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仁川カトリック教会の入り口にある、マリア像。仁川教会のルルドのマリア様である。 8月15日は、カトリックの教義でイエス・キリストの母であるマリア様が、聖母マリアと して死後、天の栄光に上げられた祝日として、信徒は畏敬をもってミサが捧げられる。 私も珍しくオルガンの奉仕の機会を頂き、時間が取れたので緊張しながらミサに与った。 この日の聖堂は、マリア様の大好きな清楚な百合の花が飾られ、暑さよりも爽やかさが 感じられた。 いつもオルガン奏楽も緊張をするが、今日は被昇天の祝日なので、間奏曲に「アベマリア」 を弾かせて頂いた。 水浦神父様のお説教の中で、「あえて言えば、日本の終戦記念日が被昇天の祝日である というのは、我々日本人の悲惨な戦争を終結に向けて、マリア様の計らいや取り次ぎが あって、終戦を迎えられ、結果的に聖母の被昇天の祝日に重なった…ことは単なる偶然では ないのかも…と話された。 今まで、被昇天の祝日は終戦記念日という単なる意識にすぎなかったが、戦後68年も経て、 なお、特に長崎の原爆慰霊の日には、破壊されたマリア像や、浦上天主堂のミサや、 愛唱される「長崎の鐘」などを通して、私たちカトリック信者とはいまだ身近な過去の歴史 として忘れることのできない事柄だ。 きょう、被昇天の祝日の閉祭に「平和の祈り」を歌い、あらためて世界の平和、人の平和を 願ったことは、まさに神様に取り次いで頂きたいと強く思ったことだ。 大きな祝日に与れて、気持ちも晴れやかになった。神に感謝!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/08/17 07:30:58 PM
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