2005/11/25(金)01:56
これはノスタルジィ?
また右手を挙げると首が痛い。
これは何かの呪いか?
いや、単なる老化か・・。
久しぶりのソフトバレーの練習に行く。
でも、来週、再来週の試合モードになっているので、試合に出ない僕は今ひとつモチベーションが保てない。
こういうのはちょいと辛いな。
積ん読の中に村上春樹の「東京奇譚」を見つけて昨日から読んでいる。
不思議な物だ。前は村上さんの本が出ると速攻で買い求めて、その日のうちに読まなきゃ気が収まらなかったのに。
「海辺のカフカ」あたりから、いや「ねじまき鳥クロニクル」あたりから少しずつ急がないようになってきた。
これって、自分が少しずつ村上さんの小説を必要としなくなっていると言うことだろうか?それとも単に時間が無いと言うことだろうか?
そう言えば、中学1年の時、明け方の深夜放送でユーミンの「ベルベットイースター」を聞いて彼女の虜になり、新譜が出るたびに胸躍らせて買っていたのが、大学生になった頃からは貸しレコードでいいやと思うようになって、30を過ぎたあたりから、もう買わなくてもいいやって思うようになった。これは卒業したって事なんだろうか?
でも、去年だったか久々にオークションでユーミンのベスト盤を落札したけど、改めて聞くとやっぱり良いんだよなあ。
でも、これは単なるノスタルジーなのだろうか?
変わらないと言うことはある意味すばらしいけど、願わくは自分と一緒にミュージシャンも作家も年をとって変わっていって欲しいと思う。
それが生きていると言う事だから。
東京奇譚は短編集だが、やっぱり村上さんの比喩は面白く素晴らしいと思うし、あのちょっと乾いて透明な世界がとても好きだ。
もう少しこの世界に没頭していよう。
と、言うわけで残りを読んで来ます。