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カテゴリ:つぶやいてみる
7月2日(金) 16:30~18:30 関西大学千里山キャンパス 第3学舎 ソシオAV大ホール
テーマ:メディアとライブをつなぐ
佐藤竹善 氏(アーティスト SING LIKE TALKING) 岩尾知明 氏(FM802編成部副部長 藪内知利 氏(『ぴあ関西版』編集長)
小川博司 社会学部教授
竹善さんのブログに紹介されていたシンポジウムに、学生さんに混じらせて頂いて参加して来ました。
どんなシンポジウムであったのか?とお仲間さんからメッセージやメールを頂いたので、簡単に雰囲気だけでも書き留めておきたいと思います。
シンポジウムと聞くと、難しい話しや真面目な話しを聞くのかと背筋が伸びそうですが内容的には解りやすく、それほどの緊張感なくそれぞれの立場からの意識確認のような雰囲気さを感じました。 この日の竹善さんはスーツ姿で髪が今までになく長く見え、ラジオとはまた少し違った話し口調だけど竹善さんらしさのあるポリシーを持ったお話しをされていました。 小川先生は、IT革命の時勢で生でのライブが何よりも一番であるだろうと言う考えを各方面からの立場でパネリストからお話しをお聞きすると言うもの。
薮内先生からは「ぴあ」と言う雑誌が創刊されてから(創刊当時は映画の話題が多かった)チケットの販売方法の移り代わり。今はプレイガイドも減ってきているがチケット事業が出版事業とともに大きな柱である。販売方法も変わってきているが、これから先はチケットレスの時代が来るであろうと。 時代の流れと共に必要になってくるiPadでの電子書籍への対応など。出版もラジオも今までのビジネスではやっていけないと言うこと。
FM802の岩尾先生からは、ラジオはクロスメディアとしてより追求していく。積極的にライブ経験にも関わるよう音楽のメディア体験とライブ体験をつなぐ役割、FM802では申し込み招待制のイベントを年に2回主催していることを例にとって話された。
竹善さんのお話で印象に残っているのは、これからの音楽はパッケージを持たない。(配信が主になる)アーティストは今まで以上に音楽性、理性に責任をもって良い音楽を作り高めていかなければならない。四畳半で曲を書いていた頃と比べれば今はレベルが上がって簡単に録音することも出来る。 そして若い頃はAMラジオを聴いて育ち、リクエストを書いていたのが今はブログやツイッターと移りかわった。それが時代の流れ。
「メディア体験とライブ体験をつなぐ」役割を、それぞれがリレー式で講義された後に質問に応答すると言った形でシンポジウムは終了しました。
どの方のお話も解り易いので、今までの自分が経験してきたことなど思い出し理解しやすかったり、なるほどとこれからの時代にはこうなると便利だけど未だツイッターにも付いていけてない自分では置いてけぼりになってしまうと実感したのも事実な訳です。 貴重な体験が出来、参加して良かったです。
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最終更新日
2010.07.08 21:06:51
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