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人間の運命 五木寛之著 抜粋
『人々の「運命を変えたい」という願望、幸福を求める欲求は無限に広がり、とどまることを知らない。 それが続くと、世界はどうなるのか。 何を食べても美味しくない、何をしても楽しくない、ということは、これはひとつの地獄ではないのか。 倦怠と堕落と悦楽の淵で、堂々巡りをするだけだ。 幸福というのは、手にした途端消えてしまうものである。だからこそ、人々はそれに焦がれ、永遠に求めつづけるのだ。 そしてそのために、人は自分の運命を変えようとする。 しかしそれはどんな意味をもつのだろうか。 そしてはたして可能なものだろうか。 ******************************************************* 手にした途端消えてしまう”幸せ”それを求めるがために、運命を変えようと努力する。してしまう。そこに意味はあるのだろうか。 【中古】【古本】人間の運命/五木寛之 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 15, 2010 01:57:33 PM
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