京区白山にある、東洋大学。そう、今年の箱根駅伝で初優勝した、あの大学です。往路の山登り区間で、８人をぶっちぎる快走で、劇的な逆転往路優勝を決めた、あの柏原君のいる大学です。東洋大学の門をくぐると、ちょうど、箱根駅伝初優勝の記念碑を建てているところでした。写真を撮る人も多く、大学にとってはハングル検定より、こちらの方がメインみたい･･･当たり前か。試験会場に入ると･･･受験者は、やっぱり女性が多いですねえ。見たところ、７割強は女性。でも年齢層は、２０代から６０代まで、かなり幅広いようでした。で、試験受けてみた感想は、ハッキリ言って、簡単すぎ！！４級の試験は、筆記と聞き取りの二部構成になっていて、最初の一時間は、筆記試験(３４問)。分からない設問も多少あったけど、少なくとも８割は絶対自信あり！その後、２０分ほどの休みがあったので、携帯で妻に電話して、｢試験、楽勝だぜ！｣と言おうとしたけれど、そんな自信過剰なことをすると、後で痛い目を見るかもしれないと思い、ぐっと我慢。その後の３０分は、聞き取り試験(１６問)。こちらは、筆記試験に輪をかけて簡単でした。(韓国語の)しゃべりはゆっくりだし、対話も設問も、ご丁寧に２回ずつ繰り返してくれるし･･･だもんで、１６問のうち、１５問(９４％)は絶対自信あり！この試験の合格ラインは、正答率６割だそうです。結果が出るのは１２月ですが、マークミスでもない限り、ハイスコアで余裕で合格でしょう。うーむ。簡単すぎて、物足りないぞ・・・新たなチャレンジが欲しい･･･検定４級に受かれば、次は３級ですが、たぶん、ハングル検定はもう受けないと思います。その代わり、韓国教育財団が主催し、世界２４カ国で行われている韓国語能力試験(S-TOPIK)２級を、次の目標にしようと思います。韓国語能力試験の２級は、ハングル検定４級よりは、はるかに難しく、３級相当、ないしはそれ以上のレベルと言われていました･･･。と過去形で言うのは、いつの間にか、１級と２級が同じ試験(初級)になり、点数によって１級と２級に振り分けられるようになっていたからです。しかも新たに、実務韓国語能力試験(B-TOPIK)なるものも始まっていたのね。知らなかった。こちらはTOEICやTOEFLと同じく、点数制だそうです。。来年は、S-TOPIK初級(もちろん２級が目標)と、余裕があれば、B-TOPIKで何点取れるか、挑戦しましょうかねえ。チャレンジではありますが、次の試験は来年４月月なので、それまで継続的に取り組めれば、仕事と育児で忙しいなかでも、何とかなると思います。そこまでやっても、韓国語ビジネスレベルと言える境地には、まだまだほど遠いのですが･･･試験をペースメーカーにして、できる範囲で一歩一歩、頑張っていきたいと思います。

  2009年11月08日

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  人形町甘酒横丁

  三連休の初日、日本橋人形町へ、美味いもの探検に行ってきました。人形町といえば、あの有名な｢甘酒横丁｣を擁し、門前仲町と並ぶ、東京下町屈指の｢和グルメ｣エリアとして知られています。甘酒横丁つづら店･･･渋い街並みです。門前仲町と比べると、人形町の飲食店は、やや｢高級感｣があります。例えば、すき焼き・しゃぶしゃぶの｢今半｣や｢日山｣、親子丼の｢玉ひで｣、接待に使えそうな隠れ家的料亭の数々･･･門前仲町では、基本、どの店も庶民プライスですが、人形町ではそうとは限りません。かと思えば、｢らーめんのせい家｣、｢寿司の中乃見屋｣、｢インド料理のシディーク｣など、1000円そこそこで本当に美味しいものが楽しめたりして、なかなか奥深い街です。また、人形町を含む日本橋一帯は、老舗の洋食屋が多いことでも知られています。さすがに、百年以上も愛され続けたきただけあって、料理のレベルが高い。特に、洋食屋｢芳味亭｣は、とても気に入りました。値段はそれなりにしますが、もう二週連続で、食いに行ってます。あの奥深いデミグラスの味は、老舗でないと味わえない。渋い外観･･･思い切り日本家屋じゃん畳のお座敷で、洋食をいただきますオックステール・シチュー食後のデザートは、もちろん甘酒横丁を攻めるのが定番。さすがに｢人形焼｣発祥の地だけあって、甘味のレベルは本当に高い。まじでやばいっすよ･･･。また、甘味処のすぐ近くに、ほうじ茶の専門店などがあって、いかにも、はしごしたくなるような街並みになっているのもニクい。今回は、たい焼きにしました。人形町の一番人気・たい焼きの柳屋狭い店内は、いつも超満員皮の焦げ目が美味い！この大きさで140円最後に一言人形町グルメは素晴らしい！！この町があることによって、東京暮らしの満足度が、10ポイントくらい上がっています。オリンピックが来なくったって、人形町があれば、それだけでいい･･･。

  2009年10月10日

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• オリンピック候補都市

  デンマーク時間の今週金曜日(日本時間では土曜日早朝)、2016年の夏季オリンピック開催都市が決まるかもしれません。東京は、最終候補に残った４都市のうちのひとつです。その他には、リオデジャネイロ(ブラジル)、シカゴ(米国)、マドリード(スペイン)という、いずれも強力で個性ある大都市が、開催都市の座を競っています。下馬評では、リオデジャネイロが有利という話もありますが、東京にももちろん、チャンスはあります。鳩山首相も、政権交代直後の｢いまが旬｣のタイミングで、IOC総会に乗り込んで東京をアピールするとのこと。一方シカゴも、オバマ大統領のお膝元で、強力な政治力を擁しています。私は、もちろん東京開催を希望です。オリンピック開催予定地から比較的近くに住んでいることもあり、これを機に、東京湾岸の再開発、航空・陸上交通網の整備、大緑地帯の創出などによる、国際競争力ある都市開発が進むことを期待しております。ですが、もし東京に来なくても、リオ開催なら納得できるかな。南米でオリンピックって、何となく、面白そうじゃないですか(遠いですけど･･･)。これが実現すれば、世界初の、南米大陸でのオリンピックになるそうです。これは意外。ワールドカップならたくさん開催してるのにね･･･。マドリードは、これまで何度も、オリンピック候補地に立候補しているそうです。前回、ロンドンが選ばれた2012年のオリンピックにも立候補し、敗れています。ロンドン五輪の次に、同じ欧州大陸の都市ということで不利とされていますが、それでもめげずに再挑戦。シカゴも、あれだけの大都市なのに、五輪開催経験がまだないんですね･･･これも意外。よく考えれば、４都市のうち、夏季五輪を開いたことがある都市は東京だけなのか。まだ先の話になりそうですが、個人的には、インドで五輪をやったら、とても面白いかもと思う。２０２０年代には実現しますかね･･･。

