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「パレス・メイヂ」4巻の感想です。
ネタバレ注意! 3巻の感想→こちらです。 パレス・メイヂ 1 [ 久世番子 ] パレス・メイヂ 2 [ 久世番子 ] パレス・メイヂ 3 [ 久世番子 ] パレス・メイヂ 4 [ 久世番子 ] 4巻は御園、陛下、鹿王院宮様の三角関係が盛り上がりました!(なんか安っぽい言い方で申し訳ないですが) 鹿王院宮様は若い時それなりにお盛んだったようで…w まさか鹿王院宮様のお尻を拝めるときがくるとはw 若い時はお髭がなくて素敵ですね。 そんな鹿王院宮様と陛下の出会い、陛下に恋をしたときのことが描かれています。 宮様は当時用意された道を進むだけの日々につまらなさを感じており、お盛んではありましたが、ずっと自分の比翼の鳥を探していたのです。 そんな時、鴨御猟で出会った彰子様。 幼い彰子様もかわいらしいですね。 最初は彰子様のことを偉そうに、などと思っていた鹿王院宮様ですが誑かそうとしても見向きもされず、生き生きと鴨猟をする姿を見てドキドキしてしまいます。 そして、なかなか捕まえられない黒ハシという鴨を捕まえるも逃げられ、大笑いする彰子様。 もうそこで完全に落ちましたね(*´ω`*) “この人となら 羽をのばし飛び立てる気がする” “私の比翼――” そんなわけで鹿王院宮様は割と本気で陛下のことを想っていたのねと思いました。 だけど、捕まえた黒ハシをわざと逃がした御園と、その黒ハシを仕留めた鹿王院宮様。 どちらが陛下の気持ちをわかっているかは、明らかだなーと思いました。 黒ハシは元気でいるか気にかけていた陛下ですから、なんか差を感じてしまいました。 そして御園に牽制する宮様。 「私はただ…籠の鳥であらせられる陛下の籠になれたらと…」 そう言う御園に、 「そうだ君は籠だ 高貴な鳥のそばにいればいい だが… 鳥と番になれるのは鳥だけだ」 敵意むき出しですw で、その二人の微妙な空気のところを新聞記者の佐伯に見られてしまうんですよね。 そして佐伯がとくダネを取るべく色々御園たちの周囲を探り出します。 長年の新聞記者の勘で佐伯は浮かんだ見出しは、 「『陛下に横恋慕している出仕の少年が 鹿王院宮様の恋路を阻んでいる!』」 もうバレバレじゃないですか(゚∀゚) どうしましょうw 宮中のこと陛下のことは一切話すつもりがない御園。だけどこの記事が出たら不敬罪になるかもしれないという…。 一方地方視察の際、気分が優れず眠っている陛下を一方的に愛でている(笑)宮様でしたが、寝言で「みその…」と言われてしまいます。 これは屈辱ですね宮様…かわいそうw そんな宮様のもとへ新聞記者佐伯は明日の紙面の校正刷りを見せます。 “鹿王院宮様の恋路を阻むは出仕の少年M” その見出しを見た宮様ブチギレました。 「私がっ 出仕の少年ごときに 何を阻まれると言うんだ この私がっ!」 プライド高…っ! でもお陰で記事にはならず御園の不敬罪を免れました。 そしてその佐伯さん、御園を見ていたらこんな見出しが浮かんできたと言います。 「『美しき帝と出仕の少年の身分違いの恋』」
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最終更新日
2017年04月05日 15時25分14秒
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