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【中古】単行本(小説・エッセイ) ラプラスの魔女 / 東野圭吾【02P09Jan16】【画】【中古】afb ラプラスの魔女 途中まで読んでいます。「ラプラス」という言葉で検索すると「ラプラスの悪魔」とヒットしました。「全宇宙において起こる全ての事は、物理学的に、あらかじめ決まっている」という「決定論」を表すものです」 「全ては必然、つまり宇宙の始まりがあるとすれば、そのときに既に、その後どうなるかは完全に決まっています。たとえ人間が自由意思をもっているように見えても、それは幻想というわけです。いや、幻想と思うことすら、既に完璧に決まっていたわけです。」 こういう条件下で作者東野圭吾は何をあらわしたかったのでしょうか? 二か月の間に、別々の温泉街で二人の人間が、硫化水素を吸って死亡しました。元は硫化水素の濃度は致死量になったことはありません。でも死にました。 「知性」を持った少年と少女を登場させています。それぞれ過去に深い悲しみと苦しみを心に刻んでいます。そして物語の進行役として地球科学の研究者と元刑事。 東野圭吾はこの作品を通して何を表現するのでしょうか? 私はこう見る 「知性」を持った少年の心の闇をはらすべく緻密に計算された計画とそれを阻止しようとする「知性」を持った少女別名 魔女 ではないでしょうか? 少年の心の闇をどうつくるか、どうつくられたかにこの作品の根本があると思います。あっそうだタイトルは ラプラスの魔女 ですから 少女が主人公です。 ということは少女の心の闇がポイントです。少女は更に幼い頃竜巻で母親を亡くしています。・・・・そうか彼女は「知性」の持ち主だから竜巻が来ることは知っていたことになります。 あれ?もう一度プロローグを読んでみよう・・・・ 【中古】単行本(小説・エッセイ) ラプラスの魔女 / 東野圭吾【02P09Jan16】【画】【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 17, 2016 08:59:24 PM
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