  2009年09月29日

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  ジャポニカ学習法

  世界に類例をみないほど、バラエティ豊富な商品があふれる国・日本。その日本が生んだ商品のなかで、最高傑作のひとつだと思うのが、ジャポニカ学習帳ジャポニカ学習帳は、ショウワノート社が、小学生用の学習ノートとして、1970年に発売して以来、40年もの歴史を誇る、超ロングセラー商品です。私が子供の頃から、当たり前に使ってきました。今も昔も、この商品が素晴らしいと思うのは、学習帳としてのクオリティの高さ。プロのカメラマンを使った巻頭の写真と、良質の紙、そして、国語、算数、連絡帳、自由帳など、教科やアクティビティの内容に合わせて、使い勝手の良いフォーマットを提供しています。そして、さらに凄いのが、付録。今回買ったノートにも、トンボの生態とか･･･台風発生のメカニズムとか･･･小学生はもちろん、大人が読んでも面白いと思うコンテンツが満載。これだけ、手をかけて作っているのに、定価100円というリーズナブルさが嬉しい。うちの子供たちが、将来、海外の学校に通ったとしても、この｢ジャポニカ学習帳｣を持っていったら、すごい自慢できるだろうなと思う。そして、今回、私が偶然発見したことは、ジャポニカ学習帳は、韓国語の学習に最適！ジャポニカ学習帳にも、いろいろなシリーズがありますが、今回使用したのが、｢国語　１５行（縦リーダー入り）｣という商品です。これは、１ページが１５行に区切られていて、さらに各行の中間に、破線(リーダー)が引かれているものです。おそらく、子供たちが漢字やひらがなを、バランス良く書けるように、との配慮が込められているのでしょう。でもって、このフォーマットを使うと、ハングル文字がとても書きやすいのです。ハングル文字で、パッチム（｢下敷き｣の意。母音の下に子音が来る語)などを表記する時、文字の上半分と下半分を、バランス良く書かなくてはなりませんが、ここで上記の破線入りフォーマットを使うと、ラクに書けるのです。（その割には、きたない字で恐縮ですが・・・）日本語はもちろん、韓国語学習にも威力を発揮する、ジャポニカ学習帳は素晴らしい！！

  2009年09月15日

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  ハングル検定に挑戦

  ６月から、ドイツの会社で働いていますが、職場で、ドイツ語を使う機会は、残念ながら皆無。では、どの言葉を使っているかというと、基本は日本語と英語。その次に使用頻度が多いのは、意外にも、韓国語です♪なぜかというと、私のチームメイトの一人が、韓国人だからです。彼とは普段、英語で話すのですが、当然ながら、彼は日本語を猛勉強中（仕事で絶対必要ですもんね）。でもって、今のところ、彼の日本語レベルと、私の韓国語レベルが、ほぼ同等なので、お互いの学習の意味も兼ねて、『彼が日本語でしゃべって、私が韓国語で返事する』『私が韓国語でしゃべって、彼が日本語で返事する』これを、２ヶ月以上、ずっと続けてきました。お互い、片言ではありますが、おかげで私は、自分の韓国語力に少しだけ、自信がついてきました。実力を試すために、ハングル検定でも受けてみようか？と思い、東陽町駅前の書店で、語学コーナーを物色。幸い、韓国語コーナーは、英語、中国語に次いで、大きなスペースが割り当てられており、試験対策本も、たくさん置いてありました。ハングル検定は、簡単な方から、５級、４級、３級、準２級、２級、１級と、全部で６つのレベルが設けられています(各級レベルの説明)。そこで、各級の過去問を、ざっと見てみました。５級（初級前半レベル）：割と簡単。いますぐ受けたら、合格するかどうかは、微妙だけど、試験対策してのぞめば、間違いなく受かると思った。４級（初級後半レベル）：やや難しい。自分の今のレベルより、少しだけ上という感じ。頑張って勉強すれば、受かるかもしれない。適度なチャレンジと思った。３級（中級前半レベル）：絶句･･･こりゃ、絶対に受からないなあ。もちろん、準２級以上は論外･･･ハングルだけの長文が出てきた時点で、もうお手上げ。というわけで、受けるなら４級が最適と思い、早速、申し込んできました。試験日は、１１月８日です。あと２ヶ月弱！ハングル検定の他には、韓国のハングル学会が主管する韓国語能力検定(KLPT)が、日本を含む世界９カ国で実施され、東京でも受験可能です。でもこちらは、今の私にはかなり難しそうなので、まず、ハングル検定４級に合格してから、KLPTの２級あたりに挑戦しようかなと思いました。ところで、「韓国語を勉強して、一体、何の役に立つの？」と思われた方もいるかもしれません。私の場合は、奥さんが韓国語話すわけでもなければ、別に仕事で使わなくちゃならない事情があるわけでもないし、将来、韓国に住む予定もありません。あえて、理由を挙げるとすれば、キム・ヨナちゃんの、勝利インタビューの韓国語が、聞き取れるようになりたい！！！（まじで、むちゃ可愛いんですよ♪･･･私思うに、真央ちゃんの勝利インタビューを聞き取りたいがために、日本語を学ぶ韓国男子もいると思われ･･･)。あと言うと、こんなところかな。・韓国で買ってきたレシピ本を、無理なく解読できるようになりたい。・私がハングル検定に挑戦することが、韓国人チームメイトの日本語学習に、大いに励みになると思う。

