|
テーマ:介護・看護・喪失(5321)
カテゴリ:テーマ1
最近読んだ本
日本人の死に時 抜粋 長寿を願ったり、健康情報にふりまわされている人たちは、今を忘れて遠い先ばかり見ているように思います。今を十分に生きていないから未来に逃げているのでは? 図書館で借りていっきに読んだ。 医療の限界 こちらは今日読み始めたところ 抜粋 いま、日本の医療は崩壊の危機に瀕しています。・・・・一部に問題のある医師がいることを否定するものではありません。しかし、社会の側にも問題がある。日本人を律してきた考え方の土台が崩れています。死生観が失われました。生きるための覚悟がなくなり、不安が心を支配しています。 昨日、準夜勤である患者さんが「動けないのは、苦しいのではなく情けない」といわれました。下腿ギプスをしていたのだが、先日歩行許可がでてトイレに行けた時、涙ぐんでおられた。「元気な時は、透析を受けてもいろいろ不満を思っていたけれど、いまこうなった時これ以上のことを望むのは、ばちあたりだと思う」 苦しいのではなく、情けない。そう思ってつい先日も一人亡くなった。死にたい・・・いまその人の望みどおりやっと死ねました。安らかな顔だった。いまを生きることができれば、長生きは望むだろうか・・・? 病棟看護って、廊下を歩きながら・・・ふっ と 患者さんの言葉に立ち止まって 考え込んでしまう・・その余裕がなければ。 現実はそれをゆるしまへん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 3, 2007 08:46:09 PM
コメント(0) | コメントを書く |