テーマ:読書(9199)
カテゴリ:本
![]() バーナデット・マーフィー作「ゴッホの耳」 ー天才画家最大の謎ー を読んでいます。 とっても面白いです ゴッホがフランスはアルルの、あの有名な黄色の家に住み、 ゴーギャンと一緒に暮らすようになり、 自分の耳を切り落とすという事件を起こすまでの心理を、 綿密、膨大な調査の上に書かれたノンフィクションです。 先日、Iさんが来ている時に、本を見せて、話をしました。 スゴイ読書家なのですが、この本は知らない、と言い、 すぐ図書館に予約する、と言ってました。 ゴッホを語るには、弟のテオを抜きには出来ません。 この本で、テオの妻も貢献していたことを知りました。 でもIさんは、すぐテオの妻を語ったので、本をよく読む人は、 やっぱり物知りね、と感心しました。 私が知らな過ぎるだけなんですが。 他人と、特にゴーギャンと同居なんて無理だよねー、 と近所の噂話しをするように、話し合いました。(笑) 実際に、田舎町のアルルでは、 自分の耳を削ぐ、という衝撃的な大事件に、 噂話しで持ちきりだったようですよ。 ![]() 何回も精神異常をきたしたゴッホですが、この絵を見ると、 ホッとします。 アーモンドの花が満開の、アルル地方の絵。 あー、素晴らしい、幸せだなあ、と、 凡人なら思う風景ですが、ここでも、赤毛の変人、 と思われて、お気に入りの黄色の家も追われて。 一生、テオにお金の無心をして、 天才は、生きづらくしか生きられなかったんですねー。 ゴッホの切り落としたのは、耳全体か、耳たぶか、 最後まで面白く読みました。 花ブログランキングに参加しています。 ![]() 応援 のクリックをよろしくお願いします。 昨日のアクセス数 1518 昨日のランキング順 5位 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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