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佐伯一麦作「草の輝き」という小説に、セイタカアワダチソウが出てきます。 草木染めの師匠が、このセイタカアワダチソウで染め液を煎じるのですが、 その染め液が盛んに泡立っているのを見せて、「この花の名前は、花の咲き方が 泡だっているように見えるからだといわれているけれど、私はこうして本当に 泡だっているからだとおもうのよ」と教えるところがあります。 染まると温かな黄色、触媒によってはオリーブ色に染まるそうです。
話は変わりますが、今日、人と話していて面白かった話を聞いてください。 「もうすぐウイーンですね。ウイーンはカフェの町だから、素敵なところへ 入ってみて、土産話を聞かせてくださいね。」 「そっか、カフェか。」 その流れのなかで、「わたし、エゴンシーレが大好きなんです。」と言われて、 「何それ、飲み物?」と言ったら、「えー、きゃははは・・・・」 28才でスペイン風邪で亡くなったオーストリアの天才画家だそうです。 残された作品も二十点に満たないとか。 それで世界に知られているなんてすごい! 大笑いです。飲み物だなんて・・・。 ただ笑ってないで、今日は「エゴンシーレ」を記憶に留める日にしました。
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最終更新日
2008.09.13 14:16:57
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