知りたいけど知りたくないでも知りたい。
友人から写真つきのメールが来ました。 【15cm弱。 ただものでわないオーラ。 調査願います。】 超巨大イモムシに遭遇した模様。 あまりのでかさに写メってみたものの手元が震えるくらいのでかさだったらしいです。 いるいる。 イモムシって超巨大なヤツがいる。 アゲハ蝶の幼虫とかすごいでっかいし・・・触ると臭い角で威嚇してきたりスル。 【掴むと とんでもヘッドバットしてきます。】 ・・・とのこと。 むぅ。 わたくし実は・・・チョウチョの類は、いくら小さくともいくらキレイでもノーサンキューなんですけれど。 イモムシって全然平気なのだ。 結局大きくなったら、ひらひらした生き物になるんでしょうが。 イモムシってば。 どっからどう見ても・・・将来ひらひらしそうにないのだもの。 (ところがどっこい大変身するのだが) ワタクシは、ひらひらするものが嫌いなのですわ。 粉っぽくてひらひらして、まっすぐ飛ばないからイヤなのよ。 ややこしい飛び方するでしょう? 彼ら。 でも。 イモムシは、もじもじしてて、もりもり食べて・・・ころころして、飛ばないから好き。 (愛しているわけではないのですけども) ちなみにイモムシのほとんどは素手で触っても特に害はないらしいですわよ。 触ってみるとフニフニで気持ち良し。 ほら。 あれですわ。 赤ちゃんの肌と同じかんじ。 イモムシも赤ちゃんだもんね。 まあ・・・ いらんこと触ると、イッチョマエに臭い角出したりヘッドバットしたりするんですけれど。 その刃向い具合もちょっとラブリーだったりしますのよ。 それはさて置き。 「調査願います」ってば。 「この子は何者で、大きくなったらどうなるのか?」ということでございましょう? う~~む。 ワタクシもぜひ知りたい。 この薄黄緑色のムニムニくんが、大きくなったらどうなるのか。 知りたい。 知りたいけれど。 知りたくない。 だって、てふてふの類は一切拒否したいんですもん。 アタクシ。 しかし・・・ワタクシの小学生レベルに旺盛すぎる知的好奇心が勝りましてよ。 ネットで調べてみましたの。 イモムシ 蝶 種類 ・・・といろいろ検索してみたら。 嗚呼。 なんて私の世界はちっぽけなのかしら。 世の中には「イモムシ大好き」なイモムシマニアな人々が存在するのであります。 かなりの量で!!!!! 素敵です。 そんな世界があるなぞ・・・ワタクシ気がつかなかったわ。 なんて小さい世界にいるのかワタクシ。 とはいえ。 別に、ワタクシがイモムシ好きというわけではないのでね。 その世界にエイヤと飛び込むことは致しませぬが。 しかし、そんなマニアックな世界も存在することを知ったことが何よりも素敵なのですわ。 で。 あ~~んなイモムシ・・・こ~~~んなイモムシの写真を見て行くうちに (ちなみにときどき、成人されたお写真が載っておりましてね。 思わずギャ!!!っと叫びつつ身もだえしつつの・・・検索でござりましたけどね。) たどり着いたル、彼の正体。 クロメンガタスズメ・・・ というチョウチョというか、 もう1個の・・・夜に活発になるほうのてふてふの一種でございました。 (スズメガの一種ですね) そして見なきゃいいのに見てしまったんですわいよ。 彼の・・・ 立派に・・・ 成長された・・・ その・・・御姿を!!!!!! ぎゃああああ~~~。 怖いもの見たさばんざ~~い!!!! ごめん。 ごめん。 ごめん。 クロメンガタスズメさま。 姿を見ただけで驚くなんて失礼千万と思いつつ。 姿を見ただけで身もだえするなんて申し訳なしと思いつつ。 ワタクシ、あなたのようなタイプの方が・・・生理的に一番苦手なのよぅ。。。 すごくよく言えば。 マッチョで線の太い体型の、シックでいてアバンギャルドな装いの彼でした。 ううう。。 あんなキレイなグリーンの幼虫が。 その面影も全くなくなって(いやあのマッチョさは残ってた)・・・ あげな御姿になってしまうなんて。 だいぶ、気持ち悪かったけれど。 ひとつ勉強になりましたわ。 ありがとう! クロメンガタスズメ!! ありがとう~。 でも私の前には現れないでぇ~~~~~~~~。 たのむぅ。