|
テーマ:珈琲井戸端会議(676)
カテゴリ:試行錯誤の跡
最近は、もっぱらハリオのV60透過ドリッパー(円錐ドリッパー)の
セラミック製を使っています。 購入当初は、お湯の落ちる速度が速いと感じていたのですが(以前の日記参照) 慣れとは恐ろしいもので、今では遅く感じるようになってしまいました。 ハリオの円錐ドリッパーを使うと、ドリッパー内のお湯が速やかに落ちていきますので 珈琲によるお湯の落ち方の違いが良くわかるようになります。 焙煎したての鮮度の良い珈琲は、購入直後はスムーズにお湯が落ちていきますが 購入後1週間ぐらい経過してくると、お湯の落ち方が遅くなってきて もう少し速くお湯が落ちないものかと思うことが多くなりました。 そんなときに、ふとドリッパーのパッケージを見ると ハリオの中型は「1~4杯用」と書いてあることに気がつきました。 メリタやカリタのドリッパーは、中型は「2~4人用」と指定されています。 ハリオは、中型のドリッパーでも1杯分の珈琲を淹れることを想定しているようです。 ハリオ中型(1~4杯用) メリタ中型(2~4人用) カリタ中型(2~4人用) さらに、ハリオの大型のドリッパーは、樹脂製で1~6杯用になっています。 大型でも1杯分だけ淹れることを想定しているようです。 ハリオ大型(1~6杯用) 一般的には珈琲の量が増えれば、抽出に使うお湯の量も増えますので 大量のお湯を速やかに落とすために、ドリッパーの穴は大きくなります。 (クリックすると拡大します) 画像の上が樹脂製の小型(1~2杯用) 画像の下左がセラミック製中型(1~4杯用)、下右が小型(1~2杯用) 本体のスパイラルリブは、中型、小型ともに時計回りです。 ドリッパーの底にあるリブの曲線の曲がる向きが中型と小型で違うのは 何か意味があるのでしょうか? 最近はお湯の落ちる速度を微調整するために だいたい次のように小型と中型のドリッパーを使い分けています。 購入後1週間以内の焙煎したての鮮度の良い珈琲は、 小型の1~2人用で1.5人分(珈琲は15~18g)を抽出。 焙煎後1週間以上経過してお湯の落ち方が遅く感じるようになった珈琲は、 中型の1~4人用で1.5人分(珈琲の量は同じ)を抽出。 初めて珈琲のドリッパーを買う場合は、大は小を兼ねると考えがちですが、 1人分の珈琲抽出用に、いきなりハリオの中型の円錐ドリッパー (一応1~4杯用なので1杯でも淹れられますが…) を購入するのは無理があるように思います。 また、職場では珈琲を抽出した後は、ドリッパーは洗剤を使わずに 水洗いだけで済ませています。 3ヶ月ぐらい職場でほぼ毎日使ったところ、ドリッパーの上の方が珈琲色に なってきました。 ハリオの特徴であるスパイラルリブは、微妙に洗いにくさも演出しています。 複雑な形状で洗いにくいものは、自動食器洗い機で洗うのが便利です。 樹脂製のドリッパーでは、自動食器洗い機で洗うと熱で変形する可能性があるようですが、 セラミック製であれば、問題ありません。 汚れが目につくようになったドリッパーは、自宅に持ち帰って自動食器洗い機に 入れっぱなしにして、毎日、他の食器と一緒に洗っています。 (クリックしても拡大しません) 個人的には、数年前から合成洗剤を使うのはやめましたので、 自動食器洗い機用の洗剤も合成界面活性剤を含まないものを使っています。 メーカ指定の洗剤ではないので、問題が起きても自己責任です。 使用環境によっては、洗い上がりがスッキリしないなどのトラブルが 発生する場合もあるようです。 太陽油脂 食器洗い機専用(価格が安い順) シャボン玉 食器洗い機専用(価格が安い順) 地の塩 食器洗い機専用(価格が安い順) エスケー 食器洗い機専用(価格が安い順) 食器洗い機専用 わさびの洗浄剤 自動食器洗い機は、15年ぐらい前から使っていて、 1台目は8年目ぐらいに壊れてしまいました。 現在使っているのは2台目です。 すでに旧型です。 最近、動作音が大きくなってきたような気が……… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[試行錯誤の跡] カテゴリの最新記事
|