  2009年09月11日

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• 東陽町か？柏か？

  国際結婚して、二人の子供が生まれた我が家。私の出身国・日本と、妻の出身国・オーストラリアとの間で、常に揺れ動くライフスタイル。どちらの国に住み、働くか？どちらの国で子供を育てるか？どちらの国に骨を埋めるか等々・・・。夫婦で、日本とオーストラリア、数年づつ住んでみました。もちろん良し悪しはあるけれど、いずれも素晴らしい国です。はっきり言って、甲乙つけがたい。だから私たちは、両国の狭間で、一生悩み続けるのだろうと思います。とはいえ、長女ソフィアはもうすぐ４歳。あっという間に学齢になってしまいます。子供たちの教育を考えると、いずれは決断しなくてはなりません。で、今のところは、こうしようと考えています。・３～４年後を目処に、オーストラリアに再移住する。・子供たちの教育は、オーストラリアの学校で、英語ベースで行う。・日本語を身につけるため、オーストラリアでは、現地の日本語補修校に通わせる。スクールホリデー期間中は日本に里帰りして、公立校に編入して、日本の子供たちと一緒に授業を受けさせる。・家庭内と地域社会で、中国語を日常的に使う環境を作り、慣れ親しませる。オーストラリアの義務教育が終わったら、中国語圏への留学も視野に入れる。(とはいえ、いつか気が変わって、これからもずっと日本に住もう、ということになるかもしれませんが・・・)。｢オーストラリア再移住｣と、｢日本の学校への一時編入｣を前提に考えた場合、移住前に、少なくとも１～２年は、ソフィアを日本の小学校に通わせて、先生たちと｢関係｣を築き上げておきたいと思います。その際、日本国内で本拠を置くべき場所は｢柏｣が良いのかな、という気がします。柏であれば、実家もあるし、自分所有のマンションもあるから、いつでも住めるし、それに、両親が柏で長年築き上げてきた、幅広い人脈も使える･･･。一方、いま住んでいる東陽町は、地縁があるわけじゃないし、UR住宅を賃貸して住んでいるだけなので、一旦ここから引っ越したら、戻ってくる理由は特になくなります。ですが、国際結婚家庭の我々にとって、東陽町が、柏にない魅力を持っていることも確かです。たとえば、東陽町には米国系のインターナショナル･スクールあり、YMCAあり、インド系の学校も近隣にいくつかある関係で、外国人が当たり前に住んでいます。日本語が苦手な妻にとっても、近所に英語や中国語を話す人間がいくらでもいるし、外国人向けの日本語教室も多い。それに、本格的な中国食材、韓国食材、インド食材を扱う店も近隣にいくつもあります。要は、外国人が生活しやすい環境が、整っているのです。ですので、妻にとっては、東陽町の方が居心地は良いだろうな、とは思います。とはいえ、もっと日本語が上達して、日本人のママ友と不自由なく会話できるようになれば、柏の暮らしにも違和感なく溶け込めるのではないかと思います。柏は、東京郊外の街としては、かなり開けています。言葉や社会生活面で、日本人の普通の暮らしができるようになれば、とても快適に住める街ではないかと思います。ソフィアの小学校進学、妻の日本語上達･･･などをみながら、将来の布石も兼ねて、柏に移るタイミングを考えようと思います。

  2009年09月03日

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• 怪文書と末期自民党

  １週間弱のオーストラリア滞在から、東京の自宅に帰って、郵便受けを見たら、びっくり仰天！！【知ってビックリ民主党】労働組合が日本を侵略する日【知ってドッキリ民主党】民主党には秘密の計画があるといった、怪文書チックなパンフが何通も入っていました。紙質、印刷の質をみると、それなりにお金をかけて作ったと思われますが、何しろ配色が最悪！青の表紙にどぎつい赤字、或いは、やらしいピンク色の表紙に白や黄色の字･･･品性のかけらもありゃしない！一瞬、地方都市の売れないピンサロのビラかと思ったぞ。こんな怪しげな代物を、一体、誰が作ってるんだろうと思い、見てみたら、自民党と書いてある。えっ、まじですか？冗談でしょう？･･･落ち目とはいえ、いやしくも今日の執政政党。かつ５５年の長きにわたって、日本の政治を引っ張ってきた自民党が、こんなふざけたものをつくるはずがない。きっと、自民党の人気を落とそうとする、何らかの勢力の手によるものだろうと一瞬思いましたが、念のため、自民党のウェブサイトをみてみると、民主党中傷パンフがぞろぞろと・・・もうだめだ･･･自民党は、おしまいだと、正直思いましたね。内容も、見るに耐えない。こんな中傷ビラ、配ってみたところで逆効果になるのは目に見えているのに、そんなことさえ、分からないのかなあ？政権担当能力どころの話じゃないじゃんね。真面目な選挙民を敵に回してどうするの？地下政治組織みたいな真似して、一体何がしたいの？自民党のマニフェスト自体は、結構まともだと、評価していたのに･･･｢民主党には、経済成長戦略がない（自民党にはある）｣という、至極まともな論点を武器に、正々堂々と論陣を張ればいいのに。たとえ、あと数日で下野するとしても、野党の立場で、経済成長、日米同盟重視、歴史伝統重視、みたいな軸をしっかり持ちながら、日本政治に貢献すればいいのに。そうやって地道にやっていけば、数年後、捲土重来を期すことも十分可能だと思うのに・・・あのピンサロ風・怪文書もどきは、今後長期にわたって、自民党の評判を落とすに違いないでしょう。もしかしたら、すでに取り返しのつかないことを、してしまったのかもしれない。プライドもない。矜持もない・・・今日の自民党の惨状を、一番嘆き悲しんでいるのは、もともと自民党を支持していた選挙民でしょう。私がその立場だったなら、もう、切なくて気が狂ってしまうかもしれません。その選挙民を、そして日本政治を、少しでも大事だと思うのなら、自民党には、あと数日の選挙戦を、他党の中傷などせず、正々堂々と、政策論議で戦って欲しいものです。

  2009年08月26日

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• 凄すぎる地震速報

  最近、ほぼ１日おきに、マグニチュード６以上の地震に見舞われている東日本。私の住む東京でも、８月９日(日)の夜８時前に、震度４　(東海道南方沖、M６．９)８月１１日(火)の朝５時過ぎに、震度４　(静岡県駿河湾、M６．６)８月１３日(木)の朝８時前に、震度３　(八丈島沖、M６．６)相次ぐ地震の影響で、私の職場でも、海底ケーブル破損によるネットワーク速度の低下など、いろいろな影響が出ています。海外にいる同僚にも、相次ぐ地震のニュースに、「お前のところは大丈夫か？」と、心配されています。かくいう私も、さすがに心配になってきて、近所のホームセンターで耐震マットを買いこみ、薄型テレビや家具に取り付けました。それにしても、すごいと思うのは日本の地震速報システム。たとえば、１３日朝に八丈島沖の地震が起こった時、私はNHKのテレビを見ていましたが、７時４９分　ゆっくりとした揺れを感じる。天井の電気が揺れていたので、地震だと確信。体感震度は、２～３くらいか。７時５０分TVの画面に、いきなり地震速報が表示される。震源は伊豆諸島とのこと。その２０秒後に、二度目の地震速報が表示される。最大震度は八丈島で観測された５弱とのこと。７時５１分三度めの地震速報。その時点で、震源地が判明し(八丈島東方沖)、震度５弱の八丈島のほか、震度３を観測した地点が、関東から東海にかけてすべて表示される。この時点で、東京２３区の震度は３と判明。地震発生からわずか２分で、これだけの事実が判明し、全国のお茶の間に届けられるシステムが確立しているのは、さすがはハイテク地震国日本。もちろん、世界に類例を見ないでしょう。私はふと、以前在籍した会社で、気象庁向けに｢地震速報システム｣を提案している部署のことを思い出しました。そこでは、全国の測候所から寄せられる地震の波形を瞬時に解析するシステムと、情報をテレビやインターネットに即時に配信するシステムが構想されていました。また最近の分譲マンションでは、地震が起こる数秒～数十秒前に、｢震度５弱以上の地震が、あとXX秒後に起こる｣ことを、インターフォンで知らせてくれるシステムが搭載されていたりします。日本に住んでいれば、当たり前になってしまうんだけど、でも冷静に考えてみたら、私たちは凄いハイテク、凄いシステムに囲まれて暮らしているんだなあと思います。とはいえ、地震が多いのは困りますけど･･･。ところで、明日までに、メルマガ｢目指せ！グローバルIT技術者｣の第二回目の原稿を発表します。読みたい方、登録はこちらからどうぞ（もちろん無料です）。

