話し下手の大人におすすめ本『小学生でもできる言語化』
「自分の気持ちを上手く言葉にできない…」「話そうとすると、頭の中がとっ散らかってしまう…」そんな話し方の悩みを抱えている方に、ぜひ手に取ってほしい1冊があります。それが『小学生でもできる言語化』です。タイトルに「小学生でもできる」とある通り、専門用語や難しい理論は一切なし。言葉が出てこない原因や、思いを伝えるためのシンプルなコツが分かりやすく解説されています。実際に読んでみて感じたのは、「話すのが苦手な大人(私)にこそピッタリの本だ…!」ということでした。「伝える力」はセンスではなく、練習で身につく話すのが得意な人を見ると「元々のセンスなのかな」と思ってしまいがちですが、この本を読むと「言語化は正しいステップを踏めば誰でもできる技術」なのだと勇気をもらえます。感情をそのままにせず、一歩立ち止まって名前をつけてみる「楽しかった」「すごかった」などの抽象的な言葉を、具体的に分解してみる相手に伝わる「型」にあてはめて話してみるどれも今日からすぐ試せる工夫ばかりで、「これなら自分にもできそう」と思わせてくれる工夫が詰まっています。おすすめの読み方:親が読んで、子どもにアドバイスするこの本のもう一つの素晴らしい使い方は、「親が先に読んでおき、日常の会話で子どもに教えてあげる」というアプローチです。子どもに「今日学校どうだった?」と聞いても、「楽しかった」「別に」で会話が終わってしまうこと、よくありますよね。子ども自身も「自分の気持ちをどう表現していいか分からない」だけで、悪気があるわけではありません。大人がこの本で言語化のコツを理解しておけば、「どこが一番楽しかった?」(具体化のヒントを出す)「どんな気持ちに近かった? ワクワク? それともビックリ?」(感情の選択肢を出してあげる)といったように、日常のちょっとしたやり取りの中で、子どもの「言葉にする力」を自然と引き出してあげることができます。家庭での会話がそのまま「言語化のトレーニング」になるので、親子のコミュニケーションを深めるツールとしても最適です。まとめ話すのが苦手で、頭の中を整理するのが難しいと感じている人子どもの「伝える力」や「表現力」を日常の中で育みたい親御さん自分の言葉で伝える楽しさを知るきっかけとして、まずは大人が一読し、ぜひご家庭で実践してみてください!小学生でもできる言語化 [ 田丸雅智 ]