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2021.01.08
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カテゴリ:捨てられた皇妃

​​​​9話 運命の開拓者、お告げと新たな名前



「そなたたちは私をビタと呼ぶ」
16のそなたと今のそなた、どちらが本物か知るためにここへ来たのだろう?
とティアに問う神殿の神ビタです。

どうしてそれを??

私はなんでも知っている
16のそなたも今のそなたもどちらもそなただ。

時間が逆戻りしたってこと!?
どうして・・・

あまりにも多くの者達の運命がねじれてしまったから、私の選びし子によって。

選びし・・子?

この世界に生まれる運命であったに関わらず次元の歪みにより他の世界で生まれてしまった。
急いでこの世界に呼び戻したが多くの者の運命を変えることになってしまった。

他の世界・・美優!
美優が選ばれし子だったの!?
「それなら新たにお告げをくださればよかったじゃありませんか!」
早く知っていれば私だって彼をあきらめれたかもしれないのに・・

「できなかった。そなたも長い運命の糸で結ばれてしまっていたから」

そんな・・
「美優がいない間の穴埋めでしかなかったってこと?!」

「そういうことだ」

運命に決められた感情だったってこと?!
あれほど努力しても振り向いてもらえなかったのも、美優が現れるまでの代用品でしかなかったのね!
神が愛した選ばれし子のためだけに・・

「どうして好き勝手干渉するの?!」

「そなたたち人間に与えられた避けれない決定事項、それが運命だ
運命には背くことはできない。」

一度も優しさを見せてくれたことのない彼を心の底から愛し、皇后の美優の代わりに激務をこなしてきた。
国民達から悪女と言われても恨んだことなんてない

神がこのような試練を私に与えたのは私を強くするため、そう思ってた。
それなのに否定され、運命という名に強制的に彼に尽くす女になり、お父様の愛も知らずに生きてたなんて

「そなたのことは哀れに思ってる、しかしこれも運命、その歪んでしまった運命の償いをしよう」

はっ償い?ティアは泣きながら決心をつく。
「どんな償いか見せてもらうわ。だけど勘違いしないで!わたしはあなたに神だとも思わない!感謝もいない!もう神の存在なんて信じないんだから!あなたの存在を否定してやる!」


いいだろう好きなようにするがいい
そなたを見守っている
そなたは運命に背を向ける者
そなたは運命を切り開く者






新しい名を「アリスティア・フィオニアラ・モニーク」

視界が暗くなり溺れる感覚に陥ったティア。
わたしは何のために生きてきたんだろう
私という存在は、なに??

今思えば私なんてなんでもなかった。


ティア・・ティア!!!!
誰かのティアを呼ぶ声。

私のことは放っておいて!
呼ばないで、探さないで!もう何も残ってないのだから。

努力、誇り、涙、そして恋。
否定しておいて今度は何がほしいの?

ティア!
ティア・・・頼む!目を開けてくれ!

雨が降る音

​まとめ・感想​
ここで終わるのですが最後にティアを呼ぶ声、おそらく皇太子ですね!​​

だいぶ先のシーンな気もしますが、今回新たに名を授かりティアも神に選ばれし子になりました!

​過去と同じ繰り返しはしてほしくないですね!!


​​​10話 皇帝に呼ばれてティア​​​

ティア!目を開けてくれ!
「お嬢様聞こえますか?!」
「お父様・・リナ。」
「気がついたか」と、侯爵。

涙?いつも冷静なお父様が・・!

「神殿で倒れたと聞きどれほど心配だったか!」
なかなか目を覚めなかったと心配だった使用人たち。


あぁ、私は一人じゃないんだった。
今の私には、私を愛してくれるお父様、子供の頃から一緒だったリナ、私を心配してくれるモニーク家の人たちがいる。
神に見捨てられてやっと気づいた。
「みんな・・本当にありがとう。」

もう一度生きたい、この人たちとともに新しい人生を!

____

「もう具合はいいのか?」と、侯爵
「心配おかけしてごめんなさいお父さ・・」
むすっとする侯爵。
「あ・・パパ」


パパと呼ばれるのを喜ぶとは思わなかった。
「ティア、神殿で何があったんだ?」

なんて言えばいいの?16で反逆罪で命を失った・・目を開けると9歳だったって?
「あの日おまえが気を失っている間に新しいお告げがあって、今皇宮は騒然としている。
おまえに新しい名を与えるというお告げだ」

アリスティア フィアニア ラ・モニーク
「そこでなのだが陛下がおまえに会いたいそうだ。」

嘘でしょ?!償いってこのことだったの!?

___
「ティア、皇宮にくるのは久しぶりだろ」と、侯爵。

痛い記憶が詰まった皇宮。
ゾクっ
怖い、あの高笑いが今にも聞こえてきそう。
ガクガク
「ティア・・」
フワっ
ティアを抱っこして皇宮へと入っていくのでした。


皇帝陛下の御前へとやってきたモニーク侯爵。

皇帝はルブリスの先代であり、カスティーナ帝国33代皇帝ミルカン・ル・シャーナ・カスティーナ。

他の幹部の第一騎士団長 アルキント・デ・ラス侯爵
宰相 ルース・デ・ベリータ侯爵
も一緒です。


帝国に不満を抱いている勢力がいるので、騎士と兵士を増員しようと思っていることを説明する皇帝。
ところが資金が必要になるので税金の引き上げはどうかと問うのでした。

かなり反発はあると、抗議しながらも、モニーク侯爵は忠誠の2文字しかない男で、聞いているだけです。

すると皇帝はアリスティアにも意見を聞いてきました。

たしかこの対策は、結局暴動まで起きて、増税は国民達に課せられて・・


​まとめ・感想​

最後の皇帝の少したくらんでる顔は怖いですね〜!
アリスティアの意見も気になります!

そしてやっとパパと呼んでもらえて嬉しそうな侯爵の顔にほっこりしますね✨






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最終更新日  2021.01.08 17:39:05
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