海への影響海への影響マングローブを植えた横には肥料の入ったビニール袋が埋められる。この肥料は海に負荷を与えないように少しずつ流れ出るようになっている。ビニールは残念ながら自然に帰るものではない。またすべてを回収することもできない。その点を指摘する人もいるだろう。だがマングローブを植えた海には無数の小さな穴が開いている。それをよけて歩くことなどとてもできないくらいにその全てにカニが住んでいる。 浅瀬を歩いていると魚が足に当たってくる。その小魚を食べに去年の秋からフラミンゴの群れも飛来するようになった。自然は壊されるどころか海は豊かになっている。マングローブの無い海岸線は本当に何もない。ほとんど何もいない。 この海は来年海軍の兵士たちによって種が植えられる。2~3年後にはここにもたくさんの小さな生き物が生息するようになるだろう。 現在プロジェクトでは魚の養殖はしていないが、魚はマングローブの森にたくさんやってくる。骨粉は今は市場で粗をもらって作っているが将来的にはマングローブの森の近くの海で自分たちで捕り作ることができるようになるだろう。 |