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ホセ・ムヒカの言葉には説得力がある。
貧乏とは物をもっていない人ではなく、欲がつきない人のこと。 消費が社会のモーターになっている世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなければなりません。 消費がとまれば、不況のお化けが現れ私たちを苦しめます。 話は変わります。 日本では昭和の30年代以前までは農村という村社会でした。今思うと自然に囲まれたのんびりとした村社会でした。 交通は不便でした。でも人々はお互いに助け合い生きていました。朝夕のラッシュはありません。公害もありません。 あの頃は本当にいい時代・・・・・だったのでしょうか? 江戸川乱歩の作品、横溝正史の作品にみられるように、村社会には人間の心をユガメル、妬みを発生させる、恨みをお こさせる 人間の本性を食いつぶす悲しみ がありました。 それらを一気に破壊したのが高度成長時代でした。都会で働くことで村社会を壊しました。自由になったのです。 個人がその思いのままに生きることが出来たのです。ふるい因習に囚われることなく生きていくことができたのです。 村社会から脱皮するには大きなエネルギーが必要でした。そのエネルギーが経済発展でした。 経済発展は消費をただひたすら多く早くすることで成り立ちます。少しも休むことを許しません。休めばそれは死を意 味します。 村社会の因習をようやく破壊した私たちは、今度は経済という因習に囚われてしまいました。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉 [ ホセ・ムヒカ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 14, 2016 08:00:57 AM
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