未知との遭遇

はい。２９～３０日（金・土）、小さな旅に行ってきました＾＾

こちらを出る朝は、超良い天気！
これで傘を持っていくのはおかしいら～！と思って、
かえでが先日修学旅行で持って行った折りたたみ傘を借りていきました。


桃は、私が留守になるのが嬉しいのか、
「あ、お母さん、その服可愛いじゃん♪」とか、
「あとは任せて～」とか、まあ調子いいこと(￣▽￣;)

ということで、友達と駅で待ち合わせて、新幹線でビュワ～ン
行き先は、日光、鬼怒川。栃木県ですね。


心配していた新型インフルエンザは、車内にはマスク姿の人はほとんど居ません。
乗ってすぐにマスクを出してみたけど、
やってるのも恥ずかしい気がして、結局ずっとマスクしない旅行でした。

東京に近づくと急に天気が悪くなってきて、雨です･･･(￣□￣;)!!

「私、折りたたみ傘しか持ってこなかった！」というと、
「心配性のあんたにしては珍しい」と驚かれました(￣▽￣;)


東京駅で東北新幹線に乗り換えて、餃子で有名な宇都宮で降りて、
観光地巡りのバスを利用して、まず最初は、『華厳の滝』に行きました。


ここへ行くには、
『いろは坂』という、すっごくクネクネした酔いそうな上り坂を通らなくてはなりません。

急カーブには、い・ろ・は・に・ほ･･･と角ごとに名前がついているので、
酔わないように、いちいちそれを声に出して読んでいきました（笑）

バスの運転手泣かせの道だろうと思います(´□｀｡)


『華厳の滝』は、日本三大名瀑のひとつです（華厳滝、那智ノ滝、袋田ノ滝）
１００ｍ近くの断崖を落下する姿は壮観でした。


　　　

ただ、あいにくの天候だったので、霧雨のような細かい雨と風で、
非常に涼しかったです。涼しいというより寒いっ！
傘を差しながら（それも折りたたみだし）、写真を撮るというのは難しかった(-_-;)

有名な観光地というのは、とにかく外国人が多いです。
ここでは、特に中国、韓国、台湾からの旅行客が多くて、
エレベーターで滝壺まで降りていくんだけど、
エレベーターの中では、わけわかんない言葉が飛び交っていて、
日本人が肩身の狭い思いをしている感じでした(￣▽￣;)

あと、修学旅行か校外学習か、小学生の団体もたくさん来ていて、
この可愛い団体さんだけは全員マスクをつけています。

きっと人混みに出るからってことで、学校側からの指導なんだろうと思ったけど、
他所の土地に行って、新型インフルも全国区なんだなぁと思った次第です（笑）
いつも家でニュースを見ているだけでは実感が湧かなかったもので･･･


その後、あちこち珍しそうな場所に寄りながら、
お宿である鬼怒川温泉のホテルに向かいます。

とにかく寒かったので、早く温泉で温まりたい･･･！
そんな思いも虚しく、う～ん、温泉は特にすごくもなく、普通のお風呂って感じ？

昨年行った東北地方の温泉はすごい硫黄のニオイがして、いかにも『温泉』だったけど、
それに比べると、あまり大したことはなかったような･･･

それでも大浴場や露天風呂っていうのは、日々の疲れを癒してくれるものですね(*´∇｀*)
気を遣わない友達なので、とても気楽に過ごせたのはありがたかった。

ただ、メイクをクレンジングする時、私はクリーム系のクレンジングを使うんだけど、
顔にクリームを置いてクルクルしたら、こないだかえでに殴られちゃったことで、
やっぱり顔の中の骨を押さえると、あちこち痛いんです･･･(>_<)

