カテゴリ:温泉紀行
数年前に夜行列車で東京を往復した。帰りの寝台列車でたまたまベットが上下になったご婦人と一緒になった。列車は上野駅が始発であるが、出発が夜の10時前と寝るにはまだ早いこともあり、何となくご婦人と話をすることになった。 ご婦人は、秋田の本荘で古着などの商売をしていると言っていた。確か、そのときいただいた名刺に「布や」と書いてあったと急に思い出したのだ。 お店に入ると店主がいた。その時に会ったご婦人の顔の記憶は定かではなかったが、「数年前に夜行列車で東京に行かれたことはないですか。」と切り出した。少しやりとりをしていると彼女も思い出した。間違いなかった。 店は、車庫を借りて期間限定で営業しており、毎日70kmほどの距離を車で通っているとのことだった。 「一期一会」ということもあるが、こんな偶然もあるものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 23, 2005 10:33:03 PM
コメント(0) | コメントを書く
[温泉紀行] カテゴリの最新記事
|
|