読書「ゴッホの耳」。
バーナデット・マーフィー作「ゴッホの耳」ー天才画家最大の謎ー を読んでいます。とっても面白いですゴッホがフランスはアルルの、あの有名な黄色の家に住み、ゴーギャンと一緒に暮らすようになり、自分の耳を切り落とすという事件を起こすまでの心理を、綿密、膨大な調査の上に書かれたノンフィクションです。先日、Iさんが来ている時に、本を見せて、話をしました。スゴイ読書家なのですが、この本は知らない、と言い、すぐ図書館に予約する、と言ってました。ゴッホを語るには、弟のテオを抜きには出来ません。この本で、テオの妻も貢献していたことを知りました。でもIさんは、すぐテオの妻を語ったので、本をよく読む人は、やっぱり物知りね、と感心しました。私が知らな過ぎるだけなんですが。他人と、特にゴーギャンと同居なんて無理だよねー、と近所の噂話しをするように、話し合いました。(笑)実際に、田舎町のアルルでは、自分の耳を削ぐ、という衝撃的な大事件に、噂話しで持ちきりだったようですよ。何回も精神異常をきたしたゴッホですが、この絵を見ると、ホッとします。アーモンドの花が満開の、アルル地方の絵。あー、素晴らしい、幸せだなあ、と、凡人なら思う風景ですが、ここでも、赤毛の変人、と思われて、お気に入りの黄色の家も追われて。一生、テオにお金の無心をして、天才は、生きづらくしか生きられなかったんですねー。ゴッホの切り落としたのは、耳全体か、耳たぶか、最後まで面白く読みました。 花ブログランキングに参加しています。 応援 のクリックをよろしくお願いします。 昨日のアクセス数 1518 昨日のランキング順 5位