  2009年08月14日

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• 台風＋地震

  台風九号が、関東・東海地方に接近している今日、早朝５時過ぎに、地震がありました。その時、私はリビングのソファで寝ていたのですが、体感的には、震度３から４くらいの揺れ。でも、横揺れが結構長かったので、｢これは、遠いところで、かなり大きな地震が起こったのかもしれない｣と思い、ネットの地震情報を見てみたら、案の定、静岡県で、震度６弱の地震ということでした。静岡を中心に、新幹線、東名高速をはじめ、幹線交通網も軒並みストップしているらしい。うちの職場は、神奈川の奥の方から通勤している人が多いから、多少は影響あるかもしれませんね。台風９号は本土直撃こそしないようですが、これから昼過ぎにかけて関東に接近、風雨が強くなるそうです。台風と地震のダブルパンチ。こんな日は、自宅勤務にしたいんですけど、立場上、そうもいかないんですよね。

  2009年08月11日

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• 苗字が変わる

  私の妹が、来月めでたく入籍することになりました。友人から、「ねえ、相手(の男性)はどこの国の人？」と聞かれて、思い切り国際結婚だと思われているそうですが、それはたぶん、俺のせいだろうな。妹の場合、相手は日本人ですので、入籍によって、苗字が変わり、「山田さん」になります。ドカベンの山田太郎みたいだと、本人は喜んでいるようですが、家族としては、慣れるまでに、まだ時間がかかりそうです。一方、私の場合、国際結婚ですので、入籍した時に、妻の苗字は変わっていません。妻は台湾の出身です。台湾(というか中華文化圏)では、結婚した二人の苗字が変わる習慣はありません。とはいえ、子供が生まれたら、ほぼ１００％、父親の苗字になります。その習慣に従い、我が家の２人の子供は、｢鈴木｣姓で登録しました。一方、妻の育った国・オーストラリアの習慣では、結婚した時に、妻の苗字が変わるケースも、変わらないケースもあり、いろいろです。あと、オーストラリア人の結婚では、父親と母親の姓をハイフンでくっつけたものを、子どもの苗字として使うケースがあります。たとえば、私の友人に、父親の姓　　Trevor母親の姓　　Jonesフルネーム　Andrew Trevor-Jonesという奴がいます。｢アンドリュー　トレバー・ジョーンズ｣というと長いので、略してATJと呼ばれていますが、なかなか、かっこいい名前だと思います。

  2009年08月08日

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  江戸東京たてもの園

  この週末は、なかなか盛りだくさんでした。千葉県で父の車を売った後、首都圏を縦断して、国立市に住んでいる友人宅に泊まりました。次の日は、国立界隈を散歩した後、小金井公園内にある江戸東京たてもの園に行きました。とても良かったですよ。江戸期から、明治、大正、昭和にかけて、東京各地に建てられた特徴ある建物をここに移築して、展示しています。その数は、２０を超え、まるで明治村のミニ版のようです。たとえば、大正期に、郊外型住宅地として売り出した田園調布の分譲住宅とか、昭和初期に、｢板橋の田園調布｣といわれた新興住宅地・常盤台に建てられた洋風の写真館とか、昭和４年の世界大恐慌の時、蔵相や総理をつとめた高橋是清の邸宅とか、今の時代を生きる私たちにも、身近で親しみやすい展示が並んでいました。東京在住なら、絶対に一度は行く価値があると思いますし、リピーターも多いそうです。あの展示内容で、入場料４００円は安い。最後に補足ですが、着物姿で行くと、入場料が２割引になります。夏らしく、浴衣などを羽織って行きましょう！

  2009年08月03日

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• 車を売る

  昨晩から、柏の実家に来ています。実家に来ると、いつも朝４時前から、手賀沼方面へ散歩に行くのですが、今日は８月とは思えないような、肌寒い陽気でしたね。今日は、父の車を売る日です。父が、１１年落ちの三菱パジェロミニを手放すと聞いたのが、先週末のことでした。その時点では、廃車にすると言ってましたが、よく考えれば事故歴はないし、外見はきれいだし、商品価値は、まだありそうに思いました。そこで、まずYahooオークションで売ろうと考えたのですが、本や衣服と違って、車を売るとなると、名義変更したり、お金を預かったりと、いろいろと面倒臭そう。そこで、今日の午前中、３つほど買い取り屋を回り、見積もってもらって、一番高いところに売ろうという話になりました。最初の見積もりは、朝９時からなので、そろそろ、車の掃除をしなくちゃ。高く売れますように。

  2009年08月01日

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• お勉強の夏

  うちの奥さんと子供たちが、オーストラリアへ里帰りして、早くも２週間が経ちました。家族と一緒にいる時は、仕事に育児と、いつも本当に忙しくて、自分の時間もろくにとれません。会社へは直行直帰が原則だから、友達と飲みに行くことさえ難しい。何かと制約の多い生活で、知らず知らずのうちにストレスもたまるってもんです。そこへ、待ちに待った(ごめんね･･･)家族の里帰り。わずか５週間のこととはいえ、誰にも干渉されることのない、自分一人の生活を満喫できるのです。実際、｢一人暮らし｣になった、この２週間で、１）白神山地、奥入瀬渓流の山歩き旅行　２泊３日２）友達との飲み会　今週末までに計４回３）実家への帰省　　２回４）物件の購入申し込み　２回　←いずれも玉砕などと、いろいろと飛び回っています。ま、今しかできないことですもんね。とはいえ、２週間にもなると、余りに気楽すぎる生活に、尿酸や血糖値も心配になってきます。また、仕事からの帰りも比較的早いので、一人の時間を持て余してしまうこともあります。日々、家の掃除をして、洗濯して、アイロンがけして、お花に水をあげて、壊れかけたPCを直しても、まだまだ、全然時間が余るんだもんね。せっかく、時間があるのだから、仕事に役立ったり、将来につながることをしたいなと思い、先週から、１）ネットワークやルーターの勉強２）ITIL資格の勉強を始めています。特に１）は、私にとって、馴染みの薄い分野ですが、今の仕事には絶対必要な知識なので、優先順位が最も高い。そして、ITIL(v3ファンデーション)資格の試験も、すでに申し込みました。こちらは、今までの仕事である程度馴染んできている分野なので、独学で頑張れば合格できるだろうと考えています。本来なら、試験費用は会社持ちのはずなんですが、今のご時世、教育予算が出るはずもなく・・・試験費用、参考書とも、自腹です。でもまあ、仕事に直接役立つ知識が増え、かつ履歴書に書ける資格が取れるのであれば、気楽な一人暮らし５週間の使い方としては、まあまあかなとは思います。

