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昨日、兄貴のネタの話を書いたものだから
(左リンク兄貴の話参照)一晩中、兄貴のことを考えていた。 で、結局あまり眠れないまま病院ボケーッとへ行った。 足の経過は最悪だった。今シーズンは思いっきり走れない。 今後のトレーニングは水泳も考えましょうと言うことに なったが、やっぱり走ることが一番好きだー! もう、どうしようもない気分で診察室を出たところに なんと目の前の廊下の待ち合い椅子に兄貴が座っていた。 偶然とは恐ろしいものだ。 しかも、廊下は混み合っていて、兄貴の横にしか私の 座るスペースがなかったので、とりあえずそこにドカッと 座った。 兄貴→「なんで、こんなところにいるんだよ」 私→「私だって怪我くらいするよ、 兄貴こそなんでいるんだよ」 兄貴→「寮の学生が具合悪くなってな、オレは付き添い」 喧嘩別れ以来の初めての会話がこれだよ。まったく。 会話はそれで終了。あとは無言の気まずい時間が流れた。 やっぱりここに座らなければ良かった。 喧嘩する前だったら、こんなに落ち込んでいる時は いつも兄貴が手を握ってくれたのに・・・。 そう思った時に右手に温もりを感じた。 兄貴が私の手を握っていてくれた。力強く。 仲直りするとか、謝るとか、そんなことはどうでもよくなって 今の感情を思いっきり兄貴にぶつけて泣いてしまいたかった。 が、次の瞬間 「磐田さーん」と受付の人に呼ばれたので私はそのまま手を 振り払ってプイッと行ってしまった。 私が会計を済ましている間に、兄貴が付き添った学生の 診察も終わったらしく、そのあとは兄貴はその学生といた。 病院を出ていく際に一瞬だけ振り返って兄貴と目が合った。 兄貴の目は私にとても力強いメッセージを送ってくれていた。 それさえも私は目をそらせてしまった。 私は馬鹿だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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