たかが楽天~「あったのであった」闇雲的自走式ぶんラリ脳内日記(吉田良太郎)

2007/03/21(水)09:16

ブリ照り、あるいは、メキシコの大地に抱かれて

●適当にいいかげんに作ったわりには旨かった。 ブリの照り焼き。 「照り焼き」ってかなりいい加減に作ってもどうにかなるなぁ。 魚柄仁之助の本を読み漁った日々もあったけれど・・ もう一度読み返そうかと物置きの書庫を眺めつつ。 ●「ノーマ・カマリに身を包む娘たちの・・農家訛り」 ●プロデュースさせてもらった書籍 『メキシコの大地に抱かれて~水墨画を描く父、島田正治~』(佐藤はるひ著) がやっと手元に届いて感無量。 メキシコという土地を墨絵で描き続ける島田さんとの心温まる日々を 娘のはるひさんがまるで心地いいウールのように柔らかに綴っている。 ↓以下抜粋 「千日間、絵を描く。一日一点描けば千点にになる」 「チャパラの村を描くことに徹しよう。千点制作が終わるまでは日本に帰るまい」 最後の一枚が完成した夜、父は一人でテキーラで祝杯をあげた。 天にも昇る思いだったといってる。 一つの目標を何日もかけて達成した自分に乾杯したのであろう ↑以上抜粋 午後の縁側の陽だまりのような温もりを感じられるエッセイ。 山川静夫さんは帯文でこうつぶやいている。 「うらやましいよ、おとうさん!」と。 なんというか、 僕的に表現するとしたらば・・ 「触ってごらん、エッセイだよ」と そんな本になったのであったのであった。 http://item.rakuten.co.jp/book/4334618/ ■ペドロ・モラレス

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