  2009年07月29日

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• バリウムの検査

  今日、生まれて初めて、人間ドックに行ってきました。人間ドックといっても、半日程度のコースから、２泊３日くらいかかる本格的なものまで、いろいろあるそうですが、私が今回やったのは、一番基本的な半日コース。それでも、一般的な健診に比べれば、いろんな種類の検査があって、健診センターの施設内を、３時間ほど、かなり忙しく、飛び回っていました。健診の結果も、すぐ出ましたよ。とりあえず、メタボじゃなかった・・・よかった。でも、体重はもっと減らさないとね。頑張ります。健診、人間ドックにかかわらず、身体の検査に欠かせないのが、胃のレントゲン検査なんですが、世の中、誰も｢胃のレントゲン検査｣なんて言いません。レントゲン写真の造影剤として飲む金属｢バリウム｣のインパクトが強すぎるため、｢バリウムの検査｣と言えば、誰もが分かります。私のチームメンバーに韓国人がいるのですが、彼はこないだ、日本で健診をやった時に、「生まれて初めてバリウムを飲んだ！」と、興奮気味でした。まさか、白い金属を飲まされるとは、想像さえしていなかったのでしょう。とはいえ、昔のバリウムを知っている者に言わせれば、今のバリウムは飲みやすい。とにかく量は少ないし、微妙に甘みもついているので、結構簡単に飲めてしまう。私が初めてバリウムを飲んだのは、１４～５年前ですが、その頃は、いかにも金属金属した、ドロッとした液体が、アメリカのマクドナルドの巨大なコーラ容器みたいなのに、なみなみと注がれていたものです。おそらく、６００ccは軽く超えていたでしょう(今だと３００ｃｃもない)。甘みも全然ついていないので、あれを飲み干すのは、とてもつらかったです。それから、医療機器の進歩などで、より少ないバリウムの量で、まともな検査ができるようになったのでしょうね。喜ばしいことです。今日の検査で、バリウムを飲んでいる時、技師にこう言われました。味わわずに、一気にゴクンと飲んでくださいね。いくら飲みやすくなったとはいえ、バリウムを味わう人なんて、いないと思うんだけどな。

  2009年07月23日

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• 消えた湾岸ナンバー

  今日、会社の同僚と話している時、｢鈴木さんは、いつ車を買うんですか？｣と、聞かれました。私は、自分の車がなくても、公共交通だけで全てが事足りる便利な地域に住んでいるし、どうしても車が必要な時は、近所のレンタカーで借りれば良いので、これまで、車を持つ必然性を全く感じてきませんでした。ですが、あと数年経って、二人の子供が、共に幼稚園や学校に行くようになれば、やはり車があれば便利だなと思うし、それを待たなくても、実家から｢要らなくなった車を引き取って！｣と頼まれるかもしれないので、意外に早い時期に、車を持つのかもしれません。自分の車を持った場合の問題は、駐車場代が高いこと。私の住んでる界隈では、一番安くても月２万６千円。東陽町の駅近くだと、月４万円前後になります。千葉県で育ち、駐車場なんて７千円くらいが普通じゃん、という感覚の私には不可解なほど、東京２３区内の駐車場はべらぼうに高い。あと、この辺で車庫証明を取ると、足立ナンバーになります。江東区とはいえ、日本橋・銀座が目と鼻の先、かつ海にも近い、東京ベイエリアに住んでいるのに、車が足立ナンバーというのは、若干の違和感があります。だいいち、ここから足立陸運局は、果てしなく遠い。江東区内で一番、｢足立ナンバー｣に抵抗を感じているのは、お台場の新住民かもしれません。お台場エリアは、｢港区台場｣、｢品川区東八潮｣、｢江東区青海｣の３つの区・番地からなり、前者二つは、｢品川ナンバー｣になのに、そこから目と鼻の先にあっても、住所が｢江東区青海｣になる地域だと、有無を言わさず、足立ナンバーになってしまうのです。足立ナンバーを悪く言うつもりはないのですが（足立区には愛着あるし、実際に住んでいたし、本籍も足立区だし･･･）、この地域の生活感覚からすれば、足立は遠すぎるし、縁が薄すぎるのです。そこで、江東区と、隣りの江戸川区を中心に、もっと生活実態に即したナンバーにしたいという動きが起こりました。数年前の｢ご当地ナンバー｣ブームの時、｢湾岸ナンバー｣が提唱されたことがあったのですが、次の理由で、ポシャったそうです。・都内で、｢湾岸ナンバー｣を希望する区が、江東・江戸川の二つしかなかった。同じ湾岸エリアに属していても、すでに品川ナンバーを手にしている港・品川・大田の各区民にとって、湾岸ナンバーにする理由がなかった。・同じ湾岸エリアでも、千葉県に属する浦安・市川も、｢湾岸ナンバー｣を希望する者が多く、｢江東・江戸川だけで、湾岸ナンバーを独占するのはズルい｣という抵抗があった。・ここで、東京都の江東・江戸川と、千葉県の浦安・市川が共同戦線を張れば、｢湾岸ナンバー｣導入の機運も高まったのでしょうが、別の都県に属する地域が、同じご当地ナンバーを名乗るのは、制度上難しかった。というわけで、｢湾岸ナンバー｣はお蔵入りしてしまいました。湾岸署こそできましたが、上記の構造要因により、湾岸ナンバーをつけて湾岸道路を飛ばす日は、当面、やってこないと思われます。但し、ここ東京ベイエリアは、日本一、人口増加が著しい地域なので、将来、足立陸運局から独立して、江東区あたりに、新たな陸運局ができるのかもしれません。そうなれば、｢江東ナンバー｣をつけることも、視野に入ってくるかもしれません。ま、足立ナンバーよりは、江東ナンバーをつけて走りたいかも･･･です。

