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マルセルの独り言

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marcelle33

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May 19, 2006
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カテゴリ:ワインの他
昨夜も深夜、
本を読みながらちょいと甘味とスコッチをいただいた。

満願堂の芋きん
SAMAROLI Clynelish 1992 cask6298



満願堂の芋きんは15年前に東京で出会った。以来ぞっこんのファンである。
当時、浅草自体には興味を持たず、何で浅草に行ったかも覚えてない(汗。しかし
今は風情を感じる好い町だなぁ と思いますね。

博多大丸に催事で一週間だけ出しているようで。偶然見つけたは良いが・・・ん~~~。
今日食べれるかぁ?今日食べな意味ないし・・・うぅぅ・・・どうしよう・・・
と悩んだ挙句、2個だけ買いました。実家にも持って行きたかったが急だったものでそれは無理でした。

がわは芳ばしく良く焼けており、その内側はしなやかな弾力があり
もちっとしたなんとも絶妙な歯応えを感じさせる。
これは良くできたバケットにもある種似通うニュアンスを感じる。
芋の餡は、砂糖は使っているのだろうか?芋の甘みだけでこの甘さが出るかなぁ?と思うが
甘すぎず柔らかい甘みがあり芋の風味が心地好い。芋の繊維も残っていて自然な作りを感じる。
芋の品種も知らないが・・・何なのだろう?

芋きん




スコッチは、特に何かを思って考えてチョイスしたわけではないが、無意識に手が伸びていた。
手にしたものはサマローリのクライヌリッシュ。芋きんによくマッチしていた。
イースト系のパンを焼いたような、大豆や黒豆を炒ったような、茹でた小豆、そして醤油、など。
双方の穀物系由来のニュアンスが織り合い重なり素晴らしい複雑味を醸し出してくれた。
まさに芸術である。

マルはハードリカーの楽しみ方に長年のクセがある。それは
開封した後、残8割方になるくらいで後はストックするのである。そして半年、1年と経つごとに
デギュステしながら好みの風味が出るまで待つのです。
このサマローリの品は今1年半くらいである。今まさに絶頂期のようである。
これにトゥワイス・アップすると更に良くなるかも・・・昨夜はしなかった。
因みに先日ご紹介したBERTAはもう5~6年は経っているはず。今頃になってマルの心を奪いにきてくれた。

SAMAROLI  Clynelish 1992

SAMAROLIについて

これはイタリアのボトラーズ。
スコッチにはオフィシャルとボトラーと二つの形態により製品化される。
オフィシャルは蒸留所自身が製品化するもの。一般的である。
ボトラーズはネゴシアンが蒸留所から買い付けた原酒を独自に製品化をするもの。
モルト愛好家は、ワインで言う元詰めかネゴシアンか、という捉え方とは違う捉え方を
していると言っていいでしょう。ワイン愛好家はネゴシ物に良いイメージを持たないが
モルト愛好家はボトラーズに心奪われているようである。マルもその一人である。

さて、このサマローリ。ムーン・インポート、W&Mと並びボトラーズの御三家と言える。
3つの中で一番、レアであろう。
全体的に、骨格がしっかりとあり、筋が通っている。
その中にフィネスを感じ、洗練さを常に感じさせる。
1万円以下で見つかれば有無を言わさず取り敢えず「買い」。
通常2~3万円の間が多いようである。











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Last updated  May 19, 2006 06:52:50 PM
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