ブル子のキレイ講座

 美容、ファッション、ショッピングなど、ブル子の大好きなテーマについて、
出来るだけミーハーにならずにプロの目で冷静な意見を徒然と・・・。

 スキンケア、コスメティック及びにファッション業界は、傍から見るより単純に出来ている。
大抵のブランドに、親会社があり、そう言われると、相似点も多い。
ただ、動きはとても活発なので、思いつく所から挙げると・・・

☆エステー・ローダーグループ
  
  エステー・ローダー、クリニーク、マック、プリスクリプティブス、ボビイ・ブラウン、
  スティラ、アヴェダ、オリジンズ、ラ・メール、ダルファン他。
  (新しい注目のラインでも、エステーに買収されると途端に商品数が膨大に膨れ上がり、
   似たような感じになるので、すぐ分かるのが特徴。)

☆ロレアルグループ
 
   ロレアル、ランコム、ヘレナ・ルビンシュタイン、キールズ、
   ビオテルム、メイベリン、シュー・ウエムラ、ジョルジオ・アルマーニ他。
   (あまり脈絡がなさそうだが、良く考えてあっちこっち押さえている?)

☆ルイ・ヴィトングループ
 
   セフォラ、ブリス、ジバンシー、ディオール、ゲラン、
   ベネフィット、ハードキャンディー、メークアップフォーエバー他。
   (香水部門のみ、落ち目になったらポイ、というのもある。)

☆資生堂グループ
 
   デクレオール、ナーズ、ヴィクトリア・シークレット・ビューティー、
   イッセー・ミヤケ(香水部門)、ジャン・ポール・ゴルチェ(香水)他。
   (日本国内でもゴマンとブランドを展開しているのに、海外でもなかなか頑張っている。
    クレ・ド・ポーもアメリカでも認知度が高まり取り扱い店も増えている。)

☆P&G グループ
 
   マックスファクター(SK-2)、カバーガール、オイル・オブ・オレイ等。




ブル子は日本では若かったし何を使ったて良かっただろうに、クレ・ド・ポー・オンリーだった。

似たように、安かろう、悪かろう、という信念だった人も、アメリカへ初めて来た時に、
日本ではお上品にデパートのカウンターの中に陳列しているブランドが、
スーパーで嘘みたいに安く手に入るのを見て、驚くと共にバカらしくなった人も多い筈。

どこかで悪者が沢山儲けているんだな、とわたしも感心したものだ。

WWD.com
をよく見ていると、同じグループの中で、
例えばランコムの新商品に数ヶ月遅れて、ロレアルも全く似たような美容液を出していたりする。
急にどこのメーカーもこぞって同じ新成分を配合しているように感じるのは、そのためだ。
雑誌の広告だって、「BEST**」だって、
出版社とその化粧品会社の親分が契約しているんだから、偏るに決まっている。

ファッションだって然り。紳士の紋章の様だった老舗のブルックスブラザーズが、事もあろうに
高級イメージとはかけ離れたCasual Cornerグループに買収され色んな人が嘆いていたものだ。

雰囲気が全く同じだな、と思ったらバナナリパブリックもオールドネイビーもギャップの子分だし、
知れば知るほど、レーベルだけに惑わされず、本当にいいデザインの質のいい物を買おう、という気になる。

ブル子は縁があって、コスメティック産業や、ファッション業界の裏の裏を垣間見る機会があった。
知恵もついたし、色々な凄い人たちにも出会った。

そうは言っても、ブル子だって人の子。
高かろうが安かろうがお気に入り、というものは、勿論有る。



それを少しずつご紹介しよう、という、独断と偏見のページが続く・・・。





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