  2009年07月13日

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• 都政に期待すること

  都議選まで、残すところ、あと３日。投票行動を決めるために、各候補者の政見や実績を、かなり、時間をかけて念入りにチェックしました。我ながら、近年に例をみない真剣さです。なぜなら、自分が、ものすごい額の都区民税を払っているから･･･数年前の、小泉政権の｢三位一体の改革｣の結果、サラリーマンの支払う国税と地方税の割合は、劇的に変化しました。概して、国税は減り、地方税は増えたはずです。私の場合、今年６月に地方税（都区民税）の額が決まりましたが、これがなんと、年間６０万円くらいになりますので、実際、かなりの負担感です。６０万円も払っているTax Payerとして、都議選や区議選には、真剣にならざるを得ないのです。それなりに真剣に政策研究した結果、思ったこと、都民の税金を使うことしか頭にない政治家には、投票したくない都民の税金を使わずに済む方法を考えたり、あるいは東京経済のパイを増やすことを真剣に考えている政治家を支持したい私が見聞した限り、都議を目指す候補者の多くは、都民の税金を使って何かすることを、自分の実績だと考えているようでした。たとえば、｢医療空白地帯だった臨海地区に総合病院を作りました！｣｢警視庁にかけ合って、総合警察署を作りました！｣確かに、どれも大事なことだと思いますよ。でも、民間企業の感覚とは、ちょっとずれているんだよなあ。たとえば、私が民間企業で、IT技術者やマネジャーとして成し遂げた仕事は、その結果として、いかなるビジネス価値が実現されたのかを、数値化して示さないと話になりません。たとえば、｢IT部では、XXアプリケーションをつくりました｣と言うだけではだめで｢XXアプリケーションをつくった結果として、XX部のXX業務が、実績ベースで月平均XX時間削減されました。XX時間の保守工数を見込んでも、全体として、XX万円のコスト削減効果を当社にもたらしました｣というように、ビジネス価値を具体的、数量的に示さないと、誰にも相手にされません。それが、民間企業の当たり前の感覚だと思います。もちろん、私は政治家の皆さんに、民間企業を真似事をして欲しいわけではありません。むしろ、企業がやりたくてもできない、｢公益｣の領域で、しっかり仕事をして欲しい。とはいえ、都民の大事な税金を預かっているのですから、税金がどのように使われ、その結果、何が生み出され、それが、どれだけの便益をもたらしたのかを、私みたいな民間企業の人間が納得できる言葉で語って欲しいものです。もう一つ感じたこと。候補者の誰もが、｢安心社会の実現｣という言葉を口にしますが、その具体的な内容は、税金を使って初めて実現できるものばかり･･･。たとえば、雇用を守るために、職業訓練を充実する、中小企業向けの融資を拡充させる･･･いずれも、大事なことです。でも、その財政的裏づけは、もちろん公費でしょうし、元をたどれば、私たち一人ひとりの税金です。彼らの主張する公約を全て実現するためには、私みたいな都民が、一体、税金をいくら納めればいいのか？考えるだけで、不安になります。私がいま支払っている年間６０万円が、いずれ８０万円、１００万円になる･･･安心社会実現のコストを負担するために、一般納税者が不安になるのだとしたら、本末転倒でしょう。むしろ、限られた税金を使うことばかり考えるより、経済自体を成長させる発想に転換して欲しいと思います。実際問題、雇用の不安、年金の不安、医療の不安･･･その多くは、日本経済が、ここ２０年近く、ゼロに近い低成長に甘んじていることから発しています。逆に、日本経済が、年率３～４％くらいで順調に発展するならば、失業率は下がり雇用は安定し、年金の財源も潤い、医療システムの問題の多くを、解決できる財源を手にすることでしょう。日本における経済成長の機関車は、やはり東京・首都圏です。東京が、世界経済の中心の一翼を担い、全世界から投資を呼び込み、中国・インドなどの成長の果実を手にしつつ、日本全体の経済と雇用を引っ張らなければなりません。その東京のなかでも、江東区の位置する臨海部は、最高のポテンシャルを秘めています。この、都心から目と鼻の先にある、海に面した広大な土地を使って、どれだけのことができるか？発想の翼を自由に広げてみれば、この臨海部こそ東京経済、日本経済の宝であることが一目瞭然でしょう。この土地をどう使って、世界中からどれだけのお金を集めて、どういう産業を興して、どれだけの雇用を生み出していけるか？それによって、都財政はどれだけ潤い、どれほどの｢安心｣施策が実現できるか？江東区選出の都議こそ、そういう問題提起をしてもらいたい。有明、台場、豊洲、東雲、辰巳、新木場といった、広大な未利用地・低利用地を使った、アジア一、いや世界一の巨大経済金融ハブの育成、｢２１世紀版の東京経済倍増論｣を構想・実現していくには、地元江東区選出の都議だからこそ、格別な説得力がある。江東区から立候補した８名の候補者のうち、この種の主張をしているのは、たった１人でした。私は、そういう人に投票したい。

  2009年07月09日

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• 都議選とインターネット

  昨日、都議選の投票用紙が、我が家に送られてきました。都議選の投票日は、７月１２日ですから、あと８日しかありません。ここ江東区では、都議会の定数４に対し、８名が立候補しています。政党別の内訳は、自民が２名、民主、公明、共産が各１名、無所属が３名です。とはいえ、他の多くの区民もそうだと思いますが、私は、一体誰を選んだらいいのか分かりませんでした。恥ずかしながら、８名のうち６名は、初めて聞く名前ですし、どの候補者が、どんな人物で、どんな政見を持っているのかも、全く知らない。Absolutely no idea、って感じです。東京２３区に住む者にとって、地元選出の都議というのは、区議、地元選出の国会議員、東京都知事に比べて、なんとなく縁遠い感じがしますし、何をやっているのかも、分かりにくい面があるように思います。加えて私の場合、江東区民歴がわずか２年強りしかないので、なおさら知識がありません。ですが、一応選挙権を持っておりますので、せめて、候補者の政策だけでも、ネットで調べようと思いました。そこで見つけたのが、ザ・選挙－選挙情報これ、かなり使えますね。特に、各候補者の主張が、動画で見られるのが良い。江東区の場合、候補者８名のうち、６名は動画付きだったので、全部みましたよ。一時間ほどかかりました･･･ここまで、選挙に真面目な区民もあまりいないだろうなと思いつつ。おかげさまで、誰に投票したいか、だいたい見当がつきましたよ。全体的にみて、既存政党の候補者って、あまり魅力ないですね。むしろ、政党の枠組みの外に、キラリと光る人材が多く出ているような気がします。そういう人に、都議のチャンスを与えたいなと思いました。たとえば、投票するかどうか分からないけど、この人なんか、まだ２８歳なのに、ものすごくしっかりしていて、好感がもてます。主張している内容はもちろんですが、相手を真っ直ぐに見つめる彼の話しぶりと、｢目力｣がとても印象的でした。こういう若者が日本の、しかも地元に居ることは、とても嬉しくなりました。江東区だけでなく、他の区の候補者の顔ぶれも、ざっと見てみました。特に、新宿区から出ている、この人の動画を見たいな。もとレースクイーンだそうで･･･早く動画アップしてね♪みんな期待してますから。

