見たまま、感じたまま、思ったまま

2009/02/01(日)23:46

友あり遠方より来たる

我が家の秘密のお話(311)

晴れてみたり、曇ってみたり変な天気の日曜日。 外来は発熱の人ばっかりでこちらも病気になったような気分になる。 ヒロキが頭と関節が痛いと言うので、熱は無かったけど早速リレンザの吸入と葛根湯を飲ませる。 残りの家族も予防で吸入。今週は出張もあるし病気になれないのよ。 そんな訳でどこにも行かず大草原の小さな家のDVDを見て午後を過ごす。 トミが台所でおしっこをしたのに激昂した配偶者は寝室でふて寝の昼寝。 夜にピンポンが鳴って、誰かと思えば中学の時のチームメート。 去年の同窓会に来なかったので5年ぶりぐらいの再開になる。 話を聞けば、秋頃から調子の悪かったお父さんが先日亡くなって、今家の整理や銀行などの手続きの為に帰ってきていると言う。 県外で住んでいる彼は、お葬式も県外でやったのでこちらの新聞にも載らなかったらしい。 数年前にお母さんも亡くなっており、二親元気な僕とは随分と環境が違う。 実家と言えども、誰も居ない主の居なくなった家で一人で寝るのはしんどいだろうなあ。 数日はこちらで居ると言うので、また晩飯を食いに来いよと声をかける。 ショックな事に、彼の子どもさんにもシビアな病気が見つかったそうだ。 二人のお子さんは、ヒロキとミドリと同じ年。 親の死亡もしんどいけど、子どもの病気はもっと堪えるなあ。 中学の時には、同じ制服を着て同じクリクリ坊主だったのに。 もうその3倍以上の人生を生きてきて、みんな辿る軌道が異なっている。 何か生きて行くことの深さを感じた夜でした。

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