関東信越国税局職員を懲戒免職
関東信越国税局の職員が、懲戒免職になったというニュースがありました。税務調査で知り合った納税者から、現金約1億5,000万円を騙し取っていたようです。この職員は、茨城県の竜ヶ崎税務署に勤務していた25歳の男性職員です。関東信越国税局は、この職員を詐欺や所得税法違反などの容疑で、さいたま地検に刑事告発もしたそうです。職員は埼玉県内と茨城県内の税務署で勤務していた2022年11月から今年1月までの間、税務調査で知り合った高齢女性の自宅に出入りしていました。そして、この女性に嘘を言い、現金約1億5,000万円を受け取ったとされています。小遣いや交通費、飲み会幹事の立て替え金などの名目もあったということです。また、この女性に対して、「修正申告書に誤りがあった」などと嘘の説明をし、85万6,000円をだまし取るなどしていたということです。さらにこの職員は、虚偽の公文書を示し、「税金を支払えば125億円を受け取れる」などと説明したこともあったということです。動機は、競艇が趣味で賭け金が増え、生活費に事欠くようになったため、としています。この職員は過去3年間にわたり、競艇に約8億6,000万円を投じていたということです。関東信越国税局は、この職員が競艇の払戻金などの収入約3億3,400万円を申告せず、所得税約1億3,500万円を脱税したとして、所得税法違反容疑でも告発しました。これが現時点での全容ですが、にわかに信じられないことだらけです。この職員は25歳ということですが、まだ社会人になって数年というところでしょうか。納税者から多額のお金を騙し取り、それを元手にギャンブルに興じ、脱税までしていたとは、言葉になりません。一体どうしたらこんな犯罪に手を染めるようになるのか、本当に酷い話です。しっかりと裁きを受けてほしいものです。