見たまま、感じたまま、思ったまま

2008/03/31(月)16:29

朝の電話

そのまんま日記(362)

朝のコーヒーを飲んでくつろいでいると、大阪のM先生から電話があった。 M先生は大学の医局の後輩、僕が大学で助手をしていた頃の進入医局員になるので丁度10年ぐらい下になるのだろうか?大阪人特有の人なつっこさと、僕と同じく食いしん坊と言うところがあって、美味しい店の情報交換したり、食べに連れて行ったりしたものだった。 研修が終わってからは故郷の大阪の大学の医局へ属してその関連病院回りをしていたが、この度目出度く??開業をする事になった。大阪は帰ってからは年賀状ぐらいの付き合いになっていたが、彼は毎年律儀に、留学したアメリカからも年賀状をくれるような人だったので、こちらもお祝いにと先日デパートで絵を買って彼に贈るべく配送して貰った。 先週の初めぐらいには着いているはずなのに、お礼の電話も何も無かったのでどうしたのかなと思って居たのだった。 いや、別に挨拶がないからけしからんと言ってるのではないよ。でも、向こうから挨拶がないとちゃんと着いたかどうかがわからないからね(今度からデパートに配達記録を頼もう)。 まあ、開業の準備で忙しいのだろうと思っていたけどね。(僕だって開業前2週間で5kg痩せたから) まあ、誹れば来る・・と言うわけで、どしたのかなと配偶者と言ってるところへ電話がかかってきた訳だ。 「先生、お久しぶりです」 「おう、お久しぶり。この度はおめでとう。医療改訂の時期でしんどいと思うけど頑張りや。」 「先生結構なお花を頂きありがとうございました」 「ん??贈ったのは絵だけど??」 あんた惚けとんとちゃうか?? 「そうでした、失礼いたしました。検査室の壁に飾らせていただきます」 「まあ、君も花やら絵やらいっぱい貰うと思うから、自宅でも病院でも好きなところで役に立ててくれたらいいから」 「はい。ありがとうございました。」 「あのな、ええ事教えたろうか、花一杯くれるやろ、あれなみんな大体同じ時期に枯れるからな。 急に寂しくなるで。その頃に鉢植え買うとか造花の花買うとかせなあかんな。僕は友達が造花の綺麗なのをくれてあれが役にたったからな。それからな、鉢植えの下に水受けの皿を敷いてない奴が時々あるから、チェックしておかないと水が漏れるで・・」 「は、貴重な情報をありがとうございます。」 とまあ、色々向こうの医師会の事など少し話した後で 「ほな、君も開業医としてこれからがんばりな、何か分からん事あったら尋ねてや」 「はいlありがとうございます。頑張ります。朝から失礼いたしました。本当にありがとうございました。」 「うん、ほなお大事に・・」 と僕の方も医者惚けの言葉で締めくくってしまったのであった。 朝からぼ~っとしてる二人なのであった。

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