テーマ:ロンドンでの生活(184)
カテゴリ:ロンドンでの日常
今日は雨が降ったり、あがったり、ぱーっと晴れたりととても忙しい。ロンドンにはこんな日が何日もあります。天気予報に外れがないように天気が合わせているみたい。ニューヨークだと雨が降るとどこからともなく傘売りの人があらわれて数ドルで買える傘を売っているけれど、ロンドンでは絶対にみない光景です。こちらで買う傘の高いこと、チンケなこと。もちろん丈夫で大きな傘も売られていますが30ポンド前後もするし、置き忘れたらそれでおしまいなので普段使うのは黒い折りたたみの傘。日本だと色とりどりな傘を見て雨の日も少し楽しい気分になったりするけど、こっちはこの黒い折りたたみ傘が主流。華やかな傘をさしたいと思いつつ、それで目をつけられてスリに会いたくないし。
この黒い折りたたみの傘は通りにある土産物屋で買うと3~4ポンドもして、数時間持つかどうか。1度3ポンドの傘を買って風にあおられ20分でダメにしました、かと思うと3日も使えて新記録を達成したことも。その次の雨の日にその傘はゴミ箱行きとなりましたけど。ブーツで売っている黒い折りたたみ傘は安いのでも8ポンドくらいもしてしまい、こちらは割と丈夫で何日も使えるけどにわか雨に8ポンドを使うべきか躊躇し濡れて帰る方を選ぶことが多いです。夫は傘をなくす名人だし。 イギリス人は傘をあまりささないのです。ちょっとした雨で傘をさしているのは外国人ばかり。小雨程度だと「これは濡れない雨だから今日は雨の日ではない」と言います。雨が降っているからと傘を売る店を探しても見当たらないことが多いし、傘をささないイギリス人を反映しているみたい。きっと傘を置いても売れないのを知っているのです。フードつきの上着を着ている人も多くてそれをかぶったり、雨なのに全然平気に急ぎ足でもなく歩いている光景を目にしたり。少し自虐的な人種なのかも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年05月21日 23時01分20秒
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