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テーマ:ニュース(97066)
カテゴリ:経済・社会・企業
小田急電鉄では、今年4月に線全70駅にて、駅係員の胸部に装着する小型のウェアラブルカメラを導入しました。
当時、画期的な取り組みだと思いました。 ![]() リリースによりますと、「異常発生時をはじめ、駅係員が対応を行う現場の状況を記録することで、関係各所が当時の状況を的確に把握できるようにし、事実に基づいた判断を通じて、より適切な対応につなげることを目的としています。 」とあります。 また、警備会社ALSOKへ瞬時に通報できる「ALSOK非常ペンダント」」と併せて携行し、援助が必要な事態にも迅速に対応できる運用を構築する、ともしています。 客同士のトラブルトラブルや犯罪行為、カスタマーハラスメント等が発生した際に着用し、駅構内の安全性を高める狙いがあるということです。 昨今の時世を考えると、非常に有効な取り組みだと思います。 ![]() ウェアラブルカメラは、2025年8月に世田谷代田駅で試行したそうです。
その結果を受けて機器を選定し、今年の33に再度試行期間を設け、これらの結果を踏まえ、4月16日から本運用を開始しました。 先日、取り組み開始から4ヶ月以上が経過した現在、どのような効果が出ているのかを、小田急電鉄の広報部に聞いた記事を目にしました。 ウェアラブルカメラは、警備業界で安全確保や人手不足対策などを目的に使用されている、ということです。 しかしながら、鉄道業界での導入は、試験運用を除くと珍しい事例だということです。 その効果には関心がありました。 記事によると、「効果を測るには期間が短く、導入による直接的な相関関係は不明」としながらも、一定の効果があったのではないか、という主旨の記載があります。 導入前の前年の3ヶ月間では「暴力行為を伴うカスハラは6件、その他も含めたカスハラは10件」発生していたそうです。 ![]() これが導入後の3ヶ月間では「暴力行為を伴うカスハラは0件、その他も含めたカスハラは5件」となっているそうです。 このカスハラ5件は、いずれも駅員がウェアラブルカメラを装着していなかった場面だそうです。 まだ効果を判断するには期間と件数が少ないものの、「録画中」の表示はインパクトがあり、抑止力として働いた可能性がある、としています。 また、ウェアラブルカメラの装着により、駅係員の心理的負担の軽減や安心感向上など、メンタル面の効果もあったということです。 暴言や迷惑行為が問題になる中で、こうした対策は必要だと思います。 小田急電鉄のように、現場で働く人を守る姿勢は素晴らしく、この取り組みが他の鉄道会社などにも広がってほしいと思います。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.09.10 17:07:08
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