そんなときに、忘れていた現実をふと思い出したりして、ちょっと落ち込んでしまった･･･

それでも、食事に支度をしなくてもご飯を食べられるし、
片付けもしないでゴロゴロしていてもいいし、極楽ですねえ～♪

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二日目は、『日光東照宮』です。

朝から雨･･･(;´д｀)
なんかこのお天気を見ただけでガックリしてしまいましたが、
しかたがない、お天気には勝てません。

でも、気を取り直して外に出ると、雨が上がって少し日が差してきました♪
やっぱり日頃の行いですわ。ありがたいありがたいo(^▽^)o



日光東照宮は、徳川家康を神として祀るために建てられた大きな神社です。

　　　

でもここには、
神社が二つ（日光東照宮と二荒山神社）と、お寺が一つ（日光山輪王寺）あり、
お参りする時は、手を合わせるだけだったり、拍手したり、変な感じでもありました。

全部で大きく４箇所に別れて見所がありますが、
あらかじめガイドブックで調べてから行ったお陰で、
隅から隅までいろいろしっかり見ることができたし、勉強にもなりました(o^-')b



日光東照宮で有名なのが、やっぱりこれでしょ～↓
『見ざる・聞かざる・言わざる』の三猿ですね。

　　　

この彫刻がある建物は、神厩舎（しんきゅうしゃ）といって、
実際には、薄汚れた小さな建物です↓
　
　　　

神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩（うまや）です。
昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が８面あり、
人間の一生が風刺されています。
中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です（コピペしました^_^;）
　　　


とにかく、この日光山内の敷地はすっごい広くて、やっぱりここでも外国人が多くて、
やっぱり小学生の団体はマスクをしていて（笑）
一般観光客は少なかったような感じです。

全部を歩いて回って、三時間以上掛かりました。
神社仏閣というのは、石段も多くて、それも歩きにくい変な歩幅になってるし、
年寄りにはきつかったですねー(^_^;)


それでも、ここで何か心に留まるものが欲しいと思っていると、
家康公の墓所のある奥宮へ行く途中、これを見つけました↓


　　　



人の一生は重荷を負うて　遠き道をゆくが如し　急ぐべからず

不自由を常とおもへば不足なし

こころに望おこらば　困窮したる時を思ひ出すべし

堪忍は無事長久の基　いかりは敵とおもへ

勝事ばかり知てまくる事を知らざれば害其身にいたる

おのれを責て人をせむるな

及ばざるは過ぎたるよりまされり



この日光というところは、
京都や奈良、昨年行った平泉の歴史文化とは、また違った独特な感じがありました。

神社仏閣にしては、色鮮やかな建立物が多く、
赤（朱）、青、緑などがケバケバしい所もあります。
彫刻などの雰囲気は、インドを思わせるような感じです。

歴史は浅いかもしれないけど、やっぱり世界遺産だけありますね。
明らかに日常とはかけ離れた空間でありました。




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お天気は、なんとか曇り空のままで、傘の出番はありませんでしたが、
東照宮の観光を終えて、遅いランチをとっていると、雨が降り出しました。

なんてラッキーな私たち♪

あの混雑した中で、傘をさして歩き回るのは、考えただけでもうんざりです。
なので、ほんとに良かったなぁと思いました＾＾


たくさんの所へは行けなかったけど、
それでも初めての土地で、楽しい旅ができました。

宇都宮駅に向かっている途中、↓見つけました(*_*;

　　　

何屋さんだったんだろう？（笑）


あと、『作新学院』の近くを通りました！
雨の中、野球部らしき生徒さんが、濡れながら帰るところを見ました（笑）

この高校は、ものすごい生徒数だそうで、一学年１０００人以上もいるとか？
甲子園で有名な高校ですよね＾＾（昔は）

江川卓さんの出身校だとか、一緒に行った友達が教えてくれました。
息子さんが野球をやっていたので、そういう話は詳しいのです(￣▽￣;)


宇都宮駅で、餃子定食でも食べようか？と話したけど、
新幹線で臭うと困るからやめて、軽く普通の食事をして帰路に着きました。




あっという間に過ぎ去った２日間。

無事に帰ってこれて良かったです。
あとは、インフルエンザに感染していないことを祈って･･･



『人の一生は重荷を負うて　遠き道をゆくが如し　急ぐべからず』


またこれからもボチボチやっていこう(o^-')b