一期一会(ちょっとうれしい出会い、あれこれ)
2003年1月~2003年12月までのエレクトーン奮闘記です。 ●すっかりエレクトーン三昧 11月のオーロラモールでの演奏に気を良くして、すっかりエレクトーン三昧の生活となってしまいました(笑) 結構まじめにレッスン通って、毎日練習してと、我ながら良くやっているな~と思います。 レッスン曲も引き続きラテンからですが、ついに6級曲”アマポーラ”にチャレンジです。 エレクトーン・ポピュラー・シリーズ 1/ラテン(グレード7~6級) 6級曲とは7級曲の違いは、 1)曲が長くなる 2)ソロも多くなる 3)コードチェンジやベースライン複雑になる などです。 特に、”アマポーラ”は、調が3回変わる(しかも♭ばかり)のが厄介です。 この曲、結構しんどい思いしながらレッスン&練習続けました。 ●オーロラモールでの発表会リベンジ! だけど。。。 11月にオーロラモールでの発表会に参加しましたが、”次回は暖かくなったらね~”との約束通り、3月にオーロラモールでの発表会が開催されることになりました。 今回は、練習中の”アマポーラ”で参戦することにしました。 ぽっかぽっかの3月23日、僕含めた5名の出演者(僕以外は年配の女性ばかり)が集まりました。 デモンストレータの小林 武さんの華麗な演奏の後、僕らの出番です! 結果は、ボロボロの演奏でした。。。。 ★クリックするとライブビデオが見れます(Format:wmv,56kbps) 是非、感想を掲示板にお願いします。 演奏曲:アマポーラ from ポピュラーシリーズ1 グレード7級 正直、11月の7級曲”テキーラ”よりも難易度高く、転調の嵐のため途中で演奏箇所を見失うという事態になりました。 演奏聴いていただければ、死闘ぶりがわかると思います。 情けない。。。(結構、メロディー/コード外してます) この失敗をキッカケに、さらに”がんばらねば!!”と誓うのでした。 とは言え、これでラテンは終了となり、次回から待望のフュージョン。 ●エレクトーンと言えば、フュージョン!!! バンド活動も後半はフュージョン系だっただけに、エレクトーンでフュージョン曲弾けるの楽しみしていました。 曲集は、同じくポピュラー・シリーズグレード7~6から”Jazz &Fusion”です。 エレクトーン・ポピュラー・シリーズ 19/ジャズ&フュージョン(グレード7~6級) 手始めに、2曲セレクト。 1曲目:ツァラトゥストラはかく語りき(7級) 2曲目:アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章(7級) どちらも有名曲ですが、 ”ツァラトゥストラはかく語りき”はシュトラウス作曲のクラシック曲ですが、”2001年宇宙の旅”のメインテーマで使われてます。 今回は、フュージョン界で有名なデオダードがアレンジしたバージョン。 エレピとブラスによる重厚なサウンドが特徴です。 比較的シンプルな構成、手数もすくないので、この曲は2回のレッスンで合格しました。 ”アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章”は、おなじみモーツアルト作曲のクラシック曲ですが、パーカショニスト斎藤ノブ率いるNOBU-SONSによるめちゃくちゃ明るいアレンジです。 この曲でみっちりしごかれたのは、メロディーのアーティキュレーションです。 バイオリンなどの弦楽器がメロディーになるので、音の強弱や音の長さなどを意識して弾く練習が主体でした。 合格までは1ヶ月くらい掛かった記憶です。。。 ●レパートリーは続々増加中 夏前くらいから6級曲に進みました。 3曲目:仔象の行進(6級) 4曲目:ウォーター・メロンマン(6級) ”仔象の行進”は、皆さんご存知の曲を東京スカパラダイスオーケストラがアレンジした、スカパラバージョン。 ブラスがとっても派手で、時折左手のバッキングとのキメがあったりと、弾いていて気持ちが良い曲です。 ”ウォーター・メロンマン”は、ハービーハンコックの有名曲! 原曲はシンプルですが、曲集ではファンキーなブラスアレンジとなっており、これも弾いていて気持ちいい!! シンセソロも最高ですよ。 2曲とも同時進行でレッスン&練習でしたが、ノリノリの曲なので楽しい思い出ばかりです。 でも、アーティキュレーションは注意されまくりで、ブラスっぽさを出す練習は沢山やりました。 ペダルによるピッチベンドの練習も沢山やったな~。 ●突然、グレード試験受講のオファー!? ラテン&フュージョンで6級曲が3曲仕上がったところで、先生から突然”6級グレード試験受けませんか?”のオファー!!! グレード試験受けるなんて微塵にも思っていなかったのでビックリしたのと、”えっ! いきなり6級? 学習者のための最高グレードって言うけど”って思いました。 しかもテストは12月ということで、3ヶ月しかありません。。。 せっかくなので、”受けます”の返事をしましたが、グレード試験っていったいなにするの? ってところからです。 正直。 6級演奏グレード試験とは? 6級演奏グレードにはAコース・Bコースの二つがありますが、僕が受験するのはAコースです。 概要は、 1)自由曲から3曲演奏 2)課題曲から1曲演奏: 受験要綱:グレードハンドブックに掲載 3)編曲演奏(1曲) : 受験要綱:グレードハンドブックに掲載 です。 