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カテゴリ:漫画家になること
■今まで書いてきた事のまとめ■20071023■
(まあ、参考意見として読んでください。いろいろな考え方がありますので 1つの意見、感想として読んでください。かなりきついことも書いてます) 漫画入門書を、今、たくさん読んでます。 が。 つくづく思うのは、本当に漫画を書くのは難しいですね。 そして、漫画家にデビューしても、漫画家の立場でいるのもむつかしい。 まして、日本の読者は、世界で一番、漫画を読みなれている消費者(読者)です。 ●漫画家希望者の皆さんに一番覚えていただきたい事。(何度も書いてますが) 漫画雑誌を出している出版社は企業です。企業は、ビジネスで利益をあげなければいけません。 このあたりが、上記の漫画家入門書の本には、あまりかかれていません、 まあ、漫画学校で、1万人に1人くらいでしょうか(個人的な感想ですが)。 たとえば10年間、漫画家として有名な雑誌に連載を持って、単行本をだせるの方は、それくらいでしょうか。 出版業界も不況です。というかインターネットおよびグローバル化で、市場構造が変化しています。 漫画関連企業(今はもうコンテンツ企業になってしまっていますが)市場原理が働きます。 はやらない作品、売れない作品は、雑誌に載せてくれません。単行本を出版してくれません。 ユーザー、消費者、読者、どの呼び方でもいいですが、フアンが、あなたの作品を、お金をだして買ってくれないと、漫画家として食べていけません。漫画家を廃業された先生も、知っています。描いてくださいというニーズがなければ(無論有料で)成立しない職業です。 このあたりを覚えてください。編集者も企業のビジネスマンです。 会社への利益をあがれねばなりません。という事は、利益をあげてくれそうな漫画家予備軍には対応が違います。だから、申し訳ないですが、その編集者や出版社が、その方の作品を出しても、会社にとって儲からないと考えれば、対応してくません。ただし、編集者や出版社は、たくさんいます。あります。 ●話は急に変わりますが、 人間の基礎財産は、その方の「時間」です。 時間だけは、他の資源とくらべても、その方だけの持ち物です、 時間を有効に使なければなりません。漫画家希望なら、なるように、有効に時間を使わなければなりません。 漫画専門学校などのスクリーリングに、作品見本で、「漫画イラスト」だけ持っていっても、だめです。 作品として完結して商品として売れる可能性が感じられるものでないとだめ。まして罫線入りノートに書いてはだめ。いい質の白紙で、鉛筆もだめ。 まして、作品やキャラクターに魅力なく、ストリーも面白くなければ見てくれません。ただし、学校の先生と、編集者や出版社は見方が異なる場合もあります。 学校の課題で、1回18-24枚の作品を書いて終わってしまう方もいます。 作品には、他の方に読ませるだけの力量がいります。 消費者(読者)に、この作家はすごい。他の作品も読みたいと思わせるものがいります。 良くおられますが、きれいな絵、キャラクターをかける方も多いです。でもキャラクターだけでは、話が成立しません。また、ストーリーも破綻なく、最後まで読ませるものでなくてはなりません。 ■いままで、高校で習ってきた方法論、考え方は、正解が1つの決まりきった答えをだせば、それでよかったですが、正解は無数。決めるのは読者。本人の力量が勝負。この力量は、ほかの方が判断します。自分ではありえません。 漫画作品は、面白くなけれなければ、読者がつかず、発行されません。面白いかどうか、これは、編集者や出版社もわからない部分もあります。あんに反して大当たり、、てな事もあります。ただ編集者の方はある程度の力は判断できます。なぜなら、それが職業だから。プロだからです。 漫画家になりたいと、おもいつつ、毎日毎日ノートに、キャラクターを書いているだけでは進歩になりません。道が遠いです。商品になるべき作品を書くべきです。 何をすべきなのか。一番早いのは学校にはいる、コンテストなどに応募することです。このアクションをおこさねば、いつまでたっても、「憧れ」でしかありません。作品を批評してもらう。作品をどう変えていけばいいのか。問題点はどこなのか。鍛えるべき能力はどこか? 現時点であなたに才能があるかどうか、誰もわかりません。 学校やコンテストをうければ、自分のレベルが判断されます。欠点がわかります。それが社会的な評価というものです。 あなたが、すんでいる近辺でいくらがうまいと思っていても、絵がうまい方は、日本にいくらでもいます。 でも、絵がうまくて画力があって、話ができて、人気が出て、単行本が出版され、レギューラ作品を連載しなければ、申し訳ないですが、食べていけません。 漫画家(ストーリー漫画家)ではありません。また、一般人に、作者名より、作品名をしってもらうくらうでないと食べていけません。 ■それほどきつい職業である、漫画家にあなたはなりますか?。ましてグローバル化で世界競合です。 韓国の方、中国の方が、日本に学びにきてます。画力がすごい方も多いです。 そこで頑張る。その覚悟がないと、人生の時間の無駄になります。なると決めた以上、時間を無駄にせず、作品として通用する原稿を書いて下さい。 ■ランニングコスト デビューするまで、時間のほかに、生活していくお金がかかります。 (関東在住者がどうしても有利ですけど)これをどうするかです。 生活費をかせぐバイトばかりしていると、漫画を描く時間、体力がなくなります。このあたりも一度、何年くらいで、デビューできて、その間いくらくらい生活費がかかるのかを計算してみるべきでしょう。 (なかなかむつかしい計算ですが、リアルに皆さんは生活していかねばなりませんので) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月23日 19時44分49秒
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