  2009年07月04日

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• 日本永住権

  以前の勤め先で一緒だった中国籍の同僚が、日本永住権を申請するので、私が身元保証人になることにしました。彼は昨年の初め、私の担当するプロジェクトが火を噴いて、一番大変だった時期に参画してくれたメンバーです。彼が活躍してくれたことにより、私もチームもずいぶん助かり、感謝しています。そんな経緯もあって、身元保証人の件、快く引き受けました。また、一人の日本国民としての立場から言っても、人口が減り、活力が衰えつつあるこの国に、彼のような優秀で素行の良い外国人が参画してくれるのは、有難いことです。そのために、日本永住権取得が役に立つのであれば、もちろん喜んで身元保証人になります。来年には、妻の日本永住権も申請しようと思っています。いま、｢日本人の配偶者等｣という身分で日本に滞在する妻が、永住権を取れば、夫を連帯保証人にしなくても自分だけで住宅ローンが組めたり、万が一、私と死別・離婚しても日本に住み続けることができるようになり、便利ではあります。とはいえ、妻が私と別れても、日本に住み続ける可能性がどれだけあるかといえば、相当低いとは思いますけどね･･･。また来年２月までには、私のオーストラリア永住権に付随する、再入国ビザ(５年毎に更新)の手続きもやらなくてはなりません。今年、来年と、私の身辺は、永住権申請ラッシュになりそうです。２００７年末の時点で、日本に｢永住者｣として在留する外国人の数は、約４４万人。史上初めて、｢特別永住者｣(１９４５年の終戦以前に、日本に居住していた朝鮮・韓国人等)の数を上回りました。また２００７年は、史上初めて、外国人登録者数で、中国人(香港、台湾含む)が朝鮮・韓国人を上回った年でもあります。２００８年の、外国人流出入を含む人口動態は、まだ数字が出ていませんが、おそらく、日本人が約７万人減(※死亡数が出生数を上回っているため)、外国人の増加が約６万人(※流入が流出を上回っているため)、差し引き、マイナス１万人程度になると予想されます。外国人の流入によって、辛うじて、人口を現状維持しているのが、今の日本の姿といえますでもって、増えた外国人６万人のうち、中国人が５万人程度を占め、その半数近くが、首都圏に流入するものと予想します。東京、神奈川、埼玉、千葉の一都三県で、年に２万～２万５千人規模の中国人の流入があるのだとすれば・・・日本人を含めた全体の流入が年１５万人規模なので、これは決して無視できる数字ではありません。私はよく、友人から、｢これから人口が減る日本で、マンション一棟買いなんかやって大丈夫なの？｣と聞かれますが、首都圏で、中国人に(もちろん日本人にも)選ばれる賃貸経営ができれば、まだ当面は、強気にいけるのかな、という気がしています。なんとなく。

  2009年06月02日

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• 右手親指に鈍痛

  昨日、朝１１時頃のことです。会社で勤務中、PCのキーボードを叩いている時、ふと、右手親指の付け根に、｢突き指｣のような鈍痛を覚えました。オフィスワークで、突き指するきっかけも特にないので、｢この痛み、一体なんだろう？｣と、不思議に思いつつも、マッサージなどをしてみましたが、全然、痛みがおさまらない。特に、親指を外側に反らせる時に、強い痛みを感じる。普通にキーボードを叩いている時でさえ、ちょっと痛む。机や椅子などを持ち上げる時は、かなり痛むし、握力も入らない･･･といった感じでした。すわ、腱鞘炎か･･･と思いました。私はここ十数年ずっと、仕事柄、一日の大部分をキーボードに向かって入力する暮らしを続けてきましたので、さすがに疲労が蓄積してきたのか、と思いました。私は右利きなので、右手が痛いのは、とても不便です。鉛筆を持つのも右手だし、お箸を持つのも右手。家では、子供を抱っこしたりしなくてはなりません。というわけで、今朝、近所の整骨院に行ってきました。その結果は、マッサージのやりすぎによる、親指付け根部分の関節ずれということが判明しました。上の子が産まれて以来、妻は慢性的に肩こりに悩まされてきました。そこで私はほぼ毎日、妻のためにマッサージをしてきました。その際、親指を使って押すわけですが、そこで指の付け根に無理な力がかかって、関節がずれてしまったようです。医師の話によれば、｢マッサージ師や整体師でも、新人の頃は、誰もが、この部分を傷めるんですよ｣だそうです。プロでさえそうなのですから、ましてや素人は、あまり親指を使ったマッサージは、やらない方がいいみたいですね。整骨院では、関節のズレを直してもらいました。今後一週間は、毎日２回づつ、アイシング(冷たい氷を患部に当てて、１５分ほどそのままにする)して、寝る前に漢方薬の湿布を張る暮らしを、毎日続けなければなりません。さすがに、アイシングしたので、痛みは少し治まってきて、キーボードを叩くのは支障なくなりました。腱鞘炎じゃなくて良かったかも･･･。

