2008/02/23(土)08:10
ジェネリック医薬品について その3
携帯の電池がすぐに無くなるようになった。
ドコモへ行くと、2年経ってるので無料で電池パックをくれるらしいけど、ムーバだしどうせならと思って機種変更しました。
って、全然そういうの詳しくないんだけど、電話とスケジュール管理(爆)ぐらいしか使わないし、あとはカメラがしっかりしてれば良いなあと言う具合。
じゃあ704なら1000円で買い換えれますと言うことだったけど、丁度置いてある機種が1つだけでイマイチだったので(文字盤の字が薄くて読みにくい)やめて、904にしました。ワンセグ持ってもしかないんだけどなあ。
そう言えば、904ってあまり人気が無くて、未だに704の方が売れていると先日ネットのニュースで見たような気がする。
50歳になれば、らくらくホンにしようかなとマジに考えていたりして。
では、どっと次に行こう。
昨日までの復習。
1 新薬の開発には莫大な予算がかかるが、一旦ラインが出来てしまえば安い経費で大量生産できるようになる。
2 新薬は特許でがんじがらめになっていて、他の会社が同じ物を作れるようになるには10年前後かかる。
3 したがって、全ての先発薬にジェネリックが存在する訳ではない。ある程度古くなった薬剤だけである。
4 メーカーはジェネリック対策として、徐放性剤やOD錠を作って対抗している。
では、今日の本題。
先発薬と、それを模倣して生産されたジェネリック薬は待ったく同じものか??
答えは否である。
ジェネリックの精度は、薬剤の溶出試験などによってチェックされている。
一応、この溶出曲線が同じだと思われるならば、その2つは同じ薬だと認定されているのである。
ところで、薬と言うのはその全てが薬効成分ではない。
錠剤にしても、カプセルにしても粉薬にしても、本命の薬剤の部分と、その合間のつなぎの部分から成り立っているのだ。
そのつなぎの部分に対しては何の取り決めも無かったと思う。
つなぎなんて、何でも良いじゃないかと思われるかも知れないが、効果はとにかく副作用に関してはこのつなぎの部分は大きく関与している。
例えば子供に打つワクチン(麻疹、風疹などを)を考えてみよう。
あのワクチンに含まれているゼラチンや保存剤のチメロサールが問題になったのを覚えて居る人も居るんじゃないかと思う。飲み薬もしかり。同じよう薬効成分があるからと言って全く同じものではないし、その「つなぎ」の部分のせいで重篤な副作用が出現する可能性だってあるのである。
ところが、外国の(と、言うか西欧の)ジェネリックは日本と違って、つなぎの部分まで全部同じじゃないとあかんとされているらしい。
本来ジェネリックとはそうあるべきものだと思う。
薬の味と言うのがある。
例えば、マーズレンSと言う粉薬がある。
これは一昔前によく使用された胃薬である。ちょっと薄青い色の。
もともとは口腔内のうがい薬として使われていたアズレンから作られた?もので、胃のドイツ語「マーゲン」の頭文字をアズレンの前に入れて、マーズレンとなったのだと思う。
清涼感のある爽やかな味の飲み薬であるけれど、このジェネリック品を以前服用した事があったけれど、毒々しい青色をして味もまずく全然違う薬だと思った。
粉薬や水薬は味がよくわかるし、錠剤やカプセルはその違いはあまりわからないと思うけど、少なくとも、先発品と後発品が全く同じ物ではないと言うのが分かっていただけたかと思う。
今夜はこれまで~。