見たまま、感じたまま、思ったまま

2013/08/09(金)19:50

夫婦机

日々の診療の狭間で(115)

診察室に新しい机がやってきました。 今まで使っていたのは、所謂Office用のシステムディスクでした。 開業当初から16年使っていたので、多少古びていましたが、特に不満もなかったです。 でも、先日副院長のクリニックで使う机を探していた時に、テーブル工房kikiさんの机に出会いました。 その暖かい木の温もりに魅せられて、クリニックの机は栃の木で作って貰ったデスクにしたのです。 その時に、ムクムクと物欲が・・いやそうではないけど、こちらの診察室にも同じようなデスクが欲しくなったのです。 クリニックの机は、丸太を縦に割った半分を使うので、その残った半分で診療所の机を作って貰いましたのです。夫婦茶碗の如く、夫婦机とでも言うのでしょうか? 前の机の時、患者さんの足がいつも机の脚に当たって不自由をおかけしていたので、机の距離を長くして、且つ患者さん側の奥行きを狭くしました。机の脚は患者さんの足から離れるように付いているので、診察の時にくるっと回っても足が机の脚に当たらないようになりました。 塗装も何にもしてない、研きをかけただけの生の白木です。 表面の木の模様は、クリニックの机と同じになります。 手垢が付き、汚れがついてもそれが味になるような机だと思います。 私たちも、この机に負けないように味を出していこうと思います。 そして、この机と一緒に、素敵に年をとっていこうと思います。 どうかよろしくお願いします。

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