めそめそめそ。
なんだかやっぱりわたしがおかしいのか、ブルルが意地悪なのか、楽天で裁いて頂きたい。昨日あれから韓国料理屋さんへ行く車中での事である。彼のお店の側に有るのに、準備の済んだわたしを迎えに家に帰って、着替えたブルルが運転していた。お腹が限界まで空いていたわたしは、車に乗り込むなり、日本で食べたい物のリスト・行きたいレストランのリストを我乍ら物凄い勢いで羅列していた。「Ryu-ryuでしょ、五右衛門でしょ、サバティーニでしょ、ピッコロモンドでしょ、Hula Cafeでしょ、トムソーヤの冒険でしょ、Tombowでしょ、駅前のたこ焼き屋さんでしょ、中華街でしょ、元町の明石焼き屋さんでしょ、竹園でしょ、香風でしょ、しゃん亭でしょ、東天閣でしょ、中納言でしょ、花がたみでしょ、六甲山牧場のフォンデュでしょ、でかでかプッチンプリンでしょ、雪見大福でしょ、津曲さんのシュークリームでしょ、フォックスのプリンでしょ、みたらし団子に、高山堂のお菓子、かりんとうに、草餅に、バームクーヘンに、温泉卵・・・。あ~、もう、楽しみで食べ物の事ば~~っかり一日中うきうき考えちゃうわぁ!!」止まらないわたしも、悪かった。悪かったとは、思うんだけど、問題は(わたしから見て)ブルルの次の一言。「You are going to get as big as a house, aren't you?」 (直訳;君は家みたいに太るんだろうね。)いつものわたしなら、「そうよ。覚悟しておいてよ、あなたのお腹なんて、その内、メじゃ無くなるんですからね!」と、ブルルのお腹をポ~ン、と叩いていたかも知れない。(それは、認める。)「!?!?!?!?」・・・うきうき気分は急降下、不覚にもブル子の両目からは大粒の涙がぽと、ぽと、と落ちていた。「That's just so mean. Why do you have to be so mean?」 (意訳;意地悪ねぇ、なんでそんな根性悪いのよ?)言ったわたしの声が泣き声なのに気付いて運転しながらもわたしの方を見るブルル。「泣くなよ! 泣くんだったら帰るぞ! 韓国料理はお預け!」「うえ~~ん、またそんな意地悪を言うぅ~~。」情けない話だが、こうやって書いていて、また涙目になっているわたし。丁度昨日の日記で体の線が早くも崩れているなぁ~、と嘆いていたところへ、これだ。「もう泣かないから連れて行ってぇ~~。」と、下唇を突き出して泣き止もうとするわたし。「なんでそんな事で泣くんだよ?ホルモンの関係か?全く、しっかりしてくれよ、今日は大変な一日で疲れてるんだから。」毎月の女の子のやって来る前に機嫌が悪いわたしに「もうすぐなんじゃないの?」と言うのが禁句であるように、(常識!)これもかなり勘に障った一言だった。こういう時に限って道は空いていて、すいすいとお目当てのレストランに到着。なんとなく、わたしはまだぶっす~っとしている。「あなたが大変な一日を過ごしたからって、そんな意地悪をいう権利は有りません! 普段からデブで気にしていないんだったら解るけど、わたしは自分の体型にセルフコンシャス(意識過剰)なの、知ってるでしょ?最近、ぶよ~~っとしてきて、嫌だなぁって思ってるのに、それでも、いいことだって嬉しいと思っていたのに、ちょっと酷いんじゃない?」ブルルは慌てて、「冗談だよ、本気じゃないよ、そういう意味で言ったんじゃないよ。」とフォロー。時、既に大変遅し、である。しかも、彼お得意のこの言い訳はわたしは超気に入らない。一体いつになったらブルルには解るのか?だって、「じゃあどういう意味よ?冗談??面白くないよ!!!」と言われるに決まっているのに。「ブル子は僕のお姉さんや妹みたいに(「家のように」の意。)でっかくなる訳ないじゃないか~~~!」「そんな事、判んないじゃない!若しかしたら、なるかもしれないじゃない!そうしたら、どうだっていうのよ!?」堂堂巡り、という状態である。なんとかブルルが謝り倒して、不服ながらもお腹の空いているわたしはレストランへ入って行った。それからは気持ちを入れ替えて食事中の会話も、お料理も、堪能したものの、今日になって、やっぱりわたし、感傷的になっているのかなぁ?と不安になったり。皆様、どう思って?