カテゴリ:映画
後、最近観た残りの映画いくつか。 ○チョコレート 親子の確執と人種差別を描いているかな。 黒人への差別感情があるアメリカ南部のジョージア。 ある親子は、死刑執行人として働いていた。 父、ハンクは、息子のミスを激しくとがめ、 息子は、父の目の前で自殺をしてしまう。 その後、ハンクは仕事をやめる。 そんな中、夫を死刑で失くしたばかりの黒人女性は、 子供もまた、交通事故で失ってしまう。 その子供を病院に運んだのはハンクで ふたりはそんなふうに知り合った。 お互いの絶望感と喪失感で、 ふたりは、引き合っていく。 息子に厳しいハンクだったが、 自分もまた、父親によって強い生き方を強要されていた。 ある意味ハンクは、息子を亡くしたことで、 開放されて、自分を取り戻していったのだけれど、 自分の弱さに気づいたから変われたのかもしれない。 これは、いい映画やった。 最後のシーンがよかったな。 スイング・ブレイドの知的障害者のカールを演じていた ビリー・ボブ・ソーントンがハンクを演じていたけど 全然感じが違って、すごいなと思った。 それと、悲しみが乾くまでのハル・ベリーが 黒人の女性を演じていたけれど、 ハル・ベリーは、本当に素敵で。 ふたりとも、とても演技が上手だなと思う。 ○アフターウエディング 好きな監督スサンネ・ビアの映画。 その中では、あんまり好きな方ではなかったけど。 インドで孤児たちの援助活動をやっている男ヤコブに、 母国デンマークの実業家から多額の寄付金の申し出があった。 すぐにインドに戻りたかったが、 実業家の娘の結婚式に出席してほしいと頼まれ行くことに。 訪ねていったら実業家の妻は、自分の昔の恋人で、 実は娘は、自分の子供だった。 そして、何故、実業家が、 自分をデンマークに呼んだかを知る。。。。 多額の寄付金とその条件の中で、 ヤコブは葛藤する。。。 ○食べて祈って恋をして ニューヨークで活躍するジャーナリストのエリザベスは 結婚8年目で離婚する。 何不自由ないようだが、どこか満たされなかった。 そして、若い俳優と出会うがそこでも、うまいこと行かず 自分を解き放つために、イタリア、インド、バリと一年間の旅にでる。。。 イタリアでは、おいしいものを食べて、 そして、何もしない喜びを感じる。 インドでは、瞑想をして、心の調和を求める。 そして、バリでは、美しい自然の中で恋をして心が動くが、 それも調和の中のひとつと。。。 なんか、あんまり好きな映画ではなかったかな。 ○フェアレス 飛行機事故で、奇跡的に助かったマックスは、 その後、恐れ知らずの別人になる。 事故の時、彼は光に導かれ、 生存者を誘導して助けた。 同じ事故で赤ん坊を死なせてしまったカーラは 罪悪感で一杯だったが、 彼と関わることで、癒されていったり。 最後、苺アレルギーもなくなっていた彼だったが、 また、アレルギーが戻っていて、 死にかけるが、奥さんに助けられるんやけど。 そして、生のすばらしさを実感するのかな。 この映画がいいたかったことが、 あんまり読み取れなかったけど。 恐れをなくし、あの時見た光を追い求めていた彼だったが、 もう一度、生の喜びを取り戻したってことなのかな。 ○ブラックスワン バレリーナのニナは、白鳥の湖の主役に抜擢される。 純真な白鳥と王子を誘惑する黒鳥を踊らなくてはならない。 優等生のニナは、白鳥は立派に踊れる。 しかし、黒鳥は、彼女にとって課題がいっぱい。 そんな彼女が、大役を踊りきるまでを描いてある。 大役の重圧、黒鳥タイプの代役への嫉妬と恐怖、 母親からの期待や重荷などによって、 精神的に追い詰められていくニナ。 なんか分かりずらいとこもあったけど。 私には分からない深い映画かも。 人間には、現れている部分、 隠れている部分も含めて、 いろんな部分があって、おもしろいなと そんなことを思った映画。 なんか、上手に映画について書けないけど、 まあ、何を観たを書き留めておきたくて。。。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.12.29 21:09:10
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