エレクトーン演奏グレード 6級 グレードハンドブック(2003.5~2006.4実施分) 自由曲は手持ちの6級曲”アマポーラ”、”仔象の行進”、”ウォーターメロンマン”しかありません。。。。 課題曲は、動機が不純ですが、曲が短い”楽興の時”を選択 編曲演奏は、グレードハンドブックに掲載されている7曲のメロディー譜(メロディーとコードのみ)を元に、自分でエレクトーン3段アレンジして演奏するものです。 7曲とも32小節程度のスタンダード曲なので、メロディーは馴染みあります。でも、”編曲って?” ということで、3ヶ月間は”編曲演奏の極意”と”課題曲を弾きこなす”がレッスンの中心になりました。 メロディーのフェイク、曲調にあったコードバッキング、ベースラインなど、これまでの曲集を弾く練習とはまったく違う、音楽的且つ自分の実力がさらけ出されるレッスンでした。 曲集はリズム・サウンド・アレンジなど、カッコよくデータが組まれてますが、編曲演奏では、自分でサウンドやリズムを組んで、さらに両手・両足で表現する必要があります。 レッスン&練習しながら、フロッピーディスクでデータ供給可能な今のエレクトーンとは違って、昔のエレクトーンはこんな地味な練習ばかりだったんだろうな~。 そうだったらレッスン続かなかっただろうな~。 と、この便利な時代にレッスンできることに感謝! 一方、データに頼らない演奏をすることで、自分でエレクトーンを弾きこなしている感じは強くなってきました。 ●息抜き(!?)に、メイトパーティーに参加 先生のご好意!?により、”グレード試験の練習ばかりだと疲れるから、メイトパーティーにグループ演奏で出ない?”って誘われました。 しかも先生の生徒のItoさんといっしょに演奏するという条件付き。 Itoさんはアルフィーの大ファンで”星空のディスタンス”を演奏したいとのことでしたが、先生からは”二人でサウンド・リズム・アレンジ含め自由にやってください”との無責任(笑)なアドバイス(!?)をいただきました。 唯でさえレッスン通う時間がないのに、二人いないと練習できないじゃん!! バンド譜もとにItoさんはメロディー&ベース、僕はギターや裏メロなどバックと分業し、アレンジも手探りで音合わせしながら進めました。4回の練習でなんとか完成させました。 11月23日の発表会は、藤沢駅前の藤沢グランドホテルの一室で開催されました。 当日は結婚式・披露宴が沢山ある中、ハマヤ楽器全店から参加した生徒により、一室だけは異様な雰囲気です(笑) まるでブライダルプレーヤの選考会!?って感じです。 所謂、披露宴会場のひな壇にエレクトーンが7台置いてあって、ソロ演奏やグループ演奏を披露。 ★クリックするとライブビデオが見れます(Format:wmv,56kbps) 是非、感想を掲示板にお願いします。 演奏曲:星空のディスタンス Ver1 @ 藤沢グランドホテル ちなみに、演奏中に踊っているのは僕の娘です! 実は同じ曲で、11月29日にハマヤ楽器2Fホールで開催されたメンバーズパーティーにも便乗参加して、星空のディスタンスを演奏しました。 演奏曲:星空のディスタンス Ver2 @ ハマヤ楽器2Fホール なんとなくエレクトーン2台で演奏することに違和感を感じながらも、一人じゃない演奏というもの面白いな~と感じました。 でも、メンバーズパーティーに限らず、エレクトーンの発表会はどうも堅苦しいのがイヤですね~ バンドのライブとは程遠く、”発表会”って言う表現が相応しいです。 司会進行も事務的で、演奏も次々淡々と進むところが、盛り上がりに欠けるんですよね~ 街中で弾くイベントの方が楽しいな~と思ってしまいます。 ●グレード試験 受けました 息抜きも終わり、いよいよグレード試験です。 先生からは”合格しないような人は受けさせません。 大丈夫ですよ!”と励ましの言葉をいただくのですが、正直グレード試験の勝手がわからないし、ちょっとでもミスしたら不合格じゃないの?って思うだけで、安心できる根拠は全くありません。。。。 当日、会場(と言っても、いつもの教室)に入り、試験官2名から軽くインタビューを受けました。 簡単にバンド活動の事や、エレクトーンをはじめたキッカケなどを説明したところ、”えっ! エレクトーン初めて1年なのに、いきなり6級受けるの?”って聞かれてもね~。。。 試験の流れは、自由曲2曲(アマポーラと仔像の行進を指定されました)→課題曲(楽興の時)→編曲演奏(No1:エデンの東でした)です。 普段演奏に使っている曲集から楽譜をコピーして持参しましたが、いつもと見え方が違うので演奏箇所を見失ったり、ミスタッチなど発生。。。。 バンドのライブのように楽譜見ないで演奏するほうが良かったと思いました。 結局、後半は見ないで弾きましたが、、、 頭の中は真っ白になりましたが、試験はあっという間に終了。 試験管の講評は、 ”非常にノリ良く、途中で失敗しても最後まで演奏しているのは良い” ”リズムモノが好きなようですが、クラシックもやってみては” ”1年でこのくらい弾けるなら、まだまだ上手くなれると思います” と、合格・不合格に限らず、前向きなアドバイスはいただけました。 結果は年明けだそうです。 駆け足ですが、街頭演奏1回、パーティー参加2回、グレード試験受験と、盛りだくさんの1年でした。 新年早々、グレード試験の発表がありますが、”不合格だったら二度と受けないぞ!”と勝手に心に誓うのでした(だって、駄目なものは2回受けても駄目だと思いません!?)