2010/08/03(火)20:28
昨日から別居しています
確か日曜日の夜はとても暑くて寝苦しかったと記憶する。
おまけに昼間の試合と夜の打ち上げのお酒で、日頃から暑がりの僕は更に暑がりに進化?していた。
男女の温度差は平均4度と言われているらしいが、我が家の夫婦の温度差は10度はあると見積もられている。
僕は夏は掛け布団はまずかけないけど、配偶者は羽毛布団にくるまって眠っている。
それでも、僕もだんだんと年取ったせいか、子ども達の部屋へ行くと寒~~となるのだが。
要するに我が家の構図は子ども>僕>>配偶者と言う具合だ。
エアコンの設定温度で言うと、ミドリ22度、ヒロキ24度、カズ24度、僕27度、配偶者無し・・と言うところだ。
1日12時間は布団の中に居る彼女は、この夜も例に漏れず9時前には布団に入っていた。
僕は11時頃に帰って来て、洗濯物をまわしてゴミを出して、明日の朝の準備などをして、自分の布団に入ったのは1時頃。寝室の冷房は結構強力なので、ヒロキとミドリの部屋の戸を開けておくと、彼らの部屋の冷気が廊下を伝わって寝室に入って来て丁度良いぐらいになるのだが、その夜は二人ともまだベッドの中で目を覚ましていて、戸を開けるのを拒否された(いつもは寝静まってから僕がそう~っと開けて回るのだ)
そういう訳で、寝室のエアコンをつけて寝たのだが、僕のは行って来た気配で目を覚ました配偶者が「タイマーにしておいて」と言ったのをどうも僕が無視したらしい。
タイマーと言っても、時間をいくらにしたらいいのか?1時間ならまた暑くなるし、5時間にしたら朝になる。
だからその時の気分で付けたり消したりしたら良いのだと言うのが僕の考えだ。
もともと、その夜考え事を色々としていて、眠りの浅かった配偶者は僕が入って来たのと室温が下がったのを契機として寝られなくなり、仕事部屋でネットなどしながらまんじりともせず朝を迎えたらしい。
そして月曜の朝、開口一番。
「あんたのおかげで寝不足じゃわ。廊下でもリビングでもどっか他の所で寝て!」
そうなると、もうこちらも遠慮する訳にはいかない。
彼女のように長時間ベッドに居るなら、少々目が覚めてもいけるけど、僕みたいに短期集中睡眠が暑くて寝苦しくて目が覚めたりすると、そりゃあそっちの方がしんどいのよ。
お互いの為にこれは別れるしかないと言う事で、色々考えたけどリビングの隣のカズの部屋で寝る事にした。
小学校に入った時に、せっかく床の間までつぶして作ったこの部屋で、こいつは全く寝ていないのだ。
窓が東向きだけど遮光カーテンしてるし、リビングと続いているので、リビングのエアコンをつけて間の戸を開けておけば丁度良いのではと算段した。
そういう訳で昨日はカズの部屋で寝てるのだが、しばらく使ってなかったベッドなのでシーツも枕も置いてなかったので、なんだかぎこちなくて眠りにくかった。
今朝、朝食の時に「昨日は言いすぎたわよ。ちゃんと寝室で寝たら?」配偶者に言われたけれど、お互いが快適になるように寝た方が遺恨を残さずに良いのではないか?どうせ夜だけの話だしとそう思ったよ。
今日はカズがベッドにシーツを敷いてくれ、枕と掛け布団まで取って来てくれて、かいがいしく世話を焼いてくれる。何かある??と思っていたら、自分の布団を持って来て、自分も父ちゃんの隣で寝ると言う。
僕も暑かったんよ・・・そうだろう、そうだろう。
「合宿みたいだね」と笑うカズ。
なんか離婚するにあたって、子どもがどっちにつくのか決めたような雰囲気だ。
そういう訳で、だだっ広い寝室は、配偶者独りとなってしまったのである。
このように、温度差を巡る争いというのは、ともすると夫婦間の危機、家庭崩壊の危機にも瀕するのである。
若い夫婦はくれぐれもご注意を。
何事にも譲り合いの精神が大事ですぞ。