ヤマダとエディオンが経営統合へ
家電大手同士の経営統合が発表されました。売上最大手のヤマダホールディングスと、第5位のエディオンが経営統合することで基本合意したと発表しました。昨日、日本経済新聞で報道がありましたが、経営統合について検討していることは事実だと両社が発表していました。現時点で決定している具体的な事項はありません、としながらも、明日の取締役会で決議をする予定、とも明かしていました。そして今日、両社が取締役会で決議しました。少子高齢化や人口減少の進行、競争の激化、地政学リスクなど不確実性が続く中での決断となったようです。相互信頼、対等統合を基本方針とした経営統合に向けて、協議・検討を開始したとしています。この経営統合が実現すると、両社の売上高は合算で約2.5兆円となり、家電量販業界での首位を固めることとなります。また、店舗数はFCを含めて9,954店舗となり、10,000店舗に迫る勢いです。対等の精神に基づき、持株会社を2027年10月に設立し、ヤマダHDとエディオンを完全子会社とします。持株会社の会長にはヤマダHDの山田昇会長が、社長にはエディオンの久保允誉会長が就くとしています。本社は東京に置く予定で、両社のブランドは維持する方向で検討する、としています。2027年10月ということは、あと1年4ヶ月ほどしかなく、残された時間は意外と少ないです。ヤマダは2026年3月期の売上が1兆6,918億円で、家電量販店業界1位です。過去に、ベスト電器、マツヤ電器、サトームセンなどの他、大塚家具なども買収し、規模を拡大してきました。エディオンの2026年3月期の売上は7,937億円です。広島県で創業した第一産業(のちのデオデオ)と、愛知県で創業した栄電社が2002年に統合して誕生しています。その後、ミドリ電化、石丸電気、サンキュー(100満ボルト)などを合併し、現在の規模を誇ります。多くのブランドがありましたが、現在はほぼエディオンに統一されているようです。久し振りの大型の経営統合です。これまで知りませんでしたが、エディオンの筆頭株主はニトリで、9.67%の株式を保有しています。当然、ニトリも何かしらの関与があるのかと思いますが、まだそのあたりの報道はありません。今後、この大型経営統合には非常に注目しています。