  2009年05月29日

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• 徐々に景気回復

  今年１～３月期の、日本経済は、年率換算マイナス１５．２％成長という、戦後最悪の落ち込みだったそうな。それでも、昨年後半からの最悪期は何とか脱しつつあるようで、４～６月期は、一気にプラス成長に転じるという予想が多いみたいです。私自身も、東京での暮らしのなかで、景気が悪いなかでも、徐々に回復しつつある兆候は、時々、感じることができます。たとえば、企業の求人･･私が本格的に、転職活動を始めたのは、第二子が生まれた今年２月後半のことですが、それから３月にかけての時期は、｢絶望的｣としか言い様のない、ひどい状況でした。だいいち、あの頃は、いくら応募しても書類選考には滅多に通らないし、首尾よく通って、人事面接までこぎつけても、その場で、｢申し訳ありません。求人を出していたポジションが、本社の決定で、急遽凍結になってしまいまして･･･｣みたいなことを言われる。なんとか人事面接を通っても、その後、２週間とか３週間とか待たされて、挙句に断られたり、待っている間に、ポジションが消滅してしまったり・・・あの頃は本当に、転職決定までの道のりが、限りなく遠く感じられたものでした。そんな悲惨な状況を経て、企業の採用意欲が、わずかながら好転してきたなと感じたのが、３月末頃です。結局、３月末頃に浮上してきた空きポジションに、タイミングよく食いついて、４回もの面接の末、４月２３日に内定をもらえた、というわけです。また、不動産の市況に関しても、同じく、景気好転の兆しを感じます。昨年後半の、リーマンショックの頃は、不動産ファンドや建売業者から投売りされた物件が、大量に市場に流れ込んできて、それをいくらでも買い叩けるという、究極の｢買い手市場｣でした。ですが、当時が買う側もマインドが物凄く冷え込んでいたし、銀行のローンもつかないので、売り手がいくらでもいるのに買い手が現れない、したがって取引が成立しない、という異常な状況だったようです。それ状況が、今年３月頃から変わってきたようです。昨今は、投売り物件自体が少なくなった上に、適正な価格で市場に出れば、比較的早く買い手が現れるという、正常なマーケットの状態に戻ってきたようです。逆にいえば、今が個人投資家にとって、割安な物件を手に入れる、最後のチャンスなのかもしれません。今後、景気が回復してくれば、その回復のスピードよりはるかに速いスピードで、不動産投資物件の価格が、一気に上がってしまうような気がします。たとえば、ファンドとか、アウトレットマンションを手がける大手建売業者などが、財力にまかせて物件を買いあさるようになったら、私たち個人投資家は、太刀打ちできません。日に日に高騰する物件価格と、低下する利回りを前に、指をくわえて立ち尽くすしかありません。世間が、｢景気が良くなった｣と思うより前に、割安な物件を仕入れなくては、と思う今日この頃です。

  2009年05月21日

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• 脳のMRIスキャン

  文化，社会，言語，飲食，生活など、いろんなジャンルの話題を扱う当ブログですが、｢健康｣に関する記事は、今のところほとんどありません。なぜか？これまで、｢健康に気を使う｣など、考えたこともなかったのです。私は余りにも丈夫な身体をもって生まれついたために、無理しても、不摂生しても、滅多に病気しなかったのです。｢自分の健康は空気のように当たり前｣という不遜な観念が、すでに中年前期の年齢に差し掛かった私の脳裏に、未だ強くこびりついています。ですが最近、徐々にではありますが、｢身体を大事にケアしなければ｣というふうに、考え方が変わってきています。これは、身体の衰えを感じているからではありません。むしろ、｢一家を養っているという責任｣からきています。自分は、いま倒れることはできない。倒れて働けなくなったら、一家の暮らしが行き詰まり、大変な不自由をさせてしまう。私の健康な身体は、自分のためだけでなく、妻のため、子供たちのためにも必要。だからこそ大事にしなければ･･･。一家の扶養義務・・・まさにこれこそが、男の人生にとって、健康に目を向ける最初で最大のきっかけなのかもしれません。女性と違って、生理痛も経験したこともなければ、妊娠、出産や授乳を機に、健康に気を使うようになるわけでもありません。そういうイベントを一切経験しない男は、家族扶養義務でもなければ、一生、自分の身体をケアすることなく、医者嫌いのまま、人生を終わっていくのかもしれません。そんな私が、頭頂部に軽い頭痛を覚えたのが、４月末。台湾へ家族旅行する直前のことでした。頭痛といっても、全然大したものではありません。一日に約２～３回の頻度で、頭の内部から頭皮に向かって、軽く押し出すような違和感を覚えたのです。その感触は、３０秒もすれば、自然に消えてなくなるので、日常生活に支障は全くありませんでした。この種の頭痛は、以前にも経験あります。今から５年前、オーストラリアに住んでいた頃、ほぼ同じ箇所で、同じ症状が起こったのです。その時は、｢軽度の高血圧症｣と診断されました。当時の私の血圧は、上は１３０前後で普通ですが、下が１００～１０５と、ちょっと高めでした。それが引きこした頭痛だと、現地の専門医(Cardiologist、心疾患専門)に言われました。ただし、降圧剤を飲むような深刻な事態でもないから、食事に気をつけて、自然に下げる方法をすすめられました。それ以後、私も食生活には、それなりに配慮してきましたので、２～３年前にはすでに、血圧の上が１２０、下が８０程度の、ごく正常な状態に戻っていました。そこへもってきて、今回の頭痛。｢もしかして、高血圧がぶり返してきたのかなあ？｣と、一瞬思いました。｢大したことはないけど、念のため、お医者さんに診てもらおう｣と思い、近所のクリニックの門をたたきました。そこで血圧を測ってみると、全然高くない。上が１１６、下が７４と、この年齢の男性としてはむしろ低いくらい。発熱もないので、ウィルスが起こしたものでもなさそう。結局医師は、｢全然気にしなくていいと思いますけど、念のため、MRIスキャンでも取ってみますか？｣と提案してきました。MRIは、磁気共鳴画像（magnetic resonance imaging：MRI）と訳されます。CTスキャンと同様、脳の断面を撮影する医療技術です。MRIの撮影機械は、人間が何人も入るような巨大なものです。そこに、ヘッドセットをつけた被験者(私)の頭がゆっくりと入っていき、機械にすっかり呑み込まれたところで、｢ビー｣とか｢ピー｣とか、｢ジジジジジ｣とか、いろんな種類の音(かなり大きな音です)を聞かされながら、放射線でパシャ、パシャと、脳の断面画像を撮るのです。すげーハイテク！検査時間は、約１５分くらいで、痛みはありません。MRIは高価な機械なので、普通の町医者には、もちろん置いていません。ですので、脳外科を専門とする医療・検査機関に行って、検査を受けなくてはなりません。私の場合は、自宅から電車で１５分ほどかかる、御茶ノ水の某クリニックに行って検査を受けました。MRIの検査結果と医師所見は、２０分ほど待てば出てきます・・医師所見、私も読んでみましたが、専門的すぎて内容は分かりません。でもちょっと気になったのが、一つ。｢クモ膜下のう胞の疑いがある｣と書いてあったことです。｢クモ膜下｣と聞いて、すぐ思いつくものは｢クモ膜下出血｣。こわい病気です。３０代とか、若い人でも｢クモ膜下出血｣で死んだりしますから・・・・そこで、今回の検査結果を、近所の街医者に見せて、説明してもらいました。そしたら、｢脳は全然問題ないね、大丈夫だ｣と言われました。｢あのー、クモ膜下のう胞って書いてあるのは、大丈夫なんですか？｣と、おそるおそる聞いたら、｢大丈夫。こんなのは、放っておいていいよ♪｣と言われました。お医者さんがそう言うのなら、ま、心配することもなかろうと思いました。実際、この診断以来、頭頂部の頭痛・違和感は、起こっていません。仮にあったとしても、高血圧でもないし、脳の問題でもない、日常生活に支障も全くない･･･ということで、今回は放置プレイを実施して、つつがなく、日常生活を送ろうと思います。

  2009年05月14日

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