気楽な一歳児。
先週は急に夜間は25度(華氏)まで下がったりで、一家で風邪をひいてしまった。今週は胸部に鈍痛を感じるようなニュースで、何をしていても身体的に苦しい程だ。敢えて、暢気な一歳児の記録をしたためようと思う。ブル之助(23ヶ月)はぐんぐん大きくなっている。11月にこのアパートへ越して来て以来、当初は届かなかった場所が届くようになり、最初にソファーのテーブル、次に書き物をするデスクがリビングから撤去された。備え付けだったハイチェアのテーブルを外して投げ飛ばすので使用は去年で辞め、お客様の有る日だけに限られた。(ダイニングのお椅子が四脚しか無いので)普段は相変わらずミシガンから持って来たキンバリーがプレゼントしてくれたのを使っている。トリップタラップを頼もうと思いつつ、引越しを考えて未だ至らず。あ、お椅子の話じゃなくて、ブル之助の話、っと。体つきは少し締まって来たな、と思う日と、「このお腹って・・・。(絶句)」と言う日と。四頭身だったのが五頭身くらいになって来たので大人っぽく(爆)見える。それでも散髪直後などはやけにぽっちゃり見えたり、日々変わる。わたしがヨガをしていたら仰向けの顔に何気無く近付きじっと見たかと思うと回れ右していきなり座って来たり、腕立て伏せをしていたら背中に跨って来て大喜びで立ったり座ったりドンドンする。ブルルが遊んで居て思わぬ所を蹴られた時に言う「弟が欲しくないのか!」と言う台詞を、思わず日本語でつぶやいてしまう。ソファーに座って脚を組んでいたら、トコトコ、っとやって来て、実に気軽に上の足に座る。これも段々重くなって来て、以前は楽々彼を座らせてお馬さんごっこしていたのに、今は足首が折れそう・・・。相変わらず母に毎日言われる日本語の単語よりも、不特定多数から入る英語の方が覚えが早い。あんまり突き詰めて考えるとがっかりしそうなので、やめておく。(笑)例えばまだ「こんにちは。」も「おはよう。」も「いただきます。」も言えないのに、「Hi!」「Bye-bye!」はマスターして大分になる。「M」の他には「sh」「P」「B」の音が言い易いらしく(とても英語的なんだけど!怒)Trash, Fish, Shoes, Sheros(Cherrios)Peas,Please,Ball,ボーロそれから何故か「ドア」が言える。本当に言われる頻度と言える確立は余り関係無さそうだ。誰かに出会うない「ばいばい!」って言うの、止めて欲しいんだけど。一寸古いけど「Weakest Link」っていうテレビを思い出す言い方だし。感じワル~。家に有るアルファベットのフラッシュカードで遊んでいても、表の文字よりも裏のセサミの絵を強引に日本語で説明する母に文句も言わず付き合う。一つの事に集中出来る時間が長くなったので、以前程玩具を出しては次、と散らからなくなった。前に比べたら、と言う話だけれど。「ぞうさん」が「どんた~」「エルモ」が「な~な~」(なんでかな?ララーララー♪って登場するからかな?)「お林檎」が「ぴてぃぴてぃ」(ますます謎)「プトゥンプトゥ~ン!」はバイクかトラック。わたしが「ぶるんぶるん!」と言って遊ぶので。自分ではプトゥンプトゥンって言うので合わせてそう言ってやったら怒る。耳からはブルンブルンと入って来ていて、本人はそう言っているつもりなのか?言える単語よりも分かる単語の方が多いのが明らかなので、その差はどこから来るのか不思議だ。セサミストリートを見る前はオムツにキャラクターが描いてあってもちっとも分からなかった名前も、今は略完璧。昔は顔がオレンジ色なので「今度は黄疸の人で~す。可哀想にね、明日全身輸血だって。」なんて言っていたのもアーニーと言うキャラクターだと分かった。新生児の頃は実に適当なお喋りをしていたものだ。(汗)その、アーニーのくしゃみみたいな笑い方を名前だと思っているのか、見る度にブル之助が真似をする。意思表示もするようになって来て、嫌な時は抗議するから、テレビを消すと泣く。泣かれても他の物で遊んでやれば満足するようだったけれど、それでも、テレビを見ていたら話しかけても耳に入らない様子に考えさせられたわたしは、最近では次々に始まるテレビよりも、一話だけ見せてお終いに出来るDVDを使っているのだが、それもまた様子を見て変えたり止めたりするかもしれない。家を買ったら日本語のDVDが見られるようにしたりもするかもしれない。どちらにしても、テレビやら食事やら、深く考え出したらキリが無さそうな関門を、余り悩まずに過ごしている自分を、褒めるべきか反省するべきかは知らないが、大体こうやって様子を見ながら臨機応変に対応している。話をオムツに戻すと、オムツを替える時もほんの一瞬で目ざとく新しいオムツには誰が付いているか教えてくれる。正直場合に拠ってはそんな事言って遊んでる場合じゃないのだが、こちらもイチイチ確認してしまう。必死になって拭いていたら足の親指で自分の鼻を挟んで寄り目になっていたりするので、出来るだけ手早くしようとはいつも心掛けるのだが、急に悪い事をしたような気になる。余談だが、ブルルは同じ物を同じように拭くのでもわたしの三倍はオシリフキを使う。なんなんだぁ~~~。それでも、出来る限り育児に参加して、お休みの日は率先してオムツ替えしてくれるだけ有り難い。クッチャイオムツですら、愛しいんだそうだ。気持ちは分かるけど、傍から聞いたら怪しい響きだよね・・・。昨晩お風呂に入れて貰って寝かされる時に、ブルルを指差して「どんた~!」至って冷静にブルルが「違イマス、ワタシハ、ダダ。」と言っていて、吹き出してしまった。大きい物はぞうさん、って思っているのか?ブルルは別に巨漢では無いけれど、それでもブル之助がじゃれついていたらまだ蝉みたいに見える。スーパーの果物売り場なんかに吊ってある量りを見て「どーん、どーん。」ブルルの実家に有ったおじいさんの古時計を思い出しているようだ。う~ん、惜しい。気持ちは分かるんだけど。お魚なんて出て来ない絵本ややHarris Teeterのロゴを見ていきなり「Fi~sh?Fi~sh?」と言うのでえ?何言ってるんだろう、と思って見て見たら、有った有った。失礼致しました。絵本にはタイヤキ、このスーパーのロゴにも小さくお魚が。タイヤキなんて見た事無いもんね、凄い鋭い目だねえ、と夫婦で関心。親ばかの王道、と憚りもせず。血の繋がって居ない人には面白くもな~んとも無い日記ですが、もうすぐ二歳なので一応今の様子を記して置きたくて。