最近、心がちょっとカサカサしているな…、温かい涙を流してデトックスしたいな、なんて思っていませんか?
今日は、そんなときに絶対観てほしい、私の人生のバイブル的映画を紹介します。 ロビン・ウィリアムズ主演の不朽の名作、『パッチ・アダムス』(1998年)です。
実話をベースにした、とにかく優しくて、切なくて、最後には心がじんわりと温かくなるハートフルな物語。観終わったあと、目の前の景色が少し優しく見える、そんな魔法のような作品です。
笑顔が最高の特効薬!常識を破った「ピエロ」の医学生
物語の主人公は、ハンター・アダムス(通称パッチ)。 彼は過去に深い絶望を経験し、精神科病院に入院したことがあります。しかし、そこで「人を助けるのは、冷たいカルテではなく、温かいユーモアと心の繋がりだ」と気づき、なんと30歳を過ぎてから猛勉強して医学部に入学するんです。
笑いこそが、心を救う最高の医療.
当時の白い巨塔(医学界)は、超・保守的。 「医者と患者は友達ではない」「感情を移入するな」と教える教授たちに対し、パッチは真っ向から反論します。
学校のルールを無視して病棟に潜り込んでは、赤ん坊の吸入器を鼻につけてピエロの格好をしたり、お堅いおばあちゃん患者の部屋を大量のプール用おもちゃで埋め尽くしたり……
最初は「不謹慎だ」と怒っていた周囲の患者や看護師たちも、彼の本気の愛と笑顔に触れ、少しずつ閉ざしていた心を開いていきます。このプロセスが本当にコミカルで、愛おしくて、観ているこちらまで自然と笑顔になっちゃいます。
綺麗事だけじゃない。胸が締め付けられるほどの試練
この映画が単なる「お気楽なコメディ」で終わらないのは、物語の後半、パッチの前にあまりにも残酷で深い悲しみが立ちはだかるからです。
「人を愛し、心を開くことは、同時に傷つくリスクを背負うこと」
突きつけられる厳しい現実に、パッチは激しく葛藤し、一度は笑顔を失い、夢を諦めそうになります。神様に向かって「なぜなんだ」と問いかける崖の上のシーンは、何度観ても涙が止まりません。ロビン・ウィリアムズの、瞳の奥に深い悲しみを湛えた演技が本当に素晴らしくて、胸がギュッと締め付けられます。
それでも、彼が再び立ち上がるきっかけをくれたのは、かつて彼が命がけで遺した「愛の種」でした。
今の時代にこそ、この映画を観てほしい理由
映画の終盤、医学界の偉い人たちを前にパッチが放つスピーチは、全人類に聞いてほしい名言のオンパレードです。
「病気を治せば勝つか負けるかだ。でも、人を治療すれば、結果がどうあれ必ず勝つ」
「死を遠ざけることだけが医者の仕事じゃない。生の質を高めることだ」
効率や数字ばかりが求められがちな今の時代だからこそ、パッチが語る「人間として相手に向き合うこと」の大切さが、疲れた心にじわーーーっと染み渡ります。
お休みの前夜、お気に入りの温かい飲み物を用意して、ぜひ部屋を暗くして観てみてください。 きっと、あなたの心にも「赤い鼻」がついたような、温かいユーモアが